「もう影が薄いと言わせない!」:柏木修 | Born Again

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※2023.5.20 画像追加etc.修正しました。

 

『龍が如く0』では、既に柏木さんの登場が発表されています。

 

柏木さんというと、『3』の冷麺ネタのせいで、ややネタキャラ化してると思われる昨今。

 

今回はお店に冷麺置いてなくてブチ切れてた頃の若柏木さんがもしや見れそうで楽しみです(笑)

(発売前なのでまだ分かりませんが。)

 

もしかすると、二十歳の桐生チャンに材料買ってこさせるサブとかあるかも(・∀・)

 

 

それはそうと、柏木さんって地味に結構人気キャラなんですよね。

 

これ書く前に改めて去年のキャラ総選挙の結果調べたら、なんと12位!!(7万9602票)

 

ちなみに風間組繋がりで、柏木さんより人気あると思ってた風間の親っさんはまさかの20位圏外(>_<)

 

11位以降の記憶が曖昧だった管理人としては、ちょっとした衝撃でした。。。


でも、なんでこんなに人気あるんでしょう?
 

それを探る前に、とりあえずざっくりとですが柏木さん的名場面集↓(ナンバリングのみ)

 

 

○『龍が如く1』

 

・風堂会館で昔話して親っさんに怒られる

 

・「屈強なプレゼント」を届ける

 

 

○『龍が如く2』

 

・冒頭、ちゃんと組長やってる柏木さん

 

・本家若頭代行に就任。でもその割に、「東城会には柱が必要」とか四代目に目の前でサラッと言われる影の薄さ

 

・某関西の龍に葬儀屋のオッサン呼ばわり

 

・過去の東城会・ジングォン派について色々語って古参アピール

・親戚のおじさんポジションで大吾に色々構う
 

 

○『龍が如く3』

 

・幹部会でK田やらH崎やらが好き勝手して苦悩

 

・桐生チャンと再会するも、ヘリで乗りつけた連中に撃たれて死亡

 

・故人を偲ぶネタとして四代目に冷麺大好きエピソードを暴露され、以後“冷麺好きキャラ”がファンの間で定着


 こうやってみると、色々あったなぁ~と思います。

 

 
 

『1』の風間組事務所での初登場のシーンで、1995年時の若柏木さんの人相がなんか悪そうで(失礼)、後で敵キャラになるかも?とプレイ当時は思ってましたが、終盤で“屈強なプレゼント”持ってきてくれてとりあえず安心。

 

ただムービーでの雑な扱われ方と言い、終盤にいきなり登場した時の「あぁ、そういえばこんな人いたよね…。」感は、申し訳ないけど初見の頃はあったと思います。

 

その後、『2』で大幅に出番を増やして(良くも悪くも)結構活躍し、『3』で冷麺キャラのレッテルを貼られながら亡くなってしまった訳です。

 

個人的に、龍如における柏木さん人気というのは、(シナリオ的に消されてしまった事も含め)『3』での扱われ方が実は大きいんじゃないかと思います。

 

総選挙の順位・得票数だけでキャラ人気を語るのもアレですが、柏木さんがトップ10に肉薄するぐらいの票数を得られたのは、『3』での扱いに対する同情票みたいなのも、たぶんあるような気がする。

 

『1』や『2』から入ったのか、『3』以降から入ったのかで、キャラに対する思い入れも若干異なってくるように思います。

 

 
ちなみに管理人は、『1』の時はイマイチピン!と来なかったのですが(苦笑)、『2』以降大幅に出番を増やした事で様々な側面が出て、大ファンとまでは行かないけど、“そこそこ好きなキャラ”という位置付けでした。

 

もちろん人によっては『1』の頃から好きだったという方もいれば、そこまで強い思い入れは無いという人もいるかもしれません。

 

ただ、シリーズ通して桐生(主人公)サイドで頑張ってた人なので、悪い印象を持つ人はあんまりいないんじゃないかと思います。

 

つまり、そういうキャラを「なんで殺しちゃったんだよ~(怒)」というファンの気持ちが強く、それが数字として表れたんじゃないかと。

 

実際ネットでもそういう声はちょこちょこ見かけます。

 

 

また『3』でPS2からPS3に移行した時の顔色の悪さ・急にやつれた感じが悲哀を誘うというか…えーん

 

あの幹部会のシーンでも分かるように、他の幹部連中が好き勝手やってコントロールが効かず、ブチ切れようにも立場上そういうわけにも行かず、グッと心を押し殺す感じ。

 

下の人間からせっつかれるあの時の柏木さんの「ウグッ!」っという表情、あるいはストーリー上でのそういう役回りは、『4』以降大吾に受け継がれていったわけですが。

 

つまり、東城会という組織である種の中間管理職的なポジションに置かれた柏木さんの気苦労が、あのシーンや顔グラに象徴的に出ているところが、柏木さんに対する同情を一層集めてしまったんじゃないかなと思います。

 

そういう意味で柏木さんは、桐生チャンや真島の兄さん、冴島、龍司あたりの“生き様のカッコ良さ”で支持されてるキャラとは別のベクトルの愛され方をされてるのかなぁと思います。


さて、今度は『龍が如く0』での柏木さんについて。

 

まず柏木さんの年齢ですが、公式では正確な情報がありません。

 

ただ『1』の風堂会館のシーン(1995年)で、公式の設定から桐生27歳、親っさん50歳なので、間を取って30代後半から40代ぐらいと仮定すると、1950年代前半~半ばぐらいの生まれとして『0』では30過ぎぐらいか?

 

考えてみると、ユーザーは一部を除いてほぼ晩年の柏木さんしか知らないわけで、『0』で出てくる若柏木がどういう感じなのか、結構楽しみです。

 

ちょうど『0』での桐生チャンの年齢(20歳)的にも、冷麺の材料を買いに行かせてた頃かも(笑)

 

ただ、柏木さんがなぜ渡世に入ったのかとか、親っさんとの出会いとか、分からない事が多いので、その辺が垣間見れたら嬉しいかなぁと思います。

 

以前から言われてるように、そもそもあの顔面の傷跡は何?とか。

 

もしかすると、公式サイドの人しか知らない裏設定的なものがあるかもしれませんが、龍公式はわりとそういう部分の公開に消極的な気がするので、今の段階では想像するしかないのですが・・・。

 

ただ柏木さんって、若い頃は意外に武闘派だったんじゃないのかなと思ったりします。勘ですが。

 

実は若い頃、ユーザーが知ってる晩年の(比較的)穏やかな柏木さんとは似ても似つかないほど血気盛んな暴れん坊だったのを、親っさんが「呉下の阿蒙」みたく教え諭していって、段々人間的に丸くなっていった・・・みたいな感じかなぁという風に個人的に思います。

 

もし若柏木さんを描くとすれば、そうした方が過去と未来のコントラストがはっきりしそうですし(『0』の桐生もそういう演出の仕方みたいですが。)

 


 

ここまで色々とウダウダ書いてきましたが、結局結論が何なのか自分でも分からなくなってきたので(苦笑)、唐突ですがこの辺でお開きにしたいと思いますお願い

 

久しぶりに色々書いたので、結構疲れたなぁ。