続・傘を持つ豚10 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「大丈夫!そんなことで傷の治りが遅くなるような初心者じゃないからっ

仕事のあとは格別なんでしょ?

飲んでいいよっ


乾杯しよーっ」

「乾杯?キミも飲むの?」

「飲むの!早く準備してっ」

「はいはい」



ニノが開けてくれた缶から、水の蓋をしていたプラスチックに数滴落とされるお酒

コンッと当てて、乾杯した



二度目のお酒

やっぱり苦い~




「あのね?」

「ん?」

「人間を担当する時に色んなモノ見るんだけどね」

「うん」

「ニノはぁ、チラリズムって好き?」


「ぶふっ」



二本目の缶が開いて、俺も二杯目のプラスチック入りのお酒を飲み干した

身体がカーッと熱くなってくる



「あははっ 口から噴水出たぁ~」

「けほっ…チラリズムって…そんなのどこで学んだのよ」

「好き~?」

「まぁ…そうね、全部見せられるよりは、隠されたほうが好み…かな?」



おぉー!学んだ通りだ!

ってことは、この丸々オープン状態はニノの好みじゃないってことだねっ



「それではご要望にお応えしてぇ~

チラリズムぅ~

やりまぁーす!」



傘を身体の前に持ってくる



「チラッ♡」



見ると気分がアガルって言ってた急所をチラ見せして


すぐにまた傘で隠した



「チラッ♡」



次は膝を開いた状態でチラ見せして

またすぐ隠して



「チラッ♡」



今度は身体を捻ってお尻をチラ見せした



「ぷっ…ふははははっ」



ニノが笑ってるぅ~



「ふははっ ははははっ


あぁ~腹痛い、凄いね、チラリズム完璧

可愛い、すっごく…大野サンは可愛いねぇ」



いつも急所をくりくりしてた指が

頭をなでなでしてくれた



「ニノもその顔、とっても可愛いぞ~」



その顔でもっと素直に笑ったらいいのになぁ



「ニノはいい子なんだからさぁ~

寂しいなら甘えていいんだぞ~?

甘えるニノはきっとすっごく可愛いぞ~」



ニノになって、ニノに出会って

たくさんのニノが居るってことを知った



「いい子って…おじさんに向かってなに言ってんだか…」



ほんのり赤かった耳が、ぱっと一気に真っ赤になった



「いいよ~ ニノ~ 可愛いぞぉ~…チラッ♡」

「ふはははっ」



よーし!ニノが楽しそうだ!


可愛く笑うニノだぁ~!



「ニノもチラリズムやれー!」

「やりません」

「そこの缶でチラチラしろー!」

「こんなんじゃ隠れねーよ!」

「おぉ?!さては…でっかいな!ニノ!」

「大野さんの顔で下品なこと言うなっ!」

「真っ赤になっちゃってぇ…可愛いニノ♪」

「うっさい!」




意地悪ニノも、しょぼくれニノも、寂しそうなニノも


それから可愛いニノも、素直じゃないニノも

全部が本当のニノだったんだな~

















つづく