LOVEDOLL・19 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「和也ですっ 参りましたっ」

「はよー」

「潤様、おはようございます!」

「今日は元気だな」

「はいっ」

「元気だと思ったよ~」



まだなにもご報告していないのに

さすが潤様だなぁ~


俺のことなんてお見通しなんだなぁ~!



「今日も良い天気ですねっ」

「そうだな」



お天道様までお祝いしてくれてるのかも?

むふふっ ありがとうございますっ



昨夜の事が幾度となく思い返されて

口元が緩んでしまうのを止められないっ





「こっちに来い、見せたいものがあるんだ」

「はいっ」



朝の掃除を終えて、お屋敷の奥へ進む潤様についていくと

真新しい障子に張り替えられたお部屋が見えてきた



「開けてみろ」

「はい」



戸を左右に開いた先には

真新しい畳と、真新しい家具



「わぁ~、素敵なお部屋ですねっ」



昨日までは無かったのに、一夜にしてこんなお部屋を作ってしまうなんて

やっぱり凄いなぁ~




「お前の部屋だ」

「なるほど~!それはそれ…は……えっ?!」

「家具は俺の趣味で揃えてしまったから少し…派手か?

今度家具屋を呼んでお前好みに作り替えよう

他に入り用な物があればなんでも言え

全て一流品で揃えてやる

これで、いつでもこの屋敷に入れるな

約束の儀も盛大にやるぞっ」

「…約束の…儀?」



まさか、潤様が、俺を契り候補としてこの屋敷に迎え入れる話を

ここまで真剣に考えていたなんて…



「カズ?どうした?これでは気に入らないか?」

「いいえ!勿体無いです!私なんかの為にまさかここまで…」

「早く元気になって欲しかったからさ~

おめでたいことは早く進めた方がいいだろ?」

「…はい…ですが…」

「なに?」

「潤様は理想が高くていらっしゃったはずでは…」



そう、いくらなんでも俺なんかを本当に迎え入れるだなんて…



「考えたんだよ、色々とね

今更、全然知らない奴と添えって言われても面倒臭いし

この屋敷は独特だろ?領地を狙ってる奴もいるんだよ

その点、お前は信用出来る

生まれは知らないけど、育ちは文句なし、器量も抜群、俺との相性も問題なし!


お前しかいないって、確信したんだっ」




…どうしよう



大変な事になってしまった

















つづく