腕の始まりであり、脚の始まりであり、上半身と下半身の分岐点である胸椎12番。

つまりは身体の中心点といっても過言ではない1点。

 

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この1点だけを意識し、可動させ、他は脱力する。

と言うのは簡単だけど腑に落ちるまでやりこむのが中々難しい(;´・ω・)

 

みぞおちを意識に上げ、背面に意識を持って行ったらそこに胸椎12番がある。

筋収縮のバランスを少し間違うと、肋骨の下が出っ張ってしまい、背骨のS字バランスがj崩れる。

過去記事※仮)ストレートネックと肋骨の開きの関係

脊柱起立筋群の使い方を間違うと、肋骨が出てしまう問題。
反る位置、意識に上げる点が胸椎12番より上になっている状態であり、反るべきではない胸椎を反ってしまうことで肋骨が出る。
※また回転する点が胸椎12番から上下へずれることで、肋骨を痛めたり(骨折)、腰椎を痛めたり(すべり症)するので、ピンポイントで使えるようにすることがとても大事。
 
 
胸椎12番をピンポイントで捉えられれば肋骨の出っ張りはなくなります。
 
ただ長い期間、間違った使い方で肋骨が出っぱなしの人は、またそうでなくとも胸椎12番が硬くなっている人は、
まずは関節の硬化、癒着を徹底的に取る必要がある。
 
つまりは圧倒的に硬くなって弱っている筋肉を鍛えること。
特に筋トレなどしなくても、日常の使い方を胸椎12番を基軸に動かすように変えることで、日に日に動き、肋骨の形、角度などは変わってくる。
 
呼吸の量や首回りの脱力、歩き方、内臓の血行などに大きな変化が出てくる。
 
というところが先週までのもの。
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【4スタンス理論をちょっと取り入れてみる】
 
以前少し書いてた4スタンス理論を思い出し、胸椎12番を支点として肩甲骨を骨盤をクロスさせて使っていく。
それにより胸椎12番の回転可動域をアップさせる動きが出来るようになる。

仮)肩甲骨と寛骨の対角線連動

 
徹底的にやりこんで、無意識の動きに落とし込む。
もうちょっと時間はかかりそう(◎_◎;)
 
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【必ず最後は弛めること】

胸椎12番を反らせる動きばかりしていると、その内側にある臓器の血行が悪くなります。

特に副腎が収縮しっぱなしになると、ストレスホルモン(アドレナリン、コルチゾール等)が出っぱなしになったりで、疲労感が出たりテンションが上がらない状態が続いたりしてしまいます。

 

牛のポーズや赤ちゃんのポーズなどのアーサナで弛めることが大事です。