ズルい男 | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

【2024 J1 第17節】

川崎 2−1 名古屋

 

バイバイ ありがとう さよなら …出来ないのが家長昭博ですずら。

ほんと、ズルい男ですずら。

 

すでにプロとして現役を退いてもおかしくない年齢に突入し、優勝争いを至上命題とするクラブでスタメンを張り続けるのは、その事実だけで尊敬に値する選手だったりしますずら。

でも、最近では肉体の衰えを感じることも多く、今シーズンで引退かもなって思うファンやサポーターも増えたことだろうずら。

 

しかし、本当にズルい男ですずら。

もう駄目だと、もう我慢の限界だと思ったタイミングでこの素晴らしいパフォーマンス。

「もうしょうがないんだから。許してあげるのはもうこれで最後よ!…好き」、なんて、浮気を繰り返す男が、平謝りしてサプライズプレゼントなどで彼女に許してもらう、そんな関係?

いつもクールに涼しい顔しか見せない男が、たまに見せる童心に帰ったかの様な笑顔にやられてしまう女心の様に、フロンターレのサポーターたちは家長から離れられない呪いにかかっていますずら。

 

この1週間の中でどんな事があったのかは知りませんずら。

今までやらなかった前線からのチェイシングをしっかりこなし、守備の人数が足りないシーンでは、しっかりとファーサイドのフリーな選手より自陣のゴールに近い位置まで下がってスペースを埋め、攻撃時にはゴール前で結果を残す。

 

やれるんだったら最初っからやってくれ!

って言いたいところなんずらけど、もうすぐ38歳になる選手に毎試合このパフォーマンスを求めるのはコクというものですずら。

連戦の中では上手くターンノーバーで休み、若い選手たちに出場機会の場を与え、要所要所でこの日の様なパフォーマンスを見せてチームを助けてくれればそれで十分ではありますずら。

 

まあ、毎試合使い続けて最高のパフォーマンスを引き出せないでいるのは鬼木監督の問題なんずらけど、その鬼さんの家長愛が強すぎて、外野が何を言っても無駄というのは、この数シーズンを見ているファンやサポーターは諦め半分で分かっていることだろうずら。

 

そんな家長を中心に、ゴミスも引き続き頼もしいパフォーマンスを見せてくれているずらし、守備陣もメンバーを固定できない中で奮闘していますずら。

ただ、ジェジエウが本来のパフォーマンスを出せない様子は毎試合の様に心配になりますずら。

怪我で長期離脱してからは全力疾走のフォームに違和感があるずらし、スピードも以前より出ていない感じが素人目にも分かりますずら。

そして、90分間ピッチに立っていられる事は稀になり、毎試合の様に、プレー中にどこかを痛めて途中でベンチに下がって行くのは、映画”風の谷のナウシカ”の終盤に最終兵器として投入された巨神兵が、実戦投入するタイミングが早すぎて、戦闘途中に腐って崩れ落ちていくシーンをなぜか思い出してしまいますずら。「腐ってやがる、早すぎたんだ」という、兵士の一人がつぶやくセリフと共に。

 

と、いつもの様に大雑把な試合感想を書きつつ、名古屋戦をDAZNで見返しながらこの記事を書いていますずら。

しっかりと試合を見るのはこれが初めてになるので、それなりにいろんな発見はあるんずらけど、一応は会場に行ってスタンドで観戦はしていたりしますずら。

ただ、試合前の段階でだいぶアルコールが入っていたので、だいぶフワフワした感じでピッチに目を落としていたずらし、スタジアムでの写真もあまり納めておらず、今回は相当簡単なレポートとなりますずら。

 

では、少ない写真を見ながら当日を振り返るとしますずら。

 

 

日曜日の午後15時半くらいの等々力の様子なんずらけど、ご覧のようにこの時点では雨も小康状態となっており、傘がなくても大丈夫な時間帯となっていましたずら。

しかし、ご存知の通りキックオフ時には雨がピークになり、10分程度試合開始が遅れるという悪天候だったのは記憶に新しいですずら。

 

いやぁ、小杉駅前からスタジアムまで歩いて向かっていたんずらけど、ちょうどその頃雨が上がっていた時間帯だったので助かりましたずら。

 

そんな天候もあってかチケット完売のお知らせは出ず、この日は入場者数も少ないかと思っていたずらけど、最終的には2万人弱も入っており、苦労して足を運んで、しかもずぶ濡れになりながら応援したファンやサポーターたちにとっては、本当に勝利で終わって良かったと胸を撫で下ろす次第でありますずら。

 

で、フロンパークは様々なSDGsイベントが開催されていたんずらけど、それらをほぼ無視してスタジアムに入りましたずら。

 

向かった席はいつものバックスタンド側ではなく…

 

 

この日はご覧の様にメーンスタンド1階、しかも6人がけのボックス席で観戦をしていましたずら。

メーンスタンドが新しくなって間もない頃、1度だけ利用した事があるんずらけど、それ以来のパーティーシートとなりますずら。

しかも、一番中央寄りのボックス席で、雨にも濡れず、大変見やすい席でラッキーでしたずら。

 

ということで、今回は仕事場の仲間たちを招待しての観戦だったので、是が非でもフロンターレには勝ってもらいたい。そんな不純な理由で応援していましたずら。

その願いが等々力の神様に届いたのか、内容も結果も伴った良い試合を見せてもらい、初めて等々力でサッカー観戦する仲間も大満足の様子でしたずら。

 

 

とりあえずニュータンタンフリークの人間が居たので、まずはメーンスタンドに設置されている売店で混ぜタンを購入してスタートしますずら。

 

 

最近ではちょっと人気に陰りがあるのか、ほとんどノータイムで購入することが出来ましたずら。

残念だったのは、お客さんが少なすぎて作り置きのものが出て来てしまったことずらけど、味の方は悪くありませんでしたずら。

ニュータンタン好きの人は、各地にある店舗に足を運んで、味の違いを楽しんでいたりするらしいずらけど、この等々力スタジアムは、味はともかく結構レアな立地となっているずらし、多少は記念となっただろうずら。

 

と、ニュータンタンにプラスして、コンビニで買い込んだスナック菓子などを並べて食べていたんずらけど、そんなお食事中のオラたちの前に、突然見知らぬスタッフの方が声をかけてきましたずら。

 

「この度はごちクルシートをご利用いただきありがとうございます。これは弊社からのサービスとなるオードブルです」

 

???

そんなサービスがあるのを知らなかったオラは驚きながら受け取ったんずらけど、その人数分のオードブルセットがこちらになりますずら。

 

 

お重の様に重なった3プレート分、内容物は全部同じずらけど、かなりのボリュームのものが目の前に置かれましたずら。

これを知っていたら食べ物買ってこなかったよー!って言いたいところなんずらけど、どうやらサプライズでもなんでもなく、普通に告知されていたものだったみたいずらね。

 

 

手の込んだふろん太スイーツを中心に、ディップして食べる生ハムやチーズ味の何か…など、グルメに縁の無いオラからすると、最後の晩餐と言っても過言ではない食べ物が目の前に並びますずら。

 

確かに、今にして思えば、チケット購入時に「ごちクルシート」って書いてあった気もするずらし、6人がけのボックス席の壁にはその企業が提供する同サービスの横断幕が飾られていた様な…

 

どちらにせよ、チケットを手配した本人も含めて誰も知らない形で、サプライズとして出てきたオードブルに舌鼓をうち、試合開始を待つこととなりましたずら。

 

ちなみに、このボックスシートは1人頭6,000円のチケットとなるので、決して安い買い物では無いんずらけど、メーンスタンドの見易い席で、コンコースにもすぐ出ることが出来るずらし、テーブル付きでゆったりと観戦できる空間となっていますずら。

更にスポンサー様のご厚意でこのオードブルのサービスが付いているとなったら、かなりお得感満載なチケットだと思いますずら。

人数が揃うようであったら、ぜひ皆さん利用して欲しいところですずら。

 

 

そんな感じで、お酒が進む中で試合が始まってしまい、写真もろくに撮らず、仲間と盛り上がりながらキックオフとなりましたずら。

 

 

2万弱が入ったので、ほとんどフルハウスなはずなんずらけど、やはり1階席の前の方は空席が目立ち、皆さん雨宿りしながらコンコース付近で観戦している様でしたずら。

 

 

そんなこんなであっという間に試合終了。

万歳三唱まで見届けてスタジアムを後にすることになりましたずら。

 

いやぁ、本当に勝ってくれて良かったですずら。

個人的な願望はともかく、ここで負けていたら本格的に残留争いに加わることになりかねない状況だったずらからね。

戦績の伴わない数試合が続き、チームの方向性をガラっと変えるのか、それとも微調整しながら乗り切るのかなど、監督がどうテコ入れを図ってくるのか注目されていたホームゲームでしたずら。

 

結果は上々。とりあえずの立て直しには成功しましたずら。

鬼木監督は大きな変更を加えず、自分たちのやり方を踏襲しながら、選手の意識付けでこの難局を乗り切ることを選択しましたずら。

DAZNで実況の西岡さんが言っていたずらけど、麻生での練習でも、ボールを奪ってから10秒以内に攻めきるなど、攻撃のスピードを意識させていたみたいずらし、普段はその勢いにブレーキをかける家長の意識を変えさせることに成功したのが一番大きかった事だと思われますずら。

その縦へのスピードを上げるために、マルシーニョのスピードではなく、あえて山内を使ってきたところも上手くいった要因のひとつかもずらね。

マルシーニョを使うと、どうしても最終ラインからのビルドアップがそこを頼ってしまうずらからね。

そんな裏抜け縦ポンサッカーではなく、ピッチ上の全員で前へのスピードを意識できたのは、山内起用によるところが多少はあったのかもしれませんずら。

 

瀬古のアンカー起用もそうずらけど、いろんなものが全て上手く噛み合っての快勝でしたずら。

 

さて、今回のレポートはこれくらいにしておくずらかね。

実際には酔っ払ってスタジアムに入り、更に酔っ払ってスタジアムを後にしただけなので、特に面白い発見も報告もありませんずら。

 

あ、そうそう。帰りにグッズ売り場を少し覗いたずらけど、やっぱりゴミスのタオマフはありませんでしたずら。

 

 

では、次は天皇杯2回戦となるので、代表ウィークを挟んでゆっくりと休むことにしましょうずら。

今年はリーグ戦のタイトルが絶望的なので、ACL出場権のある天皇杯は重要なコンペディションとなりますずら。

きっと鬼木監督はガチメンバーで臨むんだろうずらけど、出来れば普段出ていない選手を途中交代でも良いので使って欲しいところずらね。

 

では、簡単ずらけど今回のスタジアムレポートはここまで(●´ー`●) ノ