『シンジケート』の物語の前提として、テンプル騎士団が100年以上に渡ってロンドンに根を張り、政治、金融、医療、運輸、 製造業、果ては裏社会まであらゆる業界に浸透し、街を支配しているという状況があります。
しかしそういう状況に至るのは何故か?
それにはアサシンクリードのある過去作に繫がる前日譚が存在しました。
ゲーム内容とは関係ないけど、私の強い希望で今回はそこにクローズアップしたいと思います。
『シンジケート』のゲーム内データベースでその詳細が明かされているのでそれを紹介。
『BF』の物語の後、エドワードは海賊を辞めてイギリスに戻り、“ミコ”という男と共にイギリスのアサシン教団のリーダーとなってその全盛期を築く。
一方、縁あって後妻を迎え、その間に生まれたのが『Ⅲ』や『ローグ』に登場したあのへイザム・ケンウェイ。
へイザムや前妻の娘ジェニファーも含めて家族にも恵まれ順風満帆に見えたエドワードのその後も長くは続きませんでした。
正直、アサクリの不幸な出来事の原因は大体コイツのせいと言えるぐらい全ての元凶なのがこのバーチ
エドワードの資産管理人となったバーチは、騎士団の身分を隠してエドワードの秘密を探るため一家に近づくも、娘のジェニファーに正体がバレた為、一家の邸宅を襲撃し、1735年にエドワードは死亡、ジェニファーは奴隷として売られ、へイザムはバーチに“養育”という名目で引き取られ、騎士団員として育てられる事に。
同時にイギリスの教団の力も衰退して騎士団が取って替わり、それが『シンジケート』のスターリック達のロンドン支配に繫がっていく。
後にへイザムはジェニファーの居所を探り当て、ジェニファーからエドワードの死の真実を聞いた事で、二人でバーチに仇討ちを果たす。
だがへイザムは騎士団を抜ける事はせず、その後も『ローグ』でシェイを使ってアメリカのアサシン教団を壊滅させ、『Ⅲ』でコナーにその“お礼参り”をされて死ぬ事に。
アサクリが面白いと思う理由の1つはこうやって作品や主人公を跨いで歴史が繫がっていく所で、紹介したアメリカ編のケンウェイサーガは勿論、エツィオがアルタイルの足跡を追ったり、シェイがアルノの父親を暗殺したのが『ユニティ』に繫がったり、バーチがエドワードを殺した事がまさに『シンジケート』のロンドンの状況に繫がってたり、人の因果が別の国や時代の誰かに繫がっていく事にあると思います。
へイザムが使うアサシンブレードもミコから奪った物なんだとか。
繫がるな~
(ちなみにミコの甥は『Ⅲ』のゲーム中でコナーの弟子になる)
さらに『シンジケート』によると、バーチに仇討ちを果たしてイギリスに戻ったジェニファーに、放浪中の『ユニティ』のエリスが会いに来てたんだとか。
繫がるな~
これも国や時代を越えて展開されるアサクリならではなのかも。
ジャックドー号の船旗が飾ってたり、隠し扉のドアノブがジャックドー号の船舵だったり、とにかく粋
個人的にアサクリの中で『BF』が一番好きなのでこれはめちゃくちゃ嬉しかった
シンクロ率85%。
敵ギャングとの“シマ争い”も全部解放して、今の段階で取れる収集物もほぼ全て取り切りました。
それがこの「恨みなし」
街路樹、ポール、電灯など、破壊出来る街のオブジェクトを馬車で5000個破壊するもの。
ご、5000!?500じゃなくて!?と思いつつ、序盤からマメにやり続けてたら取得出来ました。
前の記事で出来るだけ馬車移動した方が良いと言ってたのはこの為で、シティ・オブ・ロンドンやストランドなど、広い道の多い都市部でやるのがオススメです。
他のトロフィーもほぼ取って大体やり終えて、もうあとは本編だけ。
終わりが見えてきたな。