花一匁 | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

村主博正、46歳にして無職になる。

 

会社勤めを続けてきたサラリーマンだったら、この年齢でのクビは結構きついずらよね。

家庭持ちだったら尚更ですずら。

ハローワークに行っても同じような職種や待遇は皆無ずらし、家に居たら奥さんに邪魔だと言われ、世間体が気になるためにスーツ姿で出かけて日がな一日公演のベンチでスマホをいじる毎日。

 

しかし、プロのフットボールクラブを率いる監督なので大丈夫!

昔からプロの監督には2種類しかいないと言われていて、それは「クビになった監督か、クビになる前の監督しかいない」ということらしいずら。

 

Jリーグが出来てからずっとプロのフットボール界を見てきたずらけど、本当にその通りだと思いますずら。

そういう土壌があるので、きっと村主さんも次のオファーがすぐ来ることだろうずら。

まあ、コーチとかの役職にはなるかもしれないずらけど、J3に上がったばかりのいわきFCを、1年でJ2に引き上げた実績があるずらからね。

 

でも、そんな快進撃を続けていたチームを作ったのは、今回の監督更迭で新しく就任を果たした田村雄三さんという評判もあったりしますずら。

オラは2022年の村主さんが監督だった時代から見始めたので、実際のところ田村さんがどんなチームづくりをして、どんな戦い方をしていたのかはほとんど知りませんずら。

むしろ、「雄三の部屋」というYouTubeの動画で、いろんな企画に挑戦する姿しか知らなかったりしますずら。

 

つい最近にS級ライセンスを取得したとのことなので、クラブはJ3に上がる際、仕方なくJリーグで指揮をとれる資格を持つ監督を招聘したということなのだろうずら。

そういう意味では、満を持して雄三さんが監督に返り咲いたとも言えるのかもしれないずらけど、シーズン途中に成績不振での監督交代とは想定外だっただろうずら。

 

とりあえず、にわかないわきFCファンであるオラとしては、監督交代もしょうがないと思うずらし、チームを良く知る雄三さんへの監督交代はしょうがない部分はあるかと思っていますずら。

 

しかし、村主さんをクラブとしてちゃんとフォロー出来ていたのか?って疑問は少し残りますずら。

 

個人的な意見としては、監督交代する前に選手を補強するのが先ではないのかっていう疑問が残りますずら。

新しい監督にクラブのGMである雄三さんを引っ張り出している時点で、新しい監督を雇うお金は無いんだろうなって想像がつくんずらけど、その観点から連想するに、選手を補強するお金も当然無いんだろうずら。

 

J2に上がる時に目立った補強もしなかったずらし、もうその時点で察する部分はあるんずらけど、監督の方から補強のリクエストが無かったのかどうかが気になるところでありますずら。

村主さんが「こんな選手が欲しい」ってリクエストしていて、それを補強できていなかったとしたらクラブの責任ずらからね。

 

まあ、いわきFCは急成長し過ぎて、いまだにJ2基準を満たすスタジアムを確保できていないずらし、いろんなものが他のクラブに比べて追いついていない感じですずら。

代表取締役の大倉智さんが今回コメントしていた様に、「昔からJリーグ入りが目標とは公言したことは無い」とのことなので、きっとJ2残留にこだわっての監督交代ではないんだろうずら。

 

でも、だったら村主さんのままでも良くない?って思うのはオラだけだろうずらか。

いわき市の人たちが応援したくなる様なプレーを、魂が息吹くフットボールをって言うずらけど、オラの目から見て、今でもかなり気持ちの入ったプレーを選手たちはしていると感じていますずら。

負けても応援したくなる。最後まで諦めずに全力を尽くす選手たちは既に目の前にありますずら。

これ以上何を求めるというのだろうずらか。今でさえ戦う姿勢が行き過ぎて、競り合いでの怪我が多かったりカードをもらったりしていますずら。

 

ん〜、クラブ関係者がそんな危機感を抱くということは、オラには分からないところでプレーの強度が下がっているんだろうずらね。

結果がついてこないことによって監督と選手との間に溝ができるなんてことはよくあることずらけど、そんな空気感がチームに漂い始めたということなのかもずら。

 

しかし、今の選手層でJ2で結果を出せというのはなかなか難しいとは思いますずら。

昨年のJ3で年間MVPを獲得した有田が残留したのが、ある意味で最大の補強だったのかもしれないずらけど、そんな事で群雄割拠のJ2で結果を出せると思っていたとしたらそれこそマズい状態だと思いますずら。

 

J2で生き残る、さらには上を目指そうとしているクラブは、積極的に補強をしていますずら。

それもお金がかからない形で。

 

J1で出場機会が得られずベンチを温めている選手に声をかけ、ローンで貸してもらいチームの戦力アップをするのは当たり前ずらし、それが若手だったりしたら育成型の移籍にできてもっと敷居が下がっている現状がありますずら。

 

ホットな話題と言えば、フロンターレに所属する永長鷹虎が水戸ホーリーホックに育成型期限付き移籍をすることになりましたずら。

U20にも呼ばれ、アルゼンチンでの大会でも出場を果たした若きサイドアタッカーは、フロンターレでは絶対的な存在である家長がいるために出場機会は限られ、更に山田新や遠野、小林悠や瀬川など、同じポジションを競う相手も多くいるため、今回の話も納得な部分があったりしますずら。

 

そんな出場機会を得たい若手たちがJ1のクラブには沢山いますずら。

Jリーグ入りして間もない若手だったら、ローン時に支払うお金も大したことは無いずらし、そんな有望な選手を呼び込めないのはクラブに魅力が無い証拠でもあったりしますずら。

もしかして、そこら辺の営業をかけていないなんて事は無いとは思うんずらけど、J2に昇格する際にあまり補強に熱心じゃ無かったのを見ると、もしかして現有戦力と、新たに引き入れた新卒や特別指定選手で何とかなると思っていたのかもずらね。

 

まあ、今更いわきFCに来てくれる選手なんてそうそういないと思いますずら。

フロンターレの松井蓮二はいわき市の出身のはずなんずらけど、町田にローン移籍しているくらいずらから、きっと熱心な勧誘も無かったんだろうずら。

 

まあ、フィールドプレイヤーとしては、出場機会が得られるとしても、低迷するクラブに行くのは二の足を踏むずらからね。

攻撃的な選手だったら尚更で、守備に追われる時間が増えて、攻撃時にも結果に結びつかない可能性が高いので自分の評価に繋がらず、せっかく出場機会を求めて移籍したのにって感じになってしまうかもずら。

 

しかし、GKはちょっと意味合いが違ってきますずら。

攻められる時間が長く、シュートの被弾も多くなればGKが活躍するシーンが増えるずらし、チームでひとつしかポジションが無い特殊な環境では、J1で将来性のある若手、もしくはベタランが燻っていてるはずですずら。

 

そこでソンリョンなんかどうずらかね。

って言いたいところなんずらけど、ローンで獲得するには、きっと年俸の何割かは負担しないといけないずらし、その面では現実的な話となり得ませんずら。

プレースタイルや実績、チームにもたらす効果はソンリョンは最高なGKだと思うんずらけどね。

ただ、かなり減額した金額でもソンリョンは高すぎるんずらよね。

 

でも、若手で出場機会を得たいGKは沢山いると思いますずら。

浦和の鈴木ザイオンとかは実力もあり、西川という壁があって出場機会も限られており、良いローン移籍の話があったら食いつくんじゃないずらかね。

まあ、クラブがそれを許さなさそうずらけど。

 

とりあえず、村主さんが解任になったのは残念だったずらけど、雄三さんがどんな立て直しを図るか楽しみではあるずらし、これが結果に繋がってJ2残留を果たしてくれることを願っていますずら。

 

個人的にあの選手が欲しいとか、この選手はいらないとか、そんな花一匁みたいな話になってしまうずらけど、フットボールの世界では意外に当たり前な考え方なんずらよね。

Jリーグの創成期では、クラブ間で選手の移籍が活発に行われるなんて思っていなかったので、好きな選手がお金を目当てに移籍していくのに違和感を覚えたものずらけど、今ではそんな考えはだいぶ薄まり、むしろ移籍によって活性化するプロの興行を楽しめるようになってきましたずら。

何やかんや言って、選手たちは個人経営者みたいなものずらからね。より評価され高額の報酬が得られる環境へとステージを移していくのは当たり前ですずら。

 

とりあえず監督が交代したずらけど、これから移籍ウインドウが解禁になり、雄三監督が、大倉代表がどんな選手を補強するのか楽しみにしておくとしますずら。

監督が交代したらと言って、今のチームスカッドではすぐに結果が出るはずもないので、しばらくは今まで以上に我慢をしながら試合を見ることになるかもしれないずらけど、その間にいわき市の新しいサッカーファンの心が離れていかないことを願っていますずら。

 

とにかく、村主さんお疲れさまでしたずら。

また相馬さんと一緒にどこかのクラブで結果を出し、いつかいわきFCと対戦するなんてことを楽しみにしていますずら。

 

では、今日の雑記はこれにて終了ずら(●´ー`●) ノ