煩わしいからこそ向き合ってみる | お一人様の為のラストパートナー 丹尾宏司のブログ

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福井県内葬儀社で1級葬祭ディレクターとして1000件以上の遺族に関わる。その経験と医療知識を基に、安心した旅立ちを届ける活動を展開する復元納棺師。また各専門職との連携を図り、お一人様のパートナーとなってワンストップサポートを展開中。

新型うつ病なるものが巷では出ているようです

 

うつ病に「新型」も「旧型」もあるか!

(初号機)

 

端的に言うと

職場などではうつ症状ショボーン

趣味やプライベートでは普通グラサン

そんな人が多いのでは?

なんなら自分もそうかと思いますが・・・照れ

 

何でも「うつ」と付ければ良いというのはどうかと、、、

医療側の勉強も

カウンセラーの勉強も

うつの経験もして来た身からすると

 

ちょっと行き過ぎてないですか?という感想です

 

うつ病の方を否定するつもりは毛頭ないですが

なんでも「うつ」と付ければ良いのかというと

それは全く別の話

 

 

今にうつハラとか出て来そうです酔っ払い

ハラハラハラハラと言ってるから

挙句の果てにハラハラまで出て来る始末

 

 

 

そんな話に付き合うのも手がかかります。プンプン

(「。」付けました!)

 

 

↓ちなみに新型うつ病の説明と共感できる内容です↓

 

 

 

家族葬の特徴として説明して来て

ついに最後の3つ目

 

煩 わ し い

 

家族だけなのに

煩わしい

 

複雑という所と重複するところもありますが

煩わしい

 

料金も納得して葬儀も無事終わり

来てもらわなければならない人にも連絡して

身内だけでできたのに

煩わしい

 

理由は

その他大勢の人が後日自宅にやって来る

もしくは

電話で連絡して来る

ということが起きるからです

 

電話で連絡来るのも昼夜問わず

その時は電話対応だけで済みますが

近場で自宅に来れる範囲にいる人は

 

来ます

 

必ず

 

来ます

 

自宅に

 

来ます

 

しかも

いる時を見ていたかのように

来ます

 

あれ、絶対どっかから見てますからねぇー目

 

 

無事終わった~では済まないんですね

特に地方は

 

なぜなら

自分の身内の葬儀の時に

香典や供花や供物をいただいていたら

逆の時には同じように出すのが

礼儀・常識となっているところがあるからです

 

だから自宅に来る時は

その分の香典や供花・供物代を

包んで持って来るようなことが起きます

 

ということは

その分のお返し(3割~5割)の準備が必要になります

 

これ、いつまで続くか分かりません

一週間かもしれないし

49日までかもしれないし

一周忌までかかるかもしれないし

 

続くであろう期間は返しを準備しておかないといけないわけです

 

いろんな人の対応が煩わしいから家族葬にしようと決めたのに

かえって煩わしくなることが発生します

 

こればかりは

遠くへ移住するくらいしないと

避けられません飛行機

 

煩わしいからと目を背けるのではなく

何が煩わしいと感じているのか

そこを見つめると

ベストなやり方が見つかると思います

 

 

3つのことを説明してきましたが

特段の事情が無い限り

一般葬として普通にした方があっさりしています

 

人が亡くなることは

どんな理由があっても恥ずかしいことはないです

 

小さい赤ちゃんであれ

天寿を全うされた人であれ

事故や災害で亡くされた方であれ

自ら命を絶ってしまった人であれ

 

そのことを隠すために

家族葬を選ぶことはするべきではないと思います

 

ただ、家族の事情によって前向きな理由でするのは

有りだと思います

 

もし遺体の損傷があって

顔が見せられるような状況ではないというのであれば

私と同じような復元納棺師も

全国に300名位はもういるのではないかと思います

その他にも同じような技術を持っている人たちはいます

 

 

家族葬というキャッチーなワードに振り回されずに

一旦しっかりと考えた上で決めたら良いと思います

 

家族葬は専門業者以外でも

普通にできますから

「家族葬専門」という看板に

簡単に釣られちゃだめですよびっくりマーク

 

 

お気を付けください照れ

 

 

にしても

養老孟子さんが言われているように

生きている人の方が煩わしいという理由が

ふとした時に深く刺さります目