不登校支援を考える。不登校の割合が全国で最も高いのは。。。 | 完ぺきなママより幸せなママでありたいあなたへ

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【どう対応したらいいかを考えることが出来る学びの場所、子どもの居場所支援】


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ご訪問ありがとうございます。
宮城県・多賀城・塩釜にて心理セラピー・心理学教室をご提供しているLiberty Life 心理セラピスト、親子関係カウンセラーのいさな悦子です。




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今日はちょっとまじめな話。


先日、フェイスブックの方にシェアさせていただいたことなのだけど。

文部科学省が26日に公表した2016年度のいじめや不登校調査の結果が河北新報さんのオンラインニュースにありました。

それによると、いじめの宮城県の認知件数は全国で3位、不登校の割合は宮城県が全国で最も高かった、とあります。


数値が低い学校との違いは何だろう?

もちろん、どれくらい事実を把握しているか?ということも関係しているかと思います。

別の調査では、「学校は起きているいじめの20分の1しか把握していない」という意見もあるからです。


わたしはこの26日に公表された内容を見て、

「どう対応していいかわからず、困っている学校や親御さんが多いのかもしれない」と感じました。



子どもに問題がある、誰かに問題がある、という視点があると適切な支援はできない



わたしが着目したのは「宮城県が不登校の割合が全国で最も高い」というところでした。

不登校の要因として、多くの人が真っ先に「いじめ」を思い浮かべるかもしれません。

ですが、いじめが要因で学校に行けなくなる生徒児童は1~2%で、明確な理由がない不登校のほうが圧倒的に多いのです。


いじめではないとすると、「怠けているだけなんじゃないか」「頑張れば行けるんじゃないか」といった誤った解釈をしがちなんですね。

そのため、適切でない対応をしてしまうこともあるかもしれません。


「不登校の時はこうする」というマニュアル通りにするのではなく、

子ども一人一人の状況に合わせて、100人いたら100通りの支援を考えなければいけないと思うのです。


例えば、「生徒が不登校になったら先生が頻繁に電話をかける、訪問する、朝迎えに行く」等のサポートが必要、という方法が考えられていましたが、逆効果になることもあります。

それでうまくいく生徒と、うまくいかない生徒がいることを知る必要がありますよね。


また、親御さんにカウンセリングを勧めることも多々あるかと思いますが、それは子どもを変えるためじゃありません。

親御さんの不安や心配を軽減して元気でいてもらうためです。

そこを見誤ると、「いくら親御さんにカウンセリングを受けてもらってもうまくいかない」なんてことが起こるのだと思います。



親は悪くない、子どもも悪くない、誰も悪くない。が前提になければ適切な支援はできないと思うのです。

何が悪いか、誰が悪いかではなく、子どもに関わる大人がまずは不登校の色々を知って、心の働きを知って、子どものサポートをしていくことが大事なのではないかと思うのです。

不登校は悪い事ではない、恥ずかしい事でもない。誰にでも起こりうること

わたしは子どもにそう伝えられる支援者でいたいと思っています。



乗り越える力とは、誰にも頼らないことではない


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昨年約半年ほど、不登校になっていたミーコも、今では元気に通っています。

フリースクールに行ったり、学校に行ったり、その時々で必要な方を自分で選んでいます。

そんな今、思うのです。

先生も、親御さんも、自分を責めなくていい。

あなたも、子どもも悪くないよ、と。


子どもたちは様々な理由で学校に行けなくなっていて、要因をひとくくりにすることはできません。

単に引っ張り出そうとしても心身症になる可能性もありますし、何もせず見守っているだけでも改善は難しく、様々な側面から見てサポートしていく必要があるでしょう。



子どもたちには「乗り越える力」があります。

何かの壁にぶつかった時、自分ではどうすることもできない時に、友人や周りの大人、信頼できる人を頼ることも「乗り越える力」です。

わたしたち大人も、長い人生の中で困難にぶつかった時に、そういう人物と出会ってきたのではないでしょうか。


わたしたち人間はこの社会で生きていく生き物です。

自分では解決できない事柄に直面した時、周囲の力を借りることができたら、どうでしょう?

逆に、周囲の力を借りることが出来ず、助けてほしい時でもそれが言えなかったとしたら、どうでしょう?


子どもたちが何を感じ、何を考えていたのか、その気持ちを理解し、支えてくれる機関や人物が身近にあることも重要なのではないかと考えます。



今後は、不登校児支援にもエネルギーを注いでいきたいと思っています。

今までは迷いや不安がありましたが、この調査結果を見て、決意ができた感じがしています。

まずはブログ、そしてお話会から。。。

どうサポートしていけばいいのかを考えることが出来る学びの場所、そして親御さんの心のサポート、子どもが家以外に社会と繋がれる居場所、安心安全の遊びの場所を提供すること。。。



マイペースでスローなわたしですが、今後も暖かく応援していただけたなら嬉しいです。

そして「一緒にやりたい!」と言ってくださる同士がいてくれたらもっと嬉しいです。

これからも進化していくLiberty Lifeを、どうぞ宜しくお願い致します。







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