足立区からの手紙(異議申立て等の回答) | 東京都足立区梅田8-13都営住宅敷地に認可保育園等の設置を求める会

東京都足立区梅田8-13都営住宅敷地に認可保育園等の設置を求める会

東京都足立区梅田都営住宅敷地に認可保育園及び学童保育室の設置を!
足立区子ども施策調査特別委員会で継続審議中。
次回2013年6月30日午後の審議。
いろいろ足立区に意見をしたりしていますが、
議論がかみわず。

先日、足立区教育委員会子ども家庭部子ども家庭課から

手紙がきましたので、内容につき、紹介します。


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●●様


足立区教育委員会子ども家庭部長

●● ●●(4月からの新任の部長名)


日ごろより区政並びに保育行政につきまして、ご意見、ご提案をいただきありがとうございます。

この度の認可保育園入園にかかる不承諾並びに足立区へのご要望について、

ご意向に沿うことができず誠に申し訳ございませんでした。

区への要望及び平成25年3月14日の面談において課題となっていた事項について、

下記のとおりお答えいたします。なお、引き続き検討が必要な事項も残っておりますが、

●●様はじめ皆様のご意見、ご提言をいただいたことにより心より感謝申し上げます。


今後とも忌憚のないご意見、ご要望をいただき、併せて保育行政への理解を賜りますよう、

重ねてお願い申し上げます。



1.足立区へのご要望について 

(1)認可保育園の増設及び3歳以降の認可保育園の入園の保障について

  認可保育園については、「大規模開発等により全年齢にわたり相当多数の

  保育需要が集中している地域」に整備するという方針に基づき、

  25年度は千住地域に1ヶ所、26年度は綾瀬地域に1ヶ所の開設を予定して

  おります。25年4月には366人の3歳児が新規に認可保育園に入園していますが、

  今後も3歳児の募集人員について留意してまいります。


(2)地域ごとの待機児童の把握およびその対策について

  待機児童解消アクションプランでは、区内13ブロックをさらに49地区に分けて

  保育需要を分析し、対応の為の基礎としています。これをもとに認可保育園及び

  多様な保育サービスを計画的に整備し、待機児童解消を図っているところです。


(3)緊急策としての認可外保育サービスの整備並びにアレルギーや発達支援等の

  子どもの受け入れ支援について

  認証保育園や小規模保育室の整備については上記(2)でお示しした考え方で

  進めてまいります。

 

  食物アレルギー対応については、認可保育園と同様に、除去食等の対応を

  原則としておりますが、アレルギーの状態によっては、施設で対応できない場合もあり、

  弁当をお持ちいただくこともあります。アレルギーがあるというだけで、入園できないという

  ことがないように、今後も各園を指導してまいります。


  発達支援児については、園の体制如何によって受け入れが困難な場合もあります。

  また0歳から2歳では診断が難しいため、現在は障がい福祉センターあしすとと

  連携しながら、発達の気になるお子さんの保育を進めております。


2.その他の事項について

(1)4.5歳児の集団保育の必要性及び私立幼稚園の活用について

  4.5歳児については、集団での行動が重要となってくるため、

 3歳児以上の園児を受け入れている認証保育所では、

 日常的に異年齢保育や近隣保育所との交流、

 小学校入学に向けてのカリキュラムを導入するなどの工夫をしております。

 また区が行ったアンケート(認可外保育施設等における3歳児入園希望先意向調査)に

 よれば、小規模保育室の利用者の6割、家庭福祉員(保育ママ)の利用者の5割が幼稚園に

 入園を希望している実態がありました。幼稚園との連携も踏まえて、保護者の方の

 多様な意向を満たすことが必要であると認識しています。


(2)入所判定指数における、私立保育園希望加算について

 認可保育園入園希望の際に、私立園のみを希望する場合、

 実施指数に5ポイントの調整指数加算をしておりますが、今後のあり方については

 平成27年度に開始が予定されている子ども・子育て支援新制度への移行を

 踏まえ検討いたします。


(3)入園希望園の数を増やすことについて

  上記(2)同様、今後検討いたします。


(4)認定子ども園について

  私立幼稚園の預かり保育とは異なり、幼稚園型認定子ども園はフルタイム就労世帯でも

  活用できる制度となっております。子ども・子育て支援新制度の実施に向けて、

  幼稚園からの認定子ども園移行を促進します。


以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



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以上手紙。


ここからは感想。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします、と書いてあるが、

まったく、理解できない。


昨年傍聴し始めてから、まったく良くなる兆しがない。

こんな状態だと、そのうち待機児童ランキング上位に君臨するぞ。足立区。


追記しておくと、

2(1)の、認可外にいる4.5歳児は、日常的には集団生活が送れない状況になっている。

他の保育所や小学校との交流は、せいぜい月1回程度。

5歳児プログラムなんてものを公立の保育園にやっているのに、

認可外保育施設のこは、小学校へのスムースな導入の対象にすら入っていない。



また、2歳児の進路希望について、小規模保育室や保育ママはパートの方が多いことや

認可保育園はフルタイムでも難しいから、あきらめている、ということを

わかっているのだろうかと思う。

需要を真剣に把握する気持ちがないのがよくわかる。

子ども家庭部長が変わったり、外部から教育委員会に人を招聘しているので、

もう少しやる気をみせてほしい。


また区長の手紙で反論していこうと思います。