腕の次にやることは、鎖骨&肩甲骨の可動域拡張。

そういえば今まであまり特化してやってこなかった。

 

大胸筋(および小胸筋、鎖骨下筋等)を図のようなストレッチで伸ばす。

胸骨から開くと同時に、僧帽筋、菱形筋等で肩甲骨を寄せる。

大胸筋や小胸筋が硬直している場合、拮抗筋であるこの寄せる系筋肉が使えない。

大胸筋、小胸筋をストレッチで伸ばすとすぐ使えるようになります(個人的感覚ですが)。

この際に、背骨と肋骨の関節である【肋椎関節】を可動させるように意識する。

●は1個しかついてないけど、骨と骨の結合部全部が肋椎関節です。

特に意識すべきは、拘束背芯部分(高岡英雄氏論)。

猫背気味で肩甲骨を寄せることが出来ていなかった場合、この部分の硬直が起こります。

肺活量の低下や酸素供給不足などが起こります。

この動き、硬直を解消することで呼吸がとても深くなります。

 

また、第1肋骨(~第3あたりまで)の肋椎関節が動くことで、連動して(ロベットブラザー)胸椎12番の関節もより動かせるようになります。

 

副腎疲労(アドレナルファティーグ)の回復などにも繋がります。

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注意点は左右バランスよく調整すること。

左右バランスの崩れは、骨盤のゆがみや顔の歪み、噛み合わせの狂い、頭皮等の皮膚の捻じれなどに繋がります。

逆に言えばこれらの調整で歪みや捻じれが全身に連動して治っていきます。

 

より高みを目指して人体の機能追及、昨日より今日、今日より明日。

今のままでは何も変わらないということを意識して、何かしら新しい身体の使い方を改良していく日々です。