70億円のイチゴ | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

最後に食べようと大事に残していたイチゴは、半分食べかけたショートケーキの上から転げ落ちてしまいましたずら。

大好きなイチゴ、楽しみにしていたイチゴ、手に届くそこにあるのに、もうその味を楽しむことは出来ませんずら。

 

今のオラの喪失感を表現してみたんずらけど、分かりますでしょうずらか。

…分からないずらよね。オラも何を言っているのか良く分かりませんずら。

 

とにかく1日経過して、やっと意識が戻ってきたのでブログを書いてみることにしましたずら。

もちろん試合映像はまだ見返していませんずら。極力、その手のニュースや記事も目にしないように日常を過ごしていますずら。

 

映像を見返すことが出来るようになるには、Jリーグ開幕戦で湘南に快勝し、リーグタイトルに望みが出てきた後ずらかね。

山東泰山戦の直後は平塚まで行くのをやめようかと思っていたずらけど、だいぶメンタルが回復して来たので、重い足を引きずって湘南新宿ラインに乗り込もうと思いますずら。

 

で、明後日にはもう開催される湘南戦に向けて、なんとか気持ちを切り替えようと記事を書くことにしたんずらけど、選手たちは本当に一晩で気持ちを切り替えて練習に臨まないといけなかっただろうずらし、想像以上に大変だっただろうずら。

サポーターも、口では簡単に切り替えろって言っているずらけど、オラは流石に試合直後の選手たちにそんな言葉をかけることは出来ませんでしたずら。

ただ大声でフロンターレコールをするのが精一杯で、こぼれ落ちそうな涙を堪えてスタジアムを後にするしかありませんでしたずら。

 

スタジアム全体は選手たちを労う拍手で溢れかえり、オラはそのポジティブな空気とのギャップに違和感を覚えながらピッチを見つめていましたずら。

 

失ったものが大きすぎる。

 

実際には、手に入れられる可能性があったものが消えて無くなっただけではあるんずらけど、フロンターレの経営陣は、その手に入る可能性がある賞金を見込んで、次なる一手をどうするか皮算用をしていたことだろうずら。

 

そう、23−24シーズンの今大会を優勝すれば、2025年に新しく開催されるクラブW杯の出場権を得られ、その莫大な賞金が手に入るはずだったんずらよね。

これからは4年に1度の開催となり、各大陸から32クラブの出場権を持っている選ばれたチームが参加する大きな大会へと変貌を遂げますずら。

その賞金は総額で25億ユーロと言われており、そのうち20億ユーロを大会参加32クラブへ均等分配するという話ですずら。

ユーロの為替は1ユーロが162円ほどずらし、約3,240億円が32クラブに分配されるので、100億円ほどが出場するだけで手に入りますずら。

 

噂レベルだと、出場するだけで77億円が手に入ると見たずらし、100億円は言い過ぎかもしれないずらけど、70億円ほどが懐に入るのは確実なんだろうずら。

予選を突破したり、更に勝ち上がることが出来れば100億円に近い賞金が手に入る大会となっていますずら。

 

その大会への出場権を失ったのを等々力に駆けつけた観客たちは知っていたのだろうずらか。

鬼木監督はACLのタイトルが悲願だって言っていたずらけど、そんな名誉とは別の話で、クラブ規模を数倍に出来るかどうかのチャンスがあった大会、そのチャンピオンの価値がそこにはあったということですずら。

 

その莫大な賞金を得られる次回大会は更に4年後、2029年になりますずら。たぶん。

当然、毎年のACLは継続され、その賞金も今シーズンよりも倍増するという話ではあるずらけど、その先にはそれとは比べ物にならないくらいの賞金があるので、今回その権利を失ったのは言うまでもなくクラブ経営に影響を及ぼすレベルですずら。

 

まあ、最初から無理だと思って資金繰りをしていたら問題ないんずらけど、浦和に続いて川崎も、今シーズンの補強にはそれなりにお金を使っている感じあるずらし、ACLやクラブW杯の賞金を目当てに投資していたと想像できますずら。

まあ、リスク管理はしているだろうずらし、今回の敗戦も想定内で計算はしているだろうずら。

 

去年の天皇杯を優勝したことで、今年後半からのACLには参加出来るずらし、アジアのタイトルへの挑戦は継続されているので、多くの戦力を抱えていても、ギリギリ余剰戦力とはならないのかもずら。

まあ、前半戦はだいぶ日程的に楽になった気がするずらけど、その間にチームづくりをじっくりやれると思えばこの敗戦にも意味はあるかもずら。

 

ただ、4年に1度となる大会への参加権を失い、イコールそれは70億円強を手にいれる可能性を失ったと言う重い事実だけは消えませんずら。

最初のショートケーキの例えは意味不明なれど、転げ落ちたイチゴを例えるなら、それは70億円の価値があるイチゴだったと言うことずらね。

 

それこそ意味不明ずらか。

でも、ケーキ本体はまだ残っているずらし、願わくば、その生地に挟まれた生クリームの中に、大量のカットされたイチゴが入って欲しいずらね。

 

とりあえず、気持ちを奮い立たせて平塚の地へ乗り込みますずら。

リーグ戦もルヴァン杯も、天皇杯だって獲ってやりましょうずら。その戦力も揃っているずらし、日程もだいぶ楽になっていますずら。

更には24−25シーズンのACLをそのままの勢いで制してやりましょうずら。鬼木監督が残ったのもACLのタイトルが欲しかったからずらしね。その目的を達してからまた進退を考えてもらいましょうずら。

 

では、今日の雑記はここまで(●´ー`●) ノ