How to fly・37 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想書庫です


苦手な方はお気を付けください





















服を 脱 ぐ

服を 脱 が せる



「なんか…恥ずかしいんですけど」

「俺も」

「ほんと?」

「もうなんにも隠してないからじゃね?真っ裸ってのは恥ずかしいもんなのかもな」

「あー…そっか、そうかもね」



店内で 抱 く 時は、固い床に膝や背中を付けさせない為に、立って後ろからというのが定石だった

テーブルや椅子に身体をぶつけてしまっても直に肌が当たらないように、出来る限りの着衣も心掛けていた

だから、俺の下で横たわる彼を見るのも、二人が何も身に付けていないのも、初めてだ



「真っ白だな…」

「目がエロいですよー」

「エロいことしようとしてんだからエロくなって当然だろーが」

「確かに、ここも…エロ~い」



伸ばされた左腕が腹を伝い、膨張しているモノに触れた

背骨がビリッと痺れて、硬直する

すぐにじわりと汗が浮き出てくる



「あんま… 弄 ん な …」

「だってー、こんなにやる気満々なのを見せ付けられたらさぁ、こうしてあげたくなっちゃうなー」

「ちょっ…ばかっ お前っ」



親指で先に溜まっている 粘 液 をくるりと混ぜ、それを手のひらで伸ばし、輪を作った指で前後する



「わぁ…どんどん熱くなってく…すごぉい…」

「そんなっ 弄 られたらっ 当たり前だろっ」

「男が触ってるのにねぇ?」

「お前が触ってるからだっ」

「うれし…」



優しい声と、優しい眼差しと、優しい手

この素晴らしい雰囲気をもっと長く、ゆっくり味わいたいのに、それをぶち壊す音を発しているのは俺の下半身

ぬちゃぬちゃと 卑 猥 な音が聞こえている

 欲 情 を隠すつもりはないが、今は彼の耳を塞いでしまいたい

俺の耳も…と意識がこめかみに近付くと、血管が音に同調して強く脈打っていることに気付く

意識も無意識も全てを自在にコントロール出来るならば、優しさのみで構成される セ ッ ク ス がいいに決まっている

しかし今は



「あー、完全にっ 無理だっ」

「なにがー?」



 ち ん こ は猛烈に痛いし、痛いのに猛烈に悦んでいるし、血管は切れそうで、今すぐにでも腰を打ち付けたい



「ちょ…一回、手、離せって」

「えー?離していーのー?」



目もエロさを越えて血走っていると思う

それを気合で見開く

彼の様子が知りたい

力を抜くことが出来ない首を軋ませて、首、胸、腹をやっと越え、視界が腰に届く



「お前も…やる気…まんまん、だな?」

「そーかもねー?」

「なら、こうだっ」



俺を 弄 っ て いた腕を掴む


残念ながら優しさで溢れる素晴らしい セ ッ ク ス は出来そうもない

だから今回は、お前がこっちの 欲 情 MAX・ガツガツ エ ロ セ ッ ク ス の世界に来いっ



「なんで止めるのー、もう少しだったのにー」



言われた通り、限界の俺をぶら下げて浮いていた腰を、膝を滑らせて開き、彼に密着させる



「んっ…や…」



反射的に押し返そうとする腕

それをしっかりと抱き込み、腰を前後左右に 擦 り 付け、俺と彼を 絡 ませる



「んっ…んぅ」

「くっ…う…」



熱さが倍になった

 卑 猥 な音も倍になる

見なくても、感じる熱と絡まる音で、お互いの状態を察することが出来る



「一回…出すぞ」

「んん゙っ」



肩で彼の顎が頷いたことを確認して、 擦 り 付ける腰の動きを早くする



「や、あっ…」

「ゔっ…」



腹の間にぬめりとしたモノが広がる

一回目の 射 精



「ふふっ…ふふふっ」

「んふふ…ふふっ」



驚くほど早いそれに、顔を見合わせて笑った

















つづく