【脚が太くなる原因】
脚(太もも)が太くなる原因として、歩けば歩くだけ筋肉が発達してしまうというのがあります。
というかそれが原因の方が半分くらいだと思います。
※もうひとつは食べ過ぎおよび血行不良ですが(/ω\)

脚を前に出したり、太ももを上げるという動きは、太ももの正面側の筋肉を使います。
【歩く】という動作に対して、【脚を前に出す】という意識で歩いてしまうと、歩けば歩くだけ筋トレになってしまい、どんどん太くなる上に脂肪でコーティングされますので、その歩き方のままウォーキングやランニングしても細くなるどころかむしろ太くなり続けます。

ではどうすればよいか?というと、

脚を上げる、前に出すという意識を捨て、踵(かかと:重心)を後ろ方向に蹴る。という意識で歩くと良いのです。

そうすることにより正面側の筋肉を使わなくなりますので、入院してる時に筋肉を使わないことにより脚が細くなるよう、普段使わない筋肉となり細くなります。
※ちなみに正面側の筋肉は止まる時(停止するとき)に使うブレーキの役割を担っています。

【重要なのは重心の位置】

これは以前何度か書いてきた記事を参考にしていただきたい。
ウナ と呼ばれる(高岡理論)踵側にある内側のくるぶしと脛骨の真下に位置する重心ポイント。
※脚を細くする方法かつ、O脚が治る方法。 http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-10962693505.html

【歩かずに歩く】

これが今回初めて書く内容。というかこの表現で伝わるかが不安です(/ω\)

歩く、走る等の脚を動かす筋肉というのは、背中についています。
正確には背中というより、背骨についている大腰筋という筋肉になります。
※:第12胸椎~第4腰から繋がっており、胸と腰の境目から下が脚を動かす筋肉ということになります。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


なので正しい歩き方をすると、背中の筋肉が発達し、綺麗に割れてきます。
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


正しい歩き方をして背中(大腰筋)が発達してくると、お腹周りの肉が背中へ引っ張られ、また横っ腹の肉も背中に引っ張られるために、腰にくびれが出来てきます。

歩く時に重心を意識すると同時に、ちゃんと大腰筋が使われているかどうかを感じ取ることも意識すると良いです。
みぞおちから下が脚。という意識です。


歩かずに歩く と表現したのは、自分が歩き方を改造(修正)する上でやったことなのですが、
【脚には全く力を入れずに、慣性、惰性のベクトルで歩く。腰から下には全く意識を流さず(電流:神経、意識 が全く流れていない感じ)全身を脱力し大腰筋のみに意識を集中する】という意識なのでが、こうやって書いていても難しい。

例えば100m走で全力で走る場合は、背中を爆発させる ということになるのです。
速く走るために太ももを上げる というのは完全に間違った意識だということです。


やはり一番良い練習法として、表現が良く出来ているのは高岡氏の言葉を借りるしかないかな・・残念(ノω・、) ウゥ・・・

【足ネバネバ歩き】

その名の通り、足が地面にネバネバとくっついているイメージで歩く。
粘ついているので足の裏を地面から剥がすような意識で歩く。
そうすることにより大腰筋(今回は書いてないですが腸骨筋も)へ力が加わっているか感じやすくなります。

歩き方の改良は、本気で変わろうと思えば数日で変わります。24時間意識して歩いていれば、効果は数日で出ます。

重心への意識、背中への意識、後ろへ蹴るという意識。

こればかりはやってみないと感覚を掴めないと思います。

よりわかりやすい説明は


身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法



究極の身体 (講談社プラスアルファ文庫)
などをご参照ください。


脚が太い人、細い人の違いは、遺伝のせいでもなく、脂肪細胞は増えたら一生減らないとかいうことでもなく(脂肪吸引は身体の使い方、食生活を変えない限り元に戻るので意味はない)、
身体の使い方の違いだということです。

人体の構造がヒトで五体満足である以上、その差は使い方の差でしかありえません。