【Fedora39 Cinnamon デスクトップ・カスタマイズ】
Fedora39 Cinnamonのインストール直後のデスクトップです。
すっきりしたデスクトップですが、カスタマイズしていきます。
【パネル・アイコンの中央揃え】
パネル上のタスク・アイコンは、左側にあります。Cinnamonではパネルの自動中央揃え機能がないので、アナログ的に中央揃えを行います。パネルを右クリックしてパネル編集モードをオンにします。次にアプレットをクリックして起動します。
アプレットの中をスクロールしてスペーサー・アプレットを探します。
スペーサー・アプレットをクリックして「+」をクリックします。
パネルにスペーサーが追加されます。
今回は、スペーサーを2個追加し、ユーザー・アプレットもパネルに追加しました。
スペーサーは、ドラッグ&ドロップで左側へ移動させます。
スペーサーを右クリックして設定をクリックします。
スペーサーの設定画面が表示されたら、スペーサーの余白の幅を調整します。
スペーサーの余白量に応じてパネルの余白幅が広がります。
2個のスペーサーで余白の幅を調整してパネル・アイコンの中央揃えを完成させます。
【システム設定でCinnamonのテーマ・背景・ウィンドウ・デスクトップをカスタマイズ】
外観の変更は、テーマで決まります。
システム設定からテーマを選択し「Advanced settings」をクリックします。
「アプリケーション」「アイコン」「デスクトップ」の設定を変更します。
デフォルトのダークモードからライトモードに変更しました。
システム設定からウィンドウを選択します。「振る舞い」の「ウィンドウの移動とサイズ変更」設定で「Location of newly opened windows」がAutomaticからCenterへ変更します。起動アプリが常に中央になる設定です。
システム設定からデスクトップを選択します。デスクトップにコンピュータ・ホーム・ゴミ箱のアイコンが表示されていますが、これをオフにします。
【Cinnamonのログイン画面でrootログインが出来るようにする】
システム設定からシステム管理のログイン画面を選択します。クリックするとrootのパスワードが要求されますので、パスワードを入力します。
ユーザーを選択し「手動ログインを許可」をオンにします。この機能を有効にするには、コンピュータの再起動が必要です。
【Cinnamonの背景画像変更】
システム設定から背景を選択します。画像に表示されている中から自分好みの背景画像を選択します。
Fedora Cinnamonをインストール直後では、背景画像の種類は多くありません。背景画像を増やすには、背景画像集をインストールする必要があります。dnfでbackgroundsもしくはwallpapersをキーワードにsearchすると色々な背景画像集が出てきますので、その中から選択してインストールしてみてください。
【Fedora Cinnamonの日本語入力環境】
「半角/全角」キーで日本語入力切替ショートカットの設定。
Fedora Cinnamonが無事にインストール出来て入れば、ibusでAnthyも機能しています。
日本語入力が出来るか確認するには、「システムの設定」から「自動開始させるアプリ」を選択します。
下記のように「入力メソッドのスターター」が表示されていればibusで日本語入力出来ます。
「入力メソッドのスターター」が表示されないようでしたら、「imsettings」と「ibus」「ibus-anthy」をインストールしてみてください。
パネル右側にある「JA」を右クリックします。
設定を選択すると「IBUSの設定」画面が表示されます。「次の入力メソッド」の右側にある「...」をクリックします。
「入力メソッドの切り替え中のキーボードショートカット」画面の中のキーコードに「半角/全角」キーを設定します。
「space」文字を削除して「Zenkaku_Hankaku」と入力し「Super」のチュックを外します。
「追加」をクリックしてキーボードショートカットに「Zenkaku_Hankaku」が追加されたら「OK」をクリックします。
「次の入力メソッド」に「Zenkaku_Hnakaku」が追加されれば完成です。
「半角/全角」キーで日本語入力に切替えて日本語入力できるようになります。
以上でFedora39 Cinnamonのデスクトップ・カスタマイズと日本語入力環境設定の紹介でした。
ありがとうございました。