イミテーションF | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

【2024 J1 第7節】

川崎 0−1 町田

 

覚悟を持って…

鬼木体制になって何回も聞いたセリフずらけど、オラも覚悟が出来ましたずら。

 

残留争いの覚悟が。

 

って宣言したくなるほど酷い内容の敗戦でしたずら。

戦略、戦術、采配、実力…、全てにおいて相手に遅れを取っていると感じましたずら。

まあ、首位のチームと中位以下に沈むチームとの対戦と考えれば、その順位通りの実力差があっただけなんずらけどね。

それでも今までは、相手チームやサポーター、識者たちまでもが「フロンターレはやっぱり強い」って思い込みをしており、それが目に見えないアドバンテージとなっていましたずら。

しかし町田の監督、黒田さんは当たり前のことを当たり前にやり、そんなフロンターレのメッキをあっさり剥がすことに成功していましたずら。

 

いやぁ、相性は悪いだろうとは予想していたずらけど、これほどまでに何もさせてもらえないとは思いませんでしたずら。

過去の栄光に引っ張られ、相手より技術的に上、自分たちのスタイルを突き詰めれば勝てるという幻想はもう捨てた方が良いずらね。

高校サッカーで頂点を極めたリアリストの前では、そんな偽物の、イミテーションゴールドは、きっとくすんだ銅塊くらいにしか見えなかったんだろうずら。

メッキが剥がれて下地の銅が見えている状態ずらね。最初から銅の良さを引き出し、味のある造物を目指せば良いものを、いつまでもあの時の黄金の輝きを忘れられずにいるんだろうずら。

 

いつもなら、こんな惨めな敗戦の後は数日間のブレイクを挟まないとブログも書けない有様だったんずらけど、今回は想定内の敗戦だったこともあり、早めに気持ちをリセットするためにもこの記事を書き始めた次第でありますずら。

 

では、早速写真を見ながらスタジアムの様子を振り返っていくとしますずら。

 

 

仕事帰り、2時間ほどの仮眠を取っていざ等々力へ。

目覚めの1杯は、新発売のキリン晴れ風にしてみましたずら。

 

個人的な評価は…

悪くない!いや、むしろ好きな部類に入るビールかもずら。

 

口に入れた瞬間はスッキリ、喉越しも悪くなくグビグビ行けるんずらけど、最後に喉に残る後味みたいなものが、キリンっぽいかなぁってファーストインプレッションずら。

オラはスーパードライを好んで飲んでいるんずらけど、それが好きなのは、最後に喉に何も残らないスッキリ感があるからなんずらよね。

でも、それ以外は悪くない1品で、これが糖質オフだったら常飲しても良い銘柄だったかもずら。

いや、すでにキリンさんのグリーンラベルをそんな理由で選んではいるずらけど。

 

 

と、睡眠不足の体を起こしてからフロンパークに突入したんずらけど…

 

 

混んでる!

キックオフ1時間半前の、日曜日の13時半過ぎは、心配された雨も無く、むしろ晴れ間が見えて暑さを感じるくらいの陽気でしたずら。

桜も満開、ご近所の首位町田との対戦ということで、チケットも早々に完売して盛り上がりを見せていましたずら。

 

キッチンカーも沢山並んでいたずらけど、相変わらずのFUNKY'S匂がするラインナップなのはしょうがないところずらか。

実際にはいくつかのグループが入っているのかもしれないずらけど、前節の日産スタジアムに並ぶスタグルを見てしまうと、ちょっと残念なクオリティだったりしますずら。

 

 

懲りずにしらす丼がまた出ていたんずらけど、意外に人気があるんずらかね。

それとも、単純に利益率が高いのか、オラからしたら謎メニューのひとつですずら。

でも、スタグルは肉系が多くなってしまうので、意識的に海鮮系のメニューを入れているのかもずら。

 

 

人気に翳りの見えるブラジルキッチンに変わるべく、串焼きの肉を専門にしている店をぶっ込んできましたずら。

しかし、1本800円って…

これだったらブラジルキッチンでシュラスコを買いますずら。

 

 

この日はドールランドが開催されていたずらけど、、いつもの様にバナナやアボカドが売られていたくらいで、あまり盛り上がっていない感じだったずらかね。

 

 

ちょうど選手バスが来ていたタイミングだったんずらけど、バス待ち応援をしていたのかどうかはよく分かりませんでしたずら。

 

特に見るべきものも無いので早めにスタジアムに入ることにしましたずら。

 

 

バックスタンドコンコースはいつものラインナップといった感じなんずらけど、お昼過ぎの微妙な時間だからなのか、それともみんな花見をしながらすでにお腹に何か入れていたからなのか、和幸さまのお弁当も売れ行きが芳しくない様子でしたずら。

 

 

詳細は分からなかったずらけど、「町田の味」を売りにしたおにぎり屋さんが出ていたずらね。

東京都町田市ではあるずらけど、ほとんど神奈川県川崎市町田区みたいな立ち位置の地域ずらし、その立地からして名物も何も無さそうなところは、川崎市と同様にスタグル面では苦労をしていることだろうずら。

 

 

スタグルの売れ行きは若干よろしくなかった印象ずらけど、観客は2万2千人越えをしており、早い時間からスタンドは埋まっていた感じですずら。

町田側もエリアは狭かったずらけど、熱量のあるサポーターたちが埋めており、熱い声援を送っていましたずら。

 

そういえば、いつもやってるアウェイサポ歓迎の場内アナウンスに、Gゾーンあたりからもブーイングが出ていたずらけど、何か確執があるような過去があったんずらかね。特に思いつかないずらし、これはちょっと意外でしたずら。

アンチフットボールと言われている黒田サッカーで、Jリーグの他クラブサポから嫌われ、すっかりヒール役となっている町田ゼルビアずらけど、別にサポーターや選手たちはそこまで批判される様なことをしている訳でも無い気がするんずらけど、そこはちょっと可哀想だなって思いましたずら。

 

 

久しぶりにゴール裏にある鮪牛さんでお弁当を購入、この日は特大メンチと生姜焼きが並んでいたんずらけど、こちらの1品をチョイスしましたずら。

 

 

ザ・生姜焼き丼!

どんぶりではないずらけど、白米に生姜焼きを乗っけただけのシンプルなお弁当は素晴らしいの一言ですずら。

いつもはお漬物などが入っているサイドポケットに、なぜかゆで卵の半身が居座り、本当に生姜焼きのみの直球勝負なお弁当となっていますずら。

 

まあ、不味いわけが無いずらよね。

若干脂身の多い豚肉が、肥満体型を気にするオラの心を鷲掴みにしますずら。

 

なんとかGKのウォーミングアップまでに胃袋に流し込み、すでに汗をかき始めている日差しの中で応援を始めますずら。

 

 

試合前もハーフタイムも、ずっとスプリンクラーで水を撒いていたずらけど、そのパスサッカーを後押しするはずの素晴らしいピッチコンディションにはチームは応えられていなかったずらね。

先日の日産スタジアムの酷いピッチを見ているだけに、余計に等々力のグラウンドキーパーをしてくださっている湘南造園さんには感謝しかありませんずら。

 

そんな最高のコンディションな等々力ではあるんずらけど、チームの出来は最悪、そして気になったのは、ホームゲームを盛り上げるべきスタジアムDJが最悪のテンションだったことずらかね。

いつも熱いコールで、時には行きすぎて声が裏返ってしまうほどのテンションで盛り上げてくれる林さんは、この日は超がつくほどのローテンションでアナウンスを繰り返していましたずら。

 

もう、サポーターたちが心配してしまうほどの内容だったんずらけど、本当に体調は大丈夫だったんだろうずらか。

オラは冗談まじりに、試合終了後にアナウンスしながら放送ブースで倒れて死ぬんじゃないかって言っていたくらいのテンションでしたずら。

 

もし体調が悪ければ、無理せずに代役を立てても良いと思うずらし、なんなら相棒である小森さんに任せても良かったと思うんずらけど、本当に心配になりますずら。

 

 

試合終了後は、いつもの様に何に拍手を送っているか分からない中、ブーイングも出来ない空気感は悲しいものがありましたずら。

サポーターたちも、これが今のフロンターレの実力なんだなって悟ったのかもずらね。

タイトルを公言してスタートしているチームずらし、普通ならこんな不甲斐ない順位と内容だったらブーイングも出てきそうなものずらけど、それすらも諦めている雰囲気をオラは少し感じましたずら。

 

今回は試合後の鬼木監督のコメントが気になったので、珍しく記事を書く前にオフィシャルのゲームレポートを読んでから書いているんずらけど、流石に今回の試合では、「自分の指導力不足」というニュアンスの言葉は使っていなかった様ずらね。

それを言ったらもう鬼さんと言えども解任だなって、半分冗談でサポ仲間と話していたんずらけど、この日はそれほどにピッチ上の選手たちの力不足も目立っていましたずら。

 

とにかく、ピッチ上で修正する能力が低下し続けているのは問題視しないといけませんずら。

ゲームを作れる、戦況を読み取り修正する能力を持っている選手は、ある意味才能の部分に左右されるのでしょうがないとしても、問題提起し、声を上げて修正をしようとしないのは改善の余地がありますずら。いや、改善しないといけませんずら。

 

試合後のコメントでは、相手が予想外にロングボールを入れてこないことに戸惑っていた様子が窺えるずらけど、だったらそれを感じ取った選手が声を上げてピッチ内で修正しないといけないずらよね。

前線とディフェンスラインの距離が広がってしまい、バランスが悪くなったと言っていたずらけど、それを前の3人と情報共有して修正しないと駄目ずらし、発言力がある選手たちがそれを聞き取って全体をコントロールしないといけませんずら。

 

バランサー役としては力を発揮する脇坂ずらけど、キャプテンとしてチームを引っ張りまとめ上げる立場としては物足りなさを感じますずら。

特に家長に対して誰も何も言えないチームになってしまっているのは大問題ですずら。

鬼木監督がその権限を与え続けているのも問題ずらけど、瀬川や脇坂が、家長のその感受している自由の代償を払い続けている現実、そしてその特権がプラス方向に何も貢献していないのは年を重ねるほどに顕著になっているにも関わらず、ずっとその問題を放置し続けているのが今の状況を作っているのは誰もが分かっていて声に出せていないのが現状ですずら。

 

この試合では、ジェジエウが最初に足の違和感を訴えているにも関わらず、交代選手の準備もせず放置し続けたベンチワークや、家長の守備をしないゲームの入りが重なって、瀬川がやられまくっていたのは誰の目にも明らかだったのに、ベンチもピッチ内でも誰も修正を図ろうとしないのはスタンドで見ていてストレスでしかなかったですずら。

 

マリノス戦でターンノーバーしなかったので、この日も鬼木監督は同じスタメンでやるものだと思っていたずらけど、予想外にメンバーをいじってきたのはどんな計算があったからなんだろうずらか。

たった今、試合中継映像を見返しているずらけど、試合前の監督インタビューで橘田はコンディション不良ということが分かりましたずら。

まあ、それ以外の理由で外すことはないだろうずらし、これは風邪や新型コロナあたりだったらしょうがない部分ではありますずら。

 

しかし、前節の三浦颯太の離脱に続き、最終ラインでジェジエウも負傷交代となると、去年と同じく最終ラインはまたスクランブル状態となりますずら。

車屋は全体練習に合流したという情報はあるずらけど、まだコンディションを上げている最中だろずらし、高井もオリンピックの予選に選ばれて1ヶ月近くチームを離れるずらから、最終ラインは、大南、田邉、丸山、佐々木旭、際あたりで乗り切らないといけませんずら。

ベンチ外となっている丸山や際のコンディションや、監督からの評価はどうなのか分からない部分はあるずらけど、このスクランブル状況では使わざるを得ないずらよね。

それとも、福島に出している松長根を呼び戻すか、それともユースの土屋あたりを無理やり実践投入するのか、今では不安よりも楽しみが先行しているオラではありますずら。

 

しかし、U23帰りの高井を今は徴用しているずらけど、彼の評価は難しいずらね。

19歳という年齢を考えると、間違いなくポテンシャルや今のプレーレベルは期待が持てるものではあるんずらけど、この試合の様にビルドアップのパスミスが続くのは、安定性という意味でタイトル獲得を標榜するチームのスタメンとしては微妙な立ち位置だったりしますずら。

安定性という意味では大南になるんずらけど、選手を育てながら上位を目指すチームだったら、今の高井はどんどん起用すべきところではあるんずらけど、それを良しとしない鬼木監督の方針とは合致しないはずなのに使っているのは、ベンチを温めている、またはベンチ外の選手を含めてピッチに立てるレベルにないと示唆していると思うと、それはそれで大丈夫なのって思ってしまう部分はありますずら。

 

まあ、怪我人が続くのは今に始まったことではないずらし、フィジコやメディカルの情報管理にも諦め耐性がついている昨今のオラではありますずら。

でも、この怪我人が続く状況が鬼木監督の判断ミスだったとしたら問題ずらね。彼に集約されデータが、連戦でも大丈夫とされているなら、それを信じてメンバー選考する鬼さんの選手選考はしょうがないところではあるずらけど、SOSのシグナルが出ているにも関わらず、必要な戦力だからって起用し続けているとしたら大問題だったりしますずら。

現代フットボールでは、そんな怪我も織り込み済みでスカッドを揃えて戦うずらし、早めの復帰をするメディカルの環境も整えているのが普通なんずらけど、それでもこんな状況が毎年続くのはいただけないものがありますずら。

 

さて、そんなターンノーバーをしない鬼木監督の采配はもう慣れたずらけど、セットプレー関連の質が悪いままなのはそろそろ改善していかないといけませんずら。

 

この試合で特に気になったのは…

相手のロングスローやコーナーキックでの守備陣形ずらね。

 

全員、ペナルティーボックスに入って跳ね返す。以上!

 

え?それだけ?

 

いや、ロングスローや早めのアーリークロスなので、ゴール前にカオス状態を作って得点を量産する町田のやり方に対処する方法としては、まあ分からなくもないところはありませんずら。

 

でも、それを凌いだ後どうするのかって考えていたんずらかね。

自分たちのボールになりそうな場面でも、誰も相手ゴールに向かわず、ただなんとなく陣地を回復するために時間を使ったりボールを相手陣地に蹴り出すだけの体たらく。

あまりにも稚拙、優勝を狙うチームのやるセットプレー対策とは思えないレベルの守り方でしたずら。

 

ただでさえ不満に思っていたその対策に、口が塞がらなかったのが、相手が退場で1人少なくなった後も、同じ様に全員ペナ内に下がった守備を続けていたことですずら。

 

ひとり多い状況でそれを活かせない柔軟性の無さ、というか、ベンチも含めそれを誰一人として指摘できない状況判断の無さは残念でなりませんずら。

前節の横浜FM戦では、こちらがひとり少なくなった時点で、マリノスの選手たちはそれを普通に選手たちは利用する様に、コーナーキックではショートコーナーを積極的に使って数的有利を活かしていましたずら。

サッカー選手、プロにまで上り詰めた選手たちなら、そんな数的有利時の攻め方やセットプレーのやり方なんて常識だと思っていたんずらけど、そんな素人目線の判断もできないチームになっていたのかと、この時は本当にガッカリしていましたずら。

いや、素人のオラのそんな常識は、最前線で戦うプロの、それもタイトルを狙うチームの選手たちには非常識なのかもしれないずらね。そう思うことにしておきますずら。

 

さて、他にも突っ込みたいところは数多くあるずらけど、今回はこれくらいにして次節以降に期待を膨らませることに時間を費やしたいと思いますずら。

 

そうそう、次節以降といえば、次のホームゲームとなる東京ヴェルディ戦では、お笑い芸人の大西ライオンさんが始球式を務めると発表されていたずらね。

バックスタンドのコンコースモニターでそのアナウンスを聞いていて、すぐに思いついたのは…

 

ライオン繋がりで呼んだゲストが、ゴミスより先に等々力でゴール後のライオンセレブレーションをやってしまうんじゃないかということですずら。

 

いや、これをやったらブーイングずらっしょ。それをやってGゾーン前に挨拶に来たら、オラだったら手元にある何かを投げつけている可能性はあるずらね。

ずっとゴールレスで苦しんでいるゴミスに先駆けて、ゴール脇で野獣パフォーマンスなんてしたら…

お笑い芸人としたら爪痕を残したと言える行動かもしれないずらけど、まあその後は等々力出禁になることを覚悟しておかないといけないずらね。

このブログでそんな事を書いても抑止力にはならないかもしれないずらけど、一応記しておくとしますずら。

 

さあ、今年は熱いシーズンになるずらよ。

残留争いは久しぶりで胸熱な展開ですずら。

黒田サッカーに思うところのある他クラブのサポーターには謝らないといけないずらけど、フロンターレはこれを契機に何か変われるという、そんな実りのある試合だったと思いますずら。

 

では、今回のスタジアムレポートはここまでにしておきますずら(●´ー`●) ノ