「私を大事にして！」もしも心の声が聴こえたら

【どんな自分が居ても良い、そう思えた時、今までの反応が変わる】

完ぺきなママより幸せなママでありたいあなたへ

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宮城県・多賀城・塩釜にて心理セラピー・心理学教室をご提供しているLiberty Life　心理セラピスト、親子関係カウンセラーのいさな悦子です。

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「既読スルーとか、アリエナーイ」

というセリフを、以前、テレビかなんかで見たことがあるけど。

その時、ふと、うちの子はどう考えているんだろう？と思って、隣で見ていた長女に聞いてみたんですね。

私「ノンは既読スルーってどんなふうに思ってる？」

ノン「どーでもいいと思ってる」

私「ほうほう。」

ノン「周りに気にする子もいないし。」

私「なるほど。」

若い子でも色々ですね。

どうやらノンの友人は、皆、類友のようです。

既読スルーで腹が立つ人、もともと気にならない人、以前は腹が立っていたけど、気にならなくなった人、この違いってなんだろう？

腹が立つのは、火種を持っているからで、

腹が立たないのは、火種を持っていないから、だとすると。

以前は腹が立っていたけど気にならなくなったのは、持っていた火種が小さくなった、のかもしれないね。

そう、怒りというのは、外側からやってくるわけではありません。

自分の中に「〇〇の怒り」という火種があるから起きるのです。

既読スルーに腹を立てたり、悲しくなったりするのは、

もしかしたら無視されたという思いが沸くからかもしれません。

無視された経験があり、その時の腹立たしい気持ちや悲しい気持ちが沸くから、なのかもしれないね。

自分の心の声というのは、中々聴こえないかもしれないけど、もし、こんな声が聴こえたら。

私を無視しないで！私を粗末にしないで！私を大事にして！

心の叫びにも似た、自分のその気持ちに気づき、そして癒されたとき、

相手にも事情があったんだろう、と、想像することもできるのだけど、

こんなふうに「私を大事にして！」と言う気持ちが強い時は、相手を大事にすることはできません。

むしろ、相手を自分の都合のいいようにコントロールしようとしてしまうこともあるかもしれません。

「自分が大事にされたい」という気持ちが強い時、実は頭の中は自分の事でいっぱい。

相手の事情や、相手の気持ちを想像したり考慮する、サポートするなんてことまで気が回らなかったりします。

そして、そんな気をまわすのではなく、

自分が自分を大事にする、尊ぶということにエネルギーを注ぐことが先、なんですね。

子どもを大事にしたい、と思う時は、まずは自分が自分を大事にすることが先、なのです。

自分が自分に愛を注ぐこと。

だから、もし既読スルーで腹が立つ場合でも、

「そっかぁ、私って大事にされたいんだ。そんな私も可愛いじゃーん♪」って言ってあげたらいいね。

そして、向き合う余裕がある時は、

「私は無視されたような気がして悲しかったんだ。私は、ほんとは誰に見ててほしかったんだろう？」と自分に質問してみてもいいかもしれないね。

悲しい気持ちにとことん自分が寄り添って、私は決して私を見捨てないよ、と約束してあげたらいいね。

きっと、ほっと安心するでしょう＾＾

今すぐはわからなくても、その安心感は長きにわたり自分の内側を支えてくれていたと気づくでしょう。

「安心感」はママにもとっても大事な感覚なのです。

いつでも、心の中の安心感を感じられるといいね。

のびのび、ゆるゆるとね。