二人に名前があるとしたら・22 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















今から帰りますコールからの逆算

料理のレパートリー

家事諸々



この暮らしも随分と快適になった



なんといっても、二人の距離感な!



もぉな~


すっげぇ心地良いんだよなぁ~




「…ただいまぁ」

「おかえり~」



恒例のお帰りハグ

ぎゅーっと抱きしめると、くた~っと力が抜ける



「すぐ寝る?」

「…ん」

「ベッドまで行こう、ゆっくりでいいから」



最近の心配は、ニノの仕事とそのスケジュール

玄関に入った途端、自分の身体を支えることも放棄するくらい疲れてることが多い



「明日の時間は?」

「………ご」

「5時な、分かった、ちゃんと起こすから」

「あ…台本……覚えなきゃ…」



一度閉じた瞼を無理矢理上げて起き上がろうとするから、身体をグイッと押して倒す



「一回寝なきゃダメだ

4時に起こす、そこから集中して覚えよう」



手のひらを瞼の上に乗せて、強制的に眠らせた




「よし、アラームセットして…って二時間も眠れねーじゃん!」



いくら今が大事な時だっていっても、こんな過酷な状況が続いたらニノが潰れるんじゃねーかって


心配になるんだ






「いいじゃん、完璧」

「ふぅ~、よかったぁ」


「時間も間に合ったし」

「大野さんとだからだよ~


台詞合わせチョー上手いんだもんっ」

「そ~かぁ?」

「余計な情報入れないで淡々とやってくれるところとかも俺は助かるしぃ


大野さんが相手だとやる気も出るし、楽しいし~」

「はいはい、ほら、時間だぞ」



数時間でも寝れば、ニノはいつも通りの元気を取り戻したように見える

けど、無理してるに決まってんだ




「いってきますっ」

「いってきまぁす」

「あれ?」

「なに?俺も一緒に出るんだけど」

「えー!そうなの?こんな早くから?」

「そう」

「でも電車も動いてないんじゃ…」

「いいからいいから」



驚いてるニノの肩を抱いて、玄関の鍵を回した





「こんな朝早くからデートですかぁ?」



地下に向かうエレベーターの中

肩に回してた腕でグッとを抱き寄せると、それをもみもみしながらニノが聞いてきた



「まぁね~」

「…え?嘘!ほんとにデート?!」

「ふふっ」

「誰?!俺も行く!!」



自分からデートとか言い出したくせに慌ててるぅ



んふふ~


今日も朝からかわえ~なぁ~

















つづく