猛獣ひしめく等々力にこだます三度の咆哮 | にくまん堂の極楽日記

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【2024 J1 第13節】

川崎 3−0 札幌

 

ゴミス、ゴミス、ゴミス。

苦しむチームを先頭に立ち引っ張るライオンは、その四肢で優雅に等々力のピッチを歩きましたずら。

 

まさかの前半だけでハットトリック。

1点目は力強く。2点目は仲間と共に。仕上げは苦い記憶を忘れさせる優雅さを見せ。

 

3度の歓喜を等々力にもたらし、残りの30分強をチームメイトに託してピッチを去る彼の胸中には、一体どんな想いが通り抜けていただろうずらか。

やっと得点が獲れたことによる安堵か、次戦に向けてすでに気持ちを切り替えようとしていたのだろうずらか。いや、きっとチームの勝利を最後のホイッスルが鳴るまで願い続けていたに違いないずら。

それはオラの妄想ではあるずらけど、今までの彼の言動やプレーからは、ストライカーのエゴよりも、チームを勝利に導くための献身性や自己犠牲を強く感じる選手だったりするので、あながち的外れな感想でもないと思っていますずら。

 

まあ、今日の札幌の出来を考えると、3−0から同点、ましてや逆転なんて想像できなかったずらけどね。

それでも、もし同点なんかになったら、あんたが大賞が確実のゴミスに申し訳が立たないずらし、ピッチに最後まで残ったメンバーはよく守り切ってくれたと、ゴミスに代わって感謝したいと思いますずら。

いや、いつもは勝利時以外だと、あんたが大賞の受賞者は「選手全員です!」ってことに決まっているんずらけど、この日に限ってはゴミスの名前がコールされなかったら、スタジアムDJの林さんに対してブーイングが飛んだだろうずら。まあ、ブーイングするのはオラくらいなものかもしれないずらけど。

 

とにかく、この日はゴミス以外に語るべきことはありません…と言いたいところずらけど、少し心配になる出来事がいくつかありましたずら。

 

まず一つ目は大南の負傷交代ですずら。

脳震盪の疑いがある交代というのもあるずらけど、相当な出血をしていたみたいずらし、少なくとも1試合はお休みになりそうな感じの退場となっていましたずら。

高井が戻ってきたので駒は足りていそうずらけど、中3日で鳥栖戦、G大阪戦と、共にアウェイでの連戦が続くので、疲労や更なる怪我人を想定すると、大南がここで離脱するのは結構苦しいずらね。

 

というか、復帰間近みたいに言われていた車屋はどうなっているんずらかね。

ゲーム感や体力を取り戻すことも必要そうずらし、そうなるとベンチに入れながら出場時間を少しずつ増やしていきたいんずらけど、チームが勝てていない状況を考えると、どうしても攻撃的な選手をベンチに多く入れたくなってしまうところずら。それだけのアタッカーが揃っているずらしね。

元々鬼木監督は攻撃的な選手をベンチに並べる傾向があるずらし、丸山、三浦、大南が離脱している間に復帰しておかないと、このまま出場機会が減ってしまう可能性だってありますずら。

それでも今までの実績があるので、鬼木監督は戦力として考えているんだろうずらけど、今のところ落とせない試合ばかりが続いているので、使うとなったら6月から入ってくる天皇杯待ちとかになる可能性もあるかもずら。

 

さて、そろそろ写真を見ながら当日を振り返っていくとしますずらか。

 

 

今日も晴れ渡る等々力の空、気温は25℃近くまで上り、日差しも相まって汗ばむ陽気となっていましたずら。ただ風が強いので、気持ちいい週末の午後ではありましたずら。

いや、風が強すぎて、バルーンアーチやテントの屋根は全部撤去されており、見た目がちょっと寂しい感じにはなってしまっていたずらね。

 

 

オラが等々力に着いたのはキックオフ約1時間前と、ちょっと遅めの出勤となっていますずら。

お昼時を少し外しているので、キッチンカーはそこまで混雑していないずらけど、人気店は行列が出来てはいたずらね。

最近は定番となったローストチキンのコオロギずらけど、もし興梠が今年で引退するようなことがあったら、来年はフロンパークのこの店に顔を出してみて欲しいところずら。試合前のトークショーゲストとかも兼ねて。

 

 

その隣には凄い行列が出来ているキッチンカーがあったずらけど、こちらは北海道絡みでザンギを提供しているお店でしたずら。

フロサポが並ぶのは分かるずらけど、コンササポも長時間待ってまで食べたいものなんずらね。

まあ、関東在住の北海道民だったりしたら、久しぶりの郷土の味を求めてもおかしくはないずらけど。

 

 

更にその先にある塩ちゃんこ屋はご覧の通りの寂しい状況。

気温が上がってくると、これ以上に苦戦を強いられること必至ずらし、早く手を打たないと消滅の危機だって考えられますずら。

最近はイッツア相撲ワールドも開催されないずらし、せっかくのオリジナルコンテンツが埋もれてしまっているのは勿体無いところずら。

 

 

奥に進むと少しずつ人が増えてきましたずら。

 

 

テントの屋根が取っ払われており気付きづらかったずらけど、業務提携している福島ユナイテッドの物産販売所もありましたずら。

 

 

こちらも強風の影響でテント部分が取り除かれたグッズ売り場ですずら。

屋根がないと、一気にフリマ感覚の青空市となってしまうずらね。

 

この日から、川崎大師とのコラボとなるカルチャーユニフォームが売り出されていましたずら。

ただ、人気はイマイチといった感じだったずらかね。最初は早い者勝ちみたいな売れ筋商品として宣伝していたずらけど、ユーザーの財布の紐は正直で、2ndユニの使い回しで、更に朱色のユニフォームに合わないフォントは、一部の好事家にしか響かなかったみたいずら。

 

しかも、このユニフォームを売り出すにあたって起用されているモデルたちが、この日累積警告で出場停止中の不調エリソンに、最近また離脱の報があった行方不明の大島、更には手術して長期離脱中の三浦だったりと、広報の恨み節が聞こえてきそうなラインナップとなっていますずら。

まあ、こればっかりは運が悪かったと思うしかないずらね。オラだって人気と実力を備えたその3人を選びそうずらし。

 

で、そんなグッズ売り場を今回も覗いてみたんずらけど、お目当ての18番タオマフはこの日も未入荷、在庫なしの状態でしたずら。

更に残念なのは、タオマフコーナーの3分の1を、大島僚太の10番タオマフが占有していたことずらかね。

人気があるのは分かるずらけど、下手をしたら1年間出場しないなんて事も結構な確率である選手なだけに、ちょっと生産数の調整を間違っているんじゃないかと心配してしまいましたずら。

もう、その10番のタオマフにある「0」の真ん中に横棒をマジックで付け足し、18番タオマフとして売り出してくれって冗談を言いたくなる惨状でしたずら。いや、RYOTAのネームが入っているからそれも無理があるずらか。流石に訂正線を引っ張ってGOMISの文字を書く訳にもいかないずらし。

 

 

グッズ売り場前を闊歩するマスコットキャラがいたずらけど、オラは残念ながらこの時点でこの生き物のことを1ミリも知りませんでしたずら。

先ほど調べてみたら、何やら色んないわく付きな破天荒キャラらしく、一部で熱狂的なファンがいるんだとかいないんだとか。

結局のところよく分からなかったんずらけど、頭に亀を乗っけているところが、いわきFCのマスコットであるハーマー&ドリーに通じるものがあるずら。

 

 

その横にある野球場前広場にはご覧の様な人だかりが出来ており、何やら異様な盛り上がりを見せていましたずら。

 

 

階段部分にも交通規制がかかり、その先にあるリングは遠くからなんとか視認できる様な盛況ぶりでしたずら。

そんなリングには、あの大仁田厚が所属するプロレス団体が電流爆破マッチ?で戦うということで、フロンターレに興味の無いプロレスファンもきっとたくさん集まっていたんだろうずら。

オラはここ30年ほどのプロレス史をほとんど知らなかったりするので、大仁田以外の方は残念ながら知らなかったりしますずら。

 

このイベントは新型コロナや台風の影響で、延期に次ぐ延期を余儀なくされていたもので、やっと開催に漕ぎ着けたというイベントになっていましたずら。

この日は風が強いものの、快晴の元、お客さんもたくさん集まって盛り上がったずらし、本当に良かったずらね。

 

まあ、人垣で試合も見えないずらし、選手たちのウォーミングアップも迫っていたので、この場を離れてスタジアムに向かうことにしましたずら。

ゲートに向かう途中、爆破音が2回ほど聞こえたので、何かしら爆破イベントがあったんだと思うんずらけど、それはまた情報番組等で確認するとしますずら。

 

 

ちなみに、同時刻の催し物広場はご覧のように平和な空間となっていましたずら。

てっきりこちらにリングを設置してやるものかと思っていたずらけど、リングを設置するとなると地面が硬くないと駄目だったのかもずらね。

いや、こちらでやると大きな音が出て、隣でやっているテニスコートの大会に影響するとかもあったのかもずら。

 

 

スタジアム内も風が強かったずらけど、ピッチレベルでは結構風が舞っているのか、スプリンクラーの水飛沫を見ても分かる通り、風が強いところと弱いところがある感じでしたずら。

ボールも高く上がったボールに影響があるくらいで、そこまでプレーに問題は生じなかった感じでしたずら。

 

試合は前半に決着が着いた感じだったずらけど、札幌サポーターは最後まで声を振り絞って応援し続けていたずらね。

チームが置かれている状況は最悪だと思うんずらけど、試合後もさほどブーイングも無く静かだったのが逆に不気味だったずら。

もう諦めムードになっているとは思わないんずらけど、選手たちの頑張りだけではもうどうにか出来るレベルに無いことを悟っているのかもずらね。

お互いに同一監督が長期政権を続けているクラブで、そのマンネリ化から徐々にリーグテーブルの下へ落ちていっている現状がありますずら。

フロンターレはなんとか踏みとどまっているずらけど、札幌は夏場に新戦力を何人か投入しないと浮上のきっかけが無さそうというのがオラの感想ですずら。

シーズン途中にミシャを切るのも何か違う気がするずらし、意外に似たような悩みを抱えている札幌サポーターにはちょっと同情するところですずら。

 

ちなみに、ハーフタイムに行われている短距離走のイベントでは、珍しくスプリンタが大差をつけられて負けていましたずら。

チャレンジャーが思った以上に速かったのもあるとは思うんずらけど、あまりに強すぎるスプリンタに参加者がいなくなることを心配して、今回はチャレンジャーに勝たせるという出来レースにしたか、もしくはその挑戦者が自身の実力を偽って、過剰にハンデを勝ち取って挑んだかのどちらかだろうって見ていましたずら。まあ、あの絶対王者に勝つにはそれくらいやらないと無理だってずっと思っていたずらけど、もうちょっといい勝負になるハンデにしておいた方が良かったずらかね。

あと、一緒に走っていた声優さんは…よく分かりませんでしたずら。

 

 

この日はゴミスによるゴミスのための、バフェ祭となりましたずら。

インタビューに答える彼は、いつもの穏やかな雰囲気で感謝の言葉を紡ぎ、その分かりやすい英語は通訳を通さなくても観客に伝わっていましたずら。

本格的な英語圏出身じゃないと、日本人と同じように簡単な単語を繋いで喋ってくれるので、意外に聞き取りやすく分かりやすいんずらよね。ちょっと古いずらけど、ピクシーことストイコビッチも通訳が無くても分かるような英語だったりしましたずら。

 

そんなゴミスに付いている通訳担当さんがいるんずらけど、ヒーローインタビューやGゾーン前での挨拶などでは、同じくメンバーに名を連ねているファンウェルメスケルケン際にやってもらうのも、エンタメ的には良いんじゃないかと思うんずらけど駄目なんずらかね。

流石に公式インタビューとなると広報側として通訳さんを使わないと問題がありそうずらけど、スタジアム内へ向けた声を拾うにはそれくらい柔軟にやっても良さそうなものずらけど。ぜひクラブには一考して欲しいずらね。もちろんゴミスや際が容認すればずらけど。

 

 

最後はGゾーンまで長谷川達也が挨拶に来てくれましたずら。

ちょっと控えめにトラメガで挨拶するのはいつものことずらけど、フロサポにいつまでも愛されている選手だと感じますずら。

他クラブではサポーターとどんな関係を築いているか分からないずらけど、期待されて入ってきたのにあまり結果を残せずに色んなクラブを渡り歩いているのを見ると、あのままフロンターレに残ってくれてれば…って考えなくもありませんずら。

でも、三笘の台頭に、その穴を埋めるべくマルシーニョを獲得してきた流れを考えると、彼のプロキャリアでの挑戦は理解できるずらし、きっと色んな経験を積めて有意義なものとなっていると思われますずら。

横浜FCでは移籍直後にキャプテンを任されたりして、苦しみながらもすごく良い経験を積んでいたずらしね。いつかその経験をフロンターレに還元して欲しいところずら。

 

さて、試合内容はさして触れることも無いんずらけど、冒頭に書いていた心配事に少しだけ話すとしますずらか。

 

まずはフロンターレとは関係ないずらけど、対戦相手のスタメンにいたセンターバックの家泉についてですずら。

みなさんご存知の通り、彼は去年までいわきFCで不動のセンターバックを務めていた選手ですずら。

…知らないずらか。でもオラは良く知っていますずら。だって去年のいわきFCでのイチオシの選手で応援していたずらからね。

今年は残念ながら個人昇格でJ1の札幌へと移籍しているんずらけど、怪我人等でやっと出番が回ってきて活躍できるかと思いきや、このタイミングで絶好調のゴミスのマークを任されるとは、なんとも運がないというか何というか…

いや、逆にここでゴミスを押さえたら、一躍その実力を認められて評価が爆上がりした可能性もあるので、そこは不運の一言で片付けてはいけないかもずら。

 

でも、今のコンディションの良いゴミスを抑えるのは大変だったと思いますずら。

彼も1年間いわきFCで鍛え上げたフィジカルを武器に、他のJ1クラブのストライカーだったら、それこそ全て競り勝って攻撃を食い止めていたことだろうずら。

しかし、今のゴミスは浦和戦でも証明されていた通り、あのショルツやホイブラーテンをものともしないポストプレーを見せていいたずらし、駆け引きが決して上手いとは言えない家泉にとってはかなりの難敵だっただろうずら。

札幌のミシャスタイルでは、基本マンマークのディフェンスとなるずらし、1対1で負けてることが許されない戦術をとっていますずら。

そこで勝てる、もしくは負けないことを期待されて家泉を送り出していると思うんずらけど、流石に彼だけに責任を押し付けるのは可哀想だと思いましたずら。

その責任の取り方が、前半を終えての途中交代だったずらし、ミシャにしてはなかなか非情な采配だなぁって感じましたずら。

 

とりあえず結果は散々だったずらけど、J1の舞台で、等々力でゴミスと1対1でやり合う姿を見れて、オラは胸熱な45分間ではありましたずら。

 

ということで、心配事その1は、今後ミシャが家泉を再びベンチ要因にしてしまわないかというものでしたずら。

 

で、心配事その2は大南の怪我ずらよね。

これは冒頭に書いた通りなので割愛しますずら。

 

そして3つめの心配事は家長の扱い、というかメンタル面ですずら。

この試合では家長がスタメン復帰しており、鬼木監督の相変わらずの彼への信頼が見て取れたんずらけど、大量リードした中で、まさかの早い時間帯での途中交代をしましたずら。

当然、家長は90分出場するものと思っており、不満顔でピッチを後にしていたんずらけど、これは色んな意味で問題な気がしていますずら。

まずは鬼木監督の彼への信頼が揺らいでいるのかというのと、単純に家長の低調なパフォーマンスが気になりましたずら。いや、低調というよりは、90分間出る、更には連戦を考えてパワーをセーブしながらプレーしているのが目について、チームにとってそれはプラスになっているのか?って疑問をいつも以上に感じたからですずら。

試合の中で上手く力を抜く時間を作るのはプロの選手では当たり前かもしれないんずらけど、彼の場合は年齢による衰えも加味して、最近はちょっと看過できないパフォーマンスに終始することがありますずら。

まあ、家長ファンからはクレームが来ると思うずらけど。

確かにサボっていても、守備を免除されていても、それに見合う攻撃での貢献があれば何も文句はないんずらけどね。それを見せれていない今は、流石の鬼木監督もベンチに下げざるを得なくなってきたんじゃないかと想像しますずら。

元々鬼木監督は3連戦で家長のパフォーマンスを落とさないため、大量リードしているので早めにベンチに下げたのかもしれないずらけど、どうも家長自身はそんな話は聞いていない風な空気を出していたので、今後の家長の起用方法次第では、鬼木監督と家長の蜜月の関係に何かしら変化が訪れるんじゃないかという心配でしたずら。

 

まあ、要らぬ心配と笑い飛ばすファンやサポーターがほとんどだとは思うずらけど、オラはゴミスの活躍の裏で、というかゴミスの活躍によってそれが表面化するんじゃないかと思っていたりしますずら。

オラが監督だったら、好調のゴミスをトップで使い続け、エリソンを少し自由に動ける右サイド、今の家長のポジションに置きますずら。

そこに山田新でも良いずらし、ゴミスの疲労を考えて、上手くゴミス、エリソン、新の3人でローテーションできると思うんずらよね。

 

とにかく、3連戦を鬼木監督がどう乗り切ろうと考えているのか分からないずらし、これは終わってみてから検証してみる事案なのかもずら。

まあ、どんな状況でもターンノーバーせず同じスタメンで行くのが鬼木流ずらし、あとは新たな怪我人が出ないのを我々は祈るくらいしかありませんずら。特にジェジエウあたりを…

 

では、今回のスタジアムレポートはこれくらいで終わりとしておきますずら(●´ー`●) ノ