日光からこんにちわ
TRE®国際認定プロバイダー
山本佳子です。
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T=Tension & Trauma
R=Releasing
E=Exercise
緊張解放エクササイズ
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「本当の感覚が生きている状態」と
「鈍っている状態」は、
見た目では区別がつかないことも多いけれど、
内側の“質”や“感じ方”には、確かに違いがあります。
① からだのサインでわかる
本当の感覚が使えているとき、
身体はだいたい「ひらいて」います。
呼吸が自然に深くなる
胸やお腹にスペースがある
小さな喜びや美しさに反応する
逆に、感覚が鈍っているときは、
呼吸が浅い
体が硬く、こわばっている
何を見てもピンとこない、興味が湧かない
心よりも、まず身体が教えてくれることが多いです。
感覚は“思考”ではなく“体”に宿っているから。
② 行動の動機の違いでわかる
感覚が生きているときの行動は、
「~したい」「なんか気になる」「やってみたい」など、
軽い衝動や好奇心から自然に湧き出ます。
一方、鈍っているときは、
「やらなきゃ」「みんなやってるし」「これが正解っぽい」と、
頭が主導していることが多いです。
やっても疲れたり、満たされなかったりします。
③ 「満足」なのか「麻痺」なのかの見分け方
ここが一番ややこしいですよね。
穏やかで何も求めていない状態は「満足」のように見えるけれど、
実は“感じる力”が落ちているだけの「麻痺」のこともあります。
見分けるポイントは──
=状態 満足している場合
心の状態 穏やか・静か・安心感がある
身体感覚 ゆるんでいて呼吸が通る
周囲への反応 小さなことにも温かい気持ちが湧く
内なる声 「今これでいい」と感じる
=鈍って(麻痺して)いる場合
無感覚・空虚・何も感じない
どこか重い・固まっている
周囲への興味が薄い・人に反応できない
「何も感じないけど…まあいいか」と諦めっぽい
感覚を取り戻すヒント
・自然の中でただ“感じる時間”をもつ
・呼吸・身体の内側を観察する
・「小さな心のYES」を拾う(“なんかいいかも”の瞬間)
・逆に「なんか違う」と感じたら、それも正直に認める
「本当の感覚を使えているかどうか」は、
頭で判断するよりも、
「いま自分の中に“生気”があるか」で見ると分かりやすいです。
生気=命の気配。
少しのときめき、あたたかさ、呼吸のひろがり。
などなど。
「感覚」が大切なのです。
次回は、
「身体を感じることが、
自分と繋がる、頭と身体が繋がり、感覚を取り戻す」のはなし
続く
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〜からだの声に耳をすませ、緊張をほどく時間〜
無意識にため込んだ日々のストレスや緊張
神経系の深い部分からゆるみと安心を取り戻す
山本佳子【公式】感覚の旅
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