忘れ涙を消化する | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

【2024 ACLラウンド16 2nd.Leg】

川崎 2−4 山東

(合計スコア 5−6)

 

先ほど、やっとこさ映像を見返しましたずら。

そういえば、最近では”やっとこさ”って聞かなくなった気がするずらね。

これは死語なのか、それとも地域限定に近い方言だったのか、考えたことがなかったずらけどZ世代には通じているだろうずらか。

 

なんて、別の話に思考を逸らしたいくらい残念な結果となった試合でしたずら。

 

いやぁ、2週間ほど経ってだいぶ気持ちが落ち着いたと思ってDAZNの中継映像を見てみたんずらけど、試合終了直後のベンチに呆然と座る鬼さんの姿を見たら、なぜか涙がこぼれ落ちたずらね。

結局、スタジアムで味わった喪失感を、再び自宅で再度味わっただけとなりましたずら。

 

試合内容はスコアが動くたびにどちらが勝ち抜けるか分からなくなる展開に、結果が分かっていてもドキドキしながら見ることが出来るくらい面白いゲームでしたずら。

ただ、前半の2失点は相当にお粗末なものだったのが返すがえすも残念でなりませんずら。

 

大南。脇坂。

2人の致命的なミスによって負けたと言っても過言ではない試合でしたずら。

オラだったら居た堪れなくなって、翌日速攻で坊主頭にして出直すずらね。それくらいしないと許してもらえないって思うくらいの失態でしたずら。

これも”やっとこさ”と同じく古い考え方なんだろうずらね。猛省が必要なほどのミスをしたら、とりあえず坊主にして許しを請うのは昭和の風習なのかもしれませんずら。

ご存知の通り、2人はそんな頭を剃り上げるなんてことはせず、プレーで見返そうとその後も頑張っていることだろうずらけど、そのミスの記憶が払拭されるのはリーグでタイトルを獲った時になることだろうずら。…オラの中でってことずらけどね。

 

しかし、そんなあり得ないレベルのミスを犯しても、その後はそれを引きずることなくプレーしていたのは流石だったずらね。プロのサッカー選手はそこら辺の切り替えが出来るということなんだろうずら。

特に大南は失点に直結する個人の判断ミスだったので、普通なら動揺して影響が出そうなものでしたずら。

自分の後ろにはGKひとりしかいないのに、相手のプレスが来ている中、無理に切り返してかわそうとしたところをかっさらわれる最悪のプレーを選択してしまいましたずら。

パスコースを読まれてインターセプトされるとかならまだ言い訳しようがあるずらけど、あれは単純に慢心があったと言われてもしょうがない判断だったずらからね。

前々から、やらかし癖があるプレイヤーという印象はあるずらけど、まだ若いずらし、これも良い経験と思って偉大なプレイヤーに成長して欲しいところずら。

よく比較対象として谷口の名前が出てくるずらけど、彼が大南と同じ年齢だった頃を思い出してみれば良くやっている方ずらし、むしろ谷口より期待が持て…るかどうかは微妙ずらけど、頑張っている方だとは思いますずら。

 

ちなみに2失点目の原因を作った脇坂ずらけど、こちらのコーナーキックのミスは彼のせいなのかどうなのか判断が難しいずらね。

スタジアムで見ていた時は、単純に脇坂のキックミスでカウンターをくらい失点した印象しか無かったんずらけど、映像で見返してみると、何やらデザインしたコーナーキックをやろうとしていた様ですずら。

グラウンダーで蹴り出したボールがそのまま相手DFの足元に入ったので、敵と味方を誤認したとしか思えないような綺麗なパスだったんずらけど、本来ならそこに誰かが入って来なければいけない手筈だったのかもしれないずらし、それを怠った誰かがいたのか、それとも単純に脇坂が何かしら勘違いしてやらかしたのかは本人に聞いてみないと分からないところずら。

まあ、坊主にしていないのだから彼だけの責任では無かったんだろうずらね。…坊主の事はもう良いずらか。

 

と、2人の頑張りを評価しないで恨み節ばかり書いているずらけど、この試合に関してはそれもしょうがないとは思いますずら。

あの致命的なふたつのミスがなければゲーム展開はもっと楽になっていただろうずらから。

 

しかし、試合内容は熱い展開で面白いものになっていたずらけど、審判は酷かったずらね。

山東の危険なプレーを流し続け、どんどんゲームがコントロールできずに荒れたものとなってしまいましたずら。

まあ、途中からフロンターレの選手たちもアジャストして反則気味のタックルを何回かかましていたずらけどね。

 

でも、山東はそんなラフプレーを抜きにしても強い相手ではありましたずら。

いや、助っ人外国籍選手たちが強烈だったと言うべきずらか。

それはフロンターレの方も同じことが言えるずらけど、それ以上にパワフルで決定的な仕事をこなしてくれる頼もしい存在だっただろうずら。

エリソンが居なかったら、きっとあのFW欲しい!って思っていたことだろうずら。

 

そんな素晴らしいパフォーマンスを見せ続けているエリソンずらけど、試合後の中継映像で、場内を一周している時に彼が涙しているのを見て、おじさんまた好きになってしまったずらよ。

この大会にかける気持ちが強かったのか、それとも泣き虫体質なのか、どちらか分からないずらけど、まだチームに合流してそれほど経っていない彼が、あそこまで気持ちを入れて戦ってくれていたことにちょっとグッときてしまいましたずら。

それ以外の古くからチームに在籍している選手たちが、意外と淡々としているのにギャップを覚えたずらけど、これはもう何も考えられ無かったという状態だったんだろうずら。

オラもそんな状態だったずらからね。スタジアムでは涙も出なかったずらけど、時間が経ってから映像を見返して感情が戻ってきた感じでしたずら。

 

いつもだったら脇坂あたりが試合後のインタビューあたりで泣いているところなんずらけど、今年からキャプテンになったことにより我慢していたんずらかね。

だいぶ心ここにあらず状態だったずらけど、今年はこれまで以上にチームの顔として矢面に立たされることになるずらから、感情に身を任せられずにインタビューに答えるのは大変だろうずらけど頑張って欲しいずら。

去年はそのプレッシャーに押し潰されて橘田が調子を落としてしまったずらけど、今年もチームの戦績が悪かったりしたらそうなってしまわないか心配ではありますずら。

 

というか、その橘田は今年どうなんずらかね。

キャプテンのプレッシャーから解放されてのびのびとやれるかと思っていたずらけど、今のところ上手く行っていない感じがありますずら。

相手チームに研究されて狙われていると言った方が正解なのかもしれないずらけど、1アンカーで守備も攻撃もタスクをこなすのは並大抵のことではありませんずら。

元々守備に定評はあるずらけど、両サイドバックがまだ不慣れな2人で連携も取れておらず、彼だけでそれらをフォローするのは難しいずらかね。

攻撃の面ではまだまだ物足りないずらけど、パスセンスがある訳でもないので、中盤の底で彼に高い要求をするのは酷というものずらか。

オラはアンカーを山本か瀬古にして、橘田を前に上げ、もっと機動力を活かした方が良いんじゃないかと思っていますずら。

ここ数年固定している4−3−3は強力なアンカーがいてこそ成立するシステムずらからね。

どうしても守田がいた頃のイメージを引きずってしまうずらけど、彼ほど守備も攻撃もできる万能で強度のある選手はそうそういないことを思い出すべきずらか。

そういえば、今年から?橘田が足の裏を使った引球で視野とパスコースを作ろう頑張っているずらよね。守田が得意にしていたプレーずらけど、それをイメージしてトライしているのか、橘田も前を向いてボールを散らすためにやっていますずら。

しかしぎこちない…。練習すればそのうち出来るようになるもんなんだろうずらか。そこら辺の技術はもっと若いうちからやっていないと身に付かなそうずらけど、自然に出来なくても意識して身につけられる技術でもあるずらし、是非とも試合で使えるレベルにして欲しいところずら。

 

なんて期待を込めて橘田の事を書いているずらけど、明日行われる京都戦のスタメンから外れている可能性は結構ありますずら。

前節、同じように惨敗した磐田戦では前半でベンチに下げられていたずらし、彼に期待をかけて使い続けてきた鬼木監督が、結果を求めるために下げざるを得ないと判断したのは意外でしたずら。

まあ、それだけ山本の出来が良く、ある程度守備の強度を捨ててもそちらの攻撃力、展開力、可能性にかけたいと思ったんだろうずら。

 

いやぁ、山本は想像以上に良い買い物だったと思いますずら。

オラが加入当初、そこまで評価していなかったのも手伝ってはいるんずらけど、久しぶりにゲームを作れるプレイヤーが入ってきたという感じですずら。

この山東戦でもスペシャルなパフォーマンスを見せていた彼だったんずらけど、この時はまだ鬼木監督の中の序列では、橘田の方が上だったということなんだろうずらね。

あらかじめ分かった上で中継映像を見ているのに、「なぜ山本をそこで下げる!」って画面に向かってつぶやいていたずらからね。

 

これでフリーキックを山本が蹴れるようになると最高なんずらけど、G大阪時代は蹴っていなかったんずらかね。宇佐美が蹴っているイメージが強いずらけど、ちょっと気になるところずら。

近年のフロンターレはキッカーが弱いずらからね。

憲剛や脇坂も、FKを蹴れる選手ではあるずらけど、スペシャルではないずらからね。相手との駆け引きが上手いので、そこらへんで技術をカバーしているといった印象ですずら。

 

でも、今年は蹴れそうな選手が何人かいるっぽいずらよね。

三浦颯太はクロスボールの質からも分かる通り、早くて鋭いボールを蹴れそうずらし、パンチ力というだけならエリソンがどんなボールを蹴るのかも見てみたいところずら。

これに山本やゼヒカルドなどもキッカーに名乗りをあげてくれれば、遠野や瀬古も含めてフリーキッカー戦国時代に突入ということになるかもずら。

 

戦国時代?ちょっと何書いてるか分からないずらけど、雰囲気は伝わるずらか。

 

そんなFKが武器になる時代に突入するなら、ゴール前でファールをもらえるドリブラーがもう一人欲しいずらね。右の家長のポジションに。

相変わらずゲーム展開を読む力はあるずらし、ボールが上手く回るようにポジションを捨てて立ち回るところにはセンスを感じるんずらけど、いかんせん運動量が少なくなってしまっていますずら。

走っている距離はさほど変わらないかもしれないずらけど、その強度とキレはだいぶ落ちているずらからね。数年前の映像を見るとそれはもう目に見えて明らかですずら。

ちなみに、この山東戦の2失点目、脇坂のミスからロングカウンターを受けた時、後方に残っていた家長が最後まできっちりディフェンスに走っていれば防げていた失点でもありましたずら。

まあ、家長の場合は守備をしないとかじゃなくて、守備が出来ないと言った方が正しいんずらけどね。ディフェンスの意識が低いことも含めて守備が下手な選手であることは前提として考えてあげないといけないかと最近では思っていますずら。

 

ということで、左にマルシーニョ、右にも誰かファールをもらえるドリブラーを…って考えたんずらけど、ここに永長鷹虎がいたらなぁって、無いものねだりの選択肢が真っ先に思い浮かんでしまいましたずら。

パトリッキベロンとかはそこまでドリブラーって感じではないずらし、ここは脇坂あたりにどんどん切り込んで行ってもらって、自らファールをもらってもらう事にしましょうずら。

 

と、山東戦を振り返る記事じゃなくなってしまったずらね。

もうだいぶ前の話なので振り返るも何も無いんずらけど、気持ちに決着をつけるべく映像を見たので、とりあえず記事を書き始めた次第でありますずら。

 

あ、すっかり忘れていたずらけど、当日の写真も試合前まではちゃんと撮っているので掲載しておきますずら。

 

 

2月後半にしては暖かい陽気となり、火曜日の17時キックオフにしては多くの人が駆けつけていましたずら。

 

 

フロンパークもそれなりにキッチンカーを揃えており、見慣れない店もあったりしましたずら。

 

そんな中で、今年初めのホームゲームずらし、ちゃんこ初めで舌鼓を打とうかと思ったんずらけど、試合後の飲み食いを考えて今回はやめておきましたずら。

 

 

でも、鶏肉ではなく豚肉ちゃんこだったのはちょっと気になりましたずら。そこまで味は変わらないと思うんずらけどね。

というか、2回に1回は肉が入っているのを見たことがないんずらけどね。

 

 

写真を整理していて思い出したずらけど、この日は”新”発売系のアルコールではなく、なぜかバドワイザーを飲んでいたんずらよね。

きっと敗因はこれずらね。普段飲んでいないものに手を出したオラが悪かったと反省しておきますずら。

 

 

スタジアム脇の後援会ブースでは、先日のスーパーカップでもやっていたらしい、後援会員限定のガチャがあったらしく、ご覧のような長蛇の列が出来ていましたずら。

タダとはいえ、在庫処分品を配給する列にここまで人が群がるのはどうなのって思いつつ、オラも当たり入り有料ガチャをひと回ししていましたずら。

 

 

やったぜゴミスキーホルダーが出たよ!って、1秒間だけぬか喜びしたのは画像を見れば一目瞭然ですずら。

 

チャナティップ…

元気にしてるかなぁ。ゴミスも同じ道を辿らなければ良いけどなぁ…なんて事は思ってもいないずらけど、早く18番と言えばゴミスって感じの活躍を見せて欲しいところずら。

 

 

バックスタンド側の10番ゲート広場は縮小営業で、飲食店はちょっと寂しい感じとなっていましたずら。

 

 

和幸さまはお弁当は出してなかったずらけど、新メニューとしてロースカツ丼を850円というリーズナブルな値段で提供していましたずら。

ん〜、味わってみたいところずらけど、流石に丼ものは暖かいやつを食べたいところずら。

 

 

FUNKY'Sさんは相変わらずのラインナップずらか。

値段のところは値上げされた札が貼られているずらけど、普段購入していないのでどれくらい値上がったのかが分かりませんずら。

プレーンのホットドッグが400円、チーズなど他のトッピングのものが500円になっているずらけど、あのガッカリドッグが1コインの時代になったのは感慨深いというか何というか。

20年くらい前は半額くらいで、チーズやサルサソースなどのトッピングはセルフサービスでかけ放題だったのが懐かしいですずら。

まるでDAZNの値上げとダブって見えてしまうような独占販売による営業手法ずらね。

数年前までは3Dドッグという、安くてボリューム満点なサンドが隣で売られていたずらけど、そのライバルがいなくなった後はやりたい放題と言った感じずら。…ちょっと言い過ぎずらか。

DAZN然り、ジャニーズ然り、同業他社の徹底排除による質の低下は世の常で、等々力の飲食事情にまつわる未来は暗いと言わざるを得ないずら。

せっかく株式会社フロンターレも等々力緑地の運営に一枚噛んでいるずらから、これらのテナント料を下げて量と質を高めて欲しいところなんずらけど、逆にペイラインを気にする様になってしまったんずらかね。

いや、出店する側の中小企業の体力が無くなってしまった方が大きいのかもずらね。

 

 

Gゾーン近くのコンコースには横断幕がいくつか飾られていたずらけど、ACLのトロフィーを持ったふろん太の引き締まった表情が今見ると別の意味に見えてしまいそうですずら。

「うっ、心が痛い。アジアを制するはずだったのに、こんなところで負けるとは…」なんて表情に見えなくもありませんずら。

 

 

キックオフ1時間ちょっと前、16時頃なんずらけど、流石に座席はまだ埋まっていませんずら。

 

 

最終的には1万2千人弱入ったということなので、ゴール裏が閉鎖されている中ではそれなりに埋まっている絵となっていましたずら。

 

 

試合前やハーフタイムには、この日お披露目になったピッチに埋め込まれたスプリンクラーが発動していましたずら。

観客は水が撒かれると「おおぉ」って声を出していた様に、まさか等々力でこんな光景を見るとは思っていなかった人が多かっただろうずら。

それもこれも湘南造園に管理業者が変わったからなのか、指定管理者が川崎市から東急グループに移ったからなのか、どちらにせよ良い流れになりましたずら。

どうせなら、カシマスタジアムみたいにコンコースでもコンロなどで火を使って調理できる様な管理ルールにして欲しいずらね。是非とも寒い中で暖かい食事を多く提供して欲しいところずら。

 

という事で写真はハーフタイムのこの1枚で終わりですずら。

この後のことは記憶にありませんずら。

 

ほんと、記憶から消し去りACLが無かった事にしたい気分なんずらけど、それでもフロンターレが無念に散った後も、唯一日本から、Jリーグを代表して戦っているマリノスが頑張っているので、とりあえずはそちらを応援しながら敗退の意味を噛み締めながら生きていくとしますずら。

そのマリノスも、山東のラフプレーにかなり苦戦していたずらけど、何とかそれも跳ね返して次へ勝ち進んで欲しいところずら。

まあ、その先応援するかどうかは…、ちょっと考えさせて下さいずら。

 

では、だいぶ時間経過があったずらけど、山東戦のスタジアムレポートはここまでずら(●´ー`●) ノ