前回、ハルトの父親が勇太と分かった続きから。
桐生チャンやシリーズファンと同じく伊達さんも初代から遥を見てるからこそ、率直にみんなの気持ちを代弁してくれてます。
その勇太は、実父のロウと刺し違える為に祭汪会のアジトに火を付けるも、桐生チャンに止められ、ロウ共々助けられ、そのロウから恒雄の計画や尾道の秘密の一端について語られます。
ロウから尾道の秘密を暴くよう託された桐生チャンは、尾道に帰る前に、遥とハルトを守る役目を勇太に委ねる事に。
2005年の消えた100億事件で由美を失ってから11年続いた遥との擬似的な親子関係に事実上ピリオドを打つこのシーンは、同じ時を重ねて来た人間としても感慨深かったです
尾道に帰る前に、セクシーなお姉さんに引っかかった桐生チャン
名前を聞かれてつい「伊達真」と名乗りハァハァしてた所を悪い奴らにスマホでバッチリ撮られて揺すられるいつもの神室町の風景
・・・撮られてたんなら「伊達真」って言っといて良かった
(伊達さんゴメンよ)
結局チンピラ共も撮られたスマホも全部ぶっ壊しちゃうんだけども(笑)
尾道に帰り、広瀬の親分が勇太をロウへの刺客に仕立てたという話を信じられないヒロセンジャーと色々あった後、結局みんなで尾道の秘密の在り方と思われる巌見造船所に突入
地下の坑道のステージは中々怖くてホラーゲーム的で、ちょっとSIRENみたいでした
(敵も影からいきなり襲って来るし。)
最深部にたどり着き、待っていたのは当の広瀬の親分。
そこどけって言ってんだコノヤロー!
ダンカンバカヤロー!
話を聞く限り、どんなに若く見積もっても広瀬は80代で巌見は100歳近い計算になるけど見た目とか動きを見てると全然見えない
(ちなみに龍6時点での実際のたけしさんの年齢は69歳)
霧の中で全く視界が無い状態でQTEがあったり襲って来られるのは怖かったです。
広瀬を倒すと同時に地面が揺れ、モーゼの十戒のように海が割れ、海底から超巨大戦艦がドーンと出現
簡単にまとめると、昭和のフィクサー・大道寺稔が大戦中に戦費を横領して巌見造船に戦艦を建造させてたものの未完成のまま終戦を迎え、大道寺が事実隠蔽の為に巌見に有利な法案を国会で通すなどして長い間癒着の関係にあった、その一連の事実こそが「尾道の秘密」の全貌。
戦艦の出現シーンは、個人的にはアグル復活のあのシーンに見えて、脳内でもアグルの登場曲が勝手に鳴ってました
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広瀬の親分は、終戦後10代の頃にたけし軍団愚連隊のリーダーとして暴れてた頃に巌見に拾われた事で忠誠を誓い、秘密の漏洩を恐れた巌見に代わって秘密を知る組織の幹部たちを始末する役割だった。
その遺児たちが今の南雲や松永などヒロセンジャーの面々で、言わば風間のおやっさんがヒマワリでやってたのと同じ事をやってたと。
そりゃ巌見が目の前で自分の子分を殺して覚悟を見せた上で頭を下げられては、恩を受けた立場の広瀬としては断れんわな。
若広瀬は、顔はたけしさんなのに声は別の人ですげー違和感ありました
巌見は秘密を暴いた桐生チャンたちを始末するよう広瀬に命じるも、いくら巌見の命令でも自分の子分を殺す事を躊躇した広瀬に対し、巌見は容赦なく広瀬を射殺
広瀬は自分に居場所を与えてくれた巌見の為に半世紀以上も汚れ仕事をやって来たのに、さすがに自分の子分に手はかけられず板挟みになったのは見てて辛かったです
たけしさんの飄々としたあの感じも老いた殺し屋という広瀬という人物にマッチしてたと思います。
おやっさんを失ったヒロセンジャーたちは、いよいよ最終局面へ・・・