鬼木達というブラックボックス | にくまん堂の極楽日記

にくまん堂の極楽日記

にくまん堂 24時間営業中!
川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

新体制発表会を週末に控え、最後のピース待ちと言ったところなんずらけど、噂になっているファン・ウエルメスケルケン際の加入はどうなっているんずらかね。

もしかしたら、新体制発表会でのサプライズ用として話を進めていたんじゃないかと勘繰ってしまうずらけど、早めに契約締結を決めて練習に参加して欲しいところではありますずら。

むしろその獲得が失敗したら右サイドバックの穴はどう埋めるんだろうって思ってしまうんずらけど、その際選手のことは全くと言って良いほど情報を持っていませんずら。

逆輸入の新戦力として期待されている彼ずらけど、年齢はすでに29歳、それなりにキャリアを積んだプレイヤーだったりしますずら。

高校卒業後に父がたの故郷であるオランダに挑戦の場を移し、その後、同国のクラブを渡り歩いた経歴が分かっているだけで、実際に彼のプレーを見たことはありませんずら。

 

ん〜、はっきり言ってこの目でプレーを見ないと何とも言えませんずら。

山根の時も大丈夫なのかって思っていたずらけど、家長との相性も抜群で、彼の強気なそのプレースタイルはフロンターレのスタイルに見事にマッチして結果を残してくれましたずら。

オラ的にはその前年の馬渡の方が結果を残しそうな雰囲気があったので、それが失敗に終わったことの経験から、山根も厳しいんじゃないかと感じていたんずらよね。

 

ということで、蓋を開けてみないと分からないのが右サイドバックになりますずら。

それもこれも家長が右サイドに絶対的な存在として君臨しているからで、その彼のパートナー的な要素が右サイドバックに求められる第1プライオリティになっているからなんずらよね。

しかし、昨シーズンからその存在も絶対的なものでは無くなっており、鬼木監督が3バックの多用を試みるようになったら、この右サイドバックというポジションはゼロからの構築になる可能性があり、もうあれこれ考えてもしょうがないなってものになっていますずら。

 

それ以外にも不確定要素が多すぎて、今シーズンの川崎フロンターレはどんなチームになるのか全く予想がつきませんずら。

オラはそれくらいの方が刺激があって面白いと思ってしまうんずらけど、クラブ関係者はヤキモキする日々を送るんだろうずらね。

序盤にACLのノックアウトステージが始まるずらし、そこで勝ち上がるかどうかで数年間のクラブ運営が左右されることとなりますずら。

そこで優勝して2年後のクラブW杯に出場できるかどうかで10億円単位のクラブ運用資金差が出てくるずらし、どのコンペティションに注力するのかは経営者として難しい判断を迫られるところずら。

 

ほとんどの人は想像すらしていないだろうずらけど、オラはACLに傾注して戦力を割き、序盤のJリーグで勝ち点を落とし過ぎると、新戦力のフィットが遅れたり、怪我人の続出が重なったら、残留争いもあるんじゃないかと危惧していますずら。

 

ということで、とにかく怪我人が出ないことを一番に心配していますずら。

 

鬼木監督のチーム運用を見ていると、結果が欲しくなってくると、信頼できる主力を酷使してでも勝ちを拾いに行く傾向にありますずら。

ベテラン人に鞭打っても連戦で起用し、ギリギリのところで結果を出してきた歴史がありますずら。

それによって怪我人が増えることになったのか、チームのパフォーマンスが徐々に落ちていっている要因となっているのか、その因果関係は証明できないところずらけど、オラはそれなりに影響があるんじゃないかと思っていますずら。

 

ただ、今年は頼れるベテランもいなくなり、新戦力や、今まで出場機会が限られていた若手たちを無理にでも使っていかないと戦えないスカッドとなっていますずら。

こういうスクランブルな状況の時ほど、鬼木監督の手腕が輝く傾向があるので、実は不安よりも期待の方が大きかったりするんずらよね。

 

まあ、どちらにせよ選手たちを酷使することなく、今後数年の第2期黄金期を担うチームに育て上げていって欲しいと思っていますずら。

 

これはサッカー界には当てはまらない話になってしまうかもしれないずらけど、企業のよくある失敗例として、経営者となる意思決定のトップ側が現場の疲弊を把握しきれずに崩壊していく例がありますずら。

 

経営陣は年度の決算期に、自社の株価を下げないために会社として良い情報を出そうと躍起になりますずら。

新作の発表や納期を決算前に間に合わせるために、現場に過酷なタスクを課して、特別予算を設けてでも残業ありきでプロジェクトの完遂を求めますずら。

現場はそれに応えようと、必死になって働き、あと数ヶ月我慢すればミッションを達成できる、今だけ我慢して頑張れば、その後に資金が確保され現場に余裕が生まれて楽になるって思い、それを信じて無理をして仕事をしていますずら。

 

しかし、そんな苦労はトップの人間には分からないんずらよね。

「なんだ、やれば出来るんじゃないか」って思うだけでずすずら。

 

前回も出来たんだから今回も出来るずらし、何なら、もう少し効率化や努力をすればもっと結果が出るだろって考えるだけで、現場がその時だけと思って無理をして頑張っていることなど想像もしていませんずら。

 

プロスポーツの運営はそんな計画性が通用しない運の要素が多分に含まれるので、チームがどんな結果を出すかは計算に入れず経営方針を立てることになるはずなんずらけど、ここ数年の川崎フロンターレは順調に結果を残し過ぎており、その判断基準がおかしくなっているんじゃないかと思っていますずら。

 

鬼木監督は与えられた戦力で結果を出し続け、チームマネジメントを含めて良くやってくれていると思いますずら。

しかし、結果を求めるあまりに、前述のような経営者目線にシフトして行っていないか心配になる時がありますずら。

 

監督として、1戦必勝のスタンスで、選手たちのモチベーションを上げて勝ち点3を取りに行くサイクルを毎週のように繰り返しているんだろうずらけど、そこで選手たちに負荷をかけ過ぎていないか気になってしまいますずら。

もちろん、いろんな情報が集まり総合的に判断しているんだろうずらけど、選手、コーチ、フィジコなど、部下とも言えるそれぞれの部署からの言葉や情報には、ある程度の希望的観測が盛り込まれていることも加味して判断しないといけませんずら。

きっとこれくらいなら大丈夫、不安要素はあるけどとにかくピッチに立たないと数字が出ないっていう、末端の人間はそこでの個人的な利益を含めた判断を優先させるものですずら。

その利己的な要素を含んだ判断を、まとめ上げるトップの人間は冷静に精査して、最終的に組織が継続的に利益を得られるように考えられる人、それが優秀な経営者、サッカー界で言えば名将と呼ばれる監督、もしくはマネージャーなんだろうずら。

 

まあ、そんな世界とは無縁のオラが何を言っても説得力は無いんずらけど、ただ単に、ベテラン陣を酷使しない様に戦って欲しいなぁって考えているというだけの話でしたずら。

 

で、昨日は仕事がお休みでボーッと過ごしていたんずらけど、今週末に新体制発表会があり、そこでいろんな情報が出て忙しくなることが想定されるので、その下準備を少しでもしておこうと、今シーズンのスケジュール表のデータをいじっていましたずら。

 

 

いつもの年間カレンダーと、それを組み込んだAppleOS用のiCalenderデータを仕込み始めており、Jリーグから対戦スケジュールが発表されたり、チケットの発売日が出たら直ぐに対応できる体制を整えておきましたずら。

オラは毎年、新体制発表会で出るであろう今シーズンのチームスローガンを元に、自分用の壁紙やタンブラー用の画像を作成しているので、この発表会が行われると一気に忙しくなって、シーズンがスタートしたなぁって感じになりますずら。

 

さて、今年のチームスローガンはどんなものになるのやら。

去年は「Exceed_」ということで、チームも個人も前年の戦績やパフォーマンスを超えていくことを目標と掲げていましたずら。

残念ながらそれはなし得なかったので、前年の序盤の方から、このExceedというスローガンは影を潜め、最後の方はまるで無かったかのような扱いを受けていたずらけど、果たして今年はどんな言葉を使うのか注目が集まりますずら。

いや、注目するのは最初だけで、近年はチームスローガンは形骸化して、何となくやっておかなければいけない恒例イベントになってしまっている感じがありますずら。

 

今シーズンは「超える」と言うよりは「変わる」イメージが強いずら。

選手もスタッフも大幅に入れ替えているのでそんなスローガンになりそうな気もするんずらけど、どうせだったら浦和の3ヵ年計画みたいに、数年先の未来を見据えた変革の意味合いを持たせたものにして欲しいずらね。

できるなら、「未来」という意味の言葉を組み込んで欲しいずらね。具体的な数字や何年後とかいうイメージはいらないので、今後数年のロードマップを見据えた入れ替えなんだよって発信してもらいたいものずら。

まあ、実情は継続路線にしようと思っていたけど、上手くいかずに必要なスタッフや戦力を集めたって感じなんだろうずらけど。

 

それでも、各現場が良かれと思った人材をチョイスしているはずなので、それが上手く相乗効果を発揮して良い結果を出してくれることを願っていますずら。

それが出来る柔軟性があるのが鬼木監督だと思うずらし、緊急事態な時ほどやりくり上手で結果を出してきたのを見てきたので、今シーズンは期待してしまう自分がいるんずらよね。

 

さて、また何も考えずに何の結論もなく記事を書いてしまったずらけど、今シーズンはタイトル争いをしようが残留争いをしようが、とにかくワクワク感があるということだけを言いたかっただけですずら。

 

では、今日の雑記はここまで(●´ー`●) ノ