二宮さんご生誕記念祭2016・4 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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祝☆二宮さんお誕生日企画第四弾


『日曜日に』





















「ニ~ノ~」



いつもより幼い雰囲気を持って、大野さんが来た



「あれ?珍しいですね、今日はオフじゃなかったですか?」

「だって日曜日じゃん?」

「確かに今日は日曜日ですけど…」

「日曜日が休みって嬉しくない?」

「どこも混んでいそうなイメージです」

「混まないとこ行こう!」

「はい?」

「行こー!」

「え?私はゲームをしたい…のに…あぁ…聞いてないね…」



手を引かれて、マンションを出る



「じゃじゃーん!」

「…これは?」

「自転車!」

「見れば分かります」

「借りてきたんだ~」

「…なぜ?」

「日曜日がお休みだからっ」

「理由になってません」

「乗って?尻が痛くならないように座布団巻いてきたっ」

「…はいはい、ありがとうございます」



楽しそうな大野さんに抵抗するのは無駄だ



「乗ったぁ?」

「乗りました」

「オイラにちゃんと掴まっとけよ?」

「はい、ぎゅー、掴まりました」

「しゅっぱぁ~つ♪」



二人を乗せた自転車は、キコキコとペダルを鳴らして街を進む



「風が気持ちいいね~」

「ですねぇ~」

「どこ行く~?」

「混まないとこ行くんじゃないんですか?」

「えー?な~に~?」

「…公園!!」

「らじゃー!」



たまには目的地もなく進むのもいい



最初に見付けた公園で自転車を止めた



「あの坂道をピューって下るの気持ちよかったねっ」

「…酔う寸前で覚えておりません」

「え?あ、そっか!じゃあ帰りはニノが前で漕ぐほうがいいねっ」

「…なぜ」

「自分で運転したほうが酔わないかな?と思って」

「あの坂道を登るの?あなたを乗せて?チョー大変じゃない?」

「大丈夫大丈夫!」

「もう…まぁ、いいや」



せっかくのオフが日曜日なんだ

流されていきましょうかね

















つづく