Fedora39 Cinnamon LAMP環境構築 | Linux Life : Cinnamon

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Redhat系のLinux愛好者です。
Fedora、AlmaLinux、RockyLinuxを愛用してます。
デスクトップは、Cinnamonですが、
GNOMEも理解しているつもりです。

【Fedora39 Cinnamon LAMP】

 

LAMPの構成は、Linux(Fedora)Apache(httpd)MySQL(Mariadb)PHP&Perlですね。

WEBに必要不可欠でもあるメールサーバー(Sendmail Postfix)もインストールします。

Redhat系では、SE_Linuxが必須になっています。

なので、Policycoreutils関連もインストールします。

サーバー関連はインストールしただけでは、有効になりません。

systemdのコマンドを利用しながら

サーバーを可動しましょう。

 

httpd →apacheの本体

sendmail →メールサーバー

postfix →メールサーバー(alternativesでmtaを設定)

perl →開発言語

perl-CGI →CGIを利用する時に利用します

mod_perl →apache上でperlを高速にします。

 

 

mariadb→ 以前はMySQLでしたが、MySQLの開発者Ulf Michael Wideniusがスピンアウトしてフォークしました。

普段使いには、MySQLと同じコマンドで可動できるようです。

 

 

Policycoreutils関連は、SE_Linuxに対処する上で非常に重要です。コマンドで対応するのが常道なのでしょうが、簡便に利用することも必要なのでインストールします。

 

 

PHP →WEB開発必須の言語です

phpMyAdmin →ブラウザーでmariadbを管理できるソフトです。

composer →PHPのラブラリー管理アプリです。WEB開発でSDK等をインストールする時に利用します。

 

 

 

「SElinux Management」

 

WEB開発上、SE_Linuxで阻まれる前に緩和させ実効できるよう設定します。

SSIサーバーサイドインクルードを許可

public_htmlユーザー・ディレクトリーでの実効を許可

sendmail送信を許可

PHP実効を許可

 

 

 

ローカル環境でのメール送信テストで遅延しないようにhostnameを設定します。

hostnamectl

で設定します

 

 

 

systemctlを利用してサーバーを有効にしていきます。

httpd →Apache(Web)サーバー

systemctl status httpd

systemctl enable httpd

systemctl start  httpd

 

postfix →メールサーバー

systemctl status postfix

systemctl enable postfix

systemctl start  postfix

 

mariadb →データベース・サーバー

systemctl status mariadb

systemctl enable mariadb

systemctl start  mariadb

 

 

alternativesで有効なメールサーバーの変更を行います。

alternatives  --config mta

 

 

 

 

 

 

以上LAMP関連サーバーが有効になり、可動を確認するためにブラウザーでURL

http://localhost/

を開きます。

無事に「Fedora Webserver Test Page」が表示されれば成功です。

 

 

MariaDBが有効になっているか確認するために、URL

http://localhost/phpMyAdmin/

を開きます。

無事に「phpMyAdminへようこそ」が表示されれば成功です。

 

 

以上簡単ですが、FedoraでLAMP環境構築の説明でした。

ありがとうございました。