※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
祝☆二宮さんお誕生日企画第四弾
『日曜日に』
「ニ~ノ~」
いつもより幼い雰囲気を持って、大野さんが来た
「あれ?珍しいですね、今日はオフじゃなかったですか?」
「だって日曜日じゃん?」
「確かに今日は日曜日ですけど…」
「日曜日が休みって嬉しくない?」
「どこも混んでいそうなイメージです」
「混まないとこ行こう!」
「はい?」
「行こー!」
「え?私はゲームをしたい…のに…あぁ…聞いてないね…」
手を引かれて、マンションを出る
「じゃじゃーん!」
「…これは?」
「自転車!」
「見れば分かります」
「借りてきたんだ~」
「…なぜ?」
「日曜日がお休みだからっ」
「理由になってません」
「乗って?尻が痛くならないように座布団巻いてきたっ」
「…はいはい、ありがとうございます」
楽しそうな大野さんに抵抗するのは無駄だ
「乗ったぁ?」
「乗りました」
「オイラにちゃんと掴まっとけよ?」
「はい、ぎゅー、掴まりました」
「しゅっぱぁ~つ♪」
二人を乗せた自転車は、キコキコとペダルを鳴らして街を進む
「風が気持ちいいね~」
「ですねぇ~」
「どこ行く~?」
「混まないとこ行くんじゃないんですか?」
「えー?な~に~?」
「…公園!!」
「らじゃー!」
たまには目的地もなく進むのもいい
最初に見付けた公園で自転車を止めた
「あの坂道をピューって下るの気持ちよかったねっ」
「…酔う寸前で覚えておりません」
「え?あ、そっか!じゃあ帰りはニノが前で漕ぐほうがいいねっ」
「…なぜ」
「自分で運転したほうが酔わないかな?と思って」
「あの坂道を登るの?あなたを乗せて?チョー大変じゃない?」
「大丈夫大丈夫!」
「もう…まぁ、いいや」
せっかくのオフが日曜日なんだ
流されていきましょうかね
つづく