主役は幕を下ろす | にくまん堂の極楽日記

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【2023 J1 第11節】

京都 0−1 川崎

 

主役は顔で語る。

ピッチという舞台に上がった瞬間から殺気を身にまとい、ゴールネットを自身の魂で揺らした後は、その絶望の光景を背に観客の歓喜をその身に浴び叫ぶ。

喧騒に掻き消された彼の口からは何が発せられていたのだろうか。誰にも届かないその声にゴール裏のサポーターたちは叫び返す。成立しないはずの会話は、その熱量を媒介して何かを伝え強く結びつき、心を震わせカーテンコールへと続いていく。

万雷の拍手に主演は手を振り応え、観客は次の公演を楽しみに劇場を去るのはなんと幸せな日常だろう。

公演内容が喜劇でも悲劇でも、激しい感情の起伏に心囚われてしまった観客はまた劇場に足を運ぶしかないのだ。

その場所に行けばヒーローの物語が見れるのだから。

 

と、そんな最高の演目を見に行けなかったのが残念だったというのを書きたかっただけなんずらけど、オラは仕事終わりで仮眠もほぼ取れず、そのまま仲間と飲んだくれながら自宅で観戦していましたずら。

いやぁ、現地組は京都観光もセットで観に行っていただろうずらけど、最高の旅行となったことだろうずら。

 

週末は等々力に参戦するので、是非ともまたハッピーエンドな劇を見せて欲しいと願っているんずらけど、はたしてそう上手くいくものだろうずらか。

今シーズンはリーグ戦でまだホームの勝利がありませんずら。

ここ3戦はスタメンを固定して戦っており、流石に次は何人かメンバーを替えてくると思うんずらけど、鬼木監督はそのままのメンバーでスタートしそうな気がしますずら。

 

まあ、3連戦くらい同じスタメンでも乗り切れるとは思うんずらけど、今シーズンの怪我人の多さ、しかも筋肉系のトラブルが多発しているとなると、ここ数年のこんなメンバー固定の起用方法が何か影響しているんじゃないかと不安になってしまいますずら。

 

でも、週末は天気が悪い代わりに気温も上がらないみたいずらし、選手たちの負荷はそれほどかからないんじゃないかと期待しているんずらけど、観客の一人としてはまた雨なのかってテンションが少し下がるずらよね。

イベントが縮小したり休止になったりするのも運営側としてはキツいだろうずらし、なるべく曇りで済むことを願うばかりですずら。

 

そんな選手たちの疲労も気になるんずらけど、リーグ戦がだいぶ進んできて、そろそろいつもの心配事が表面化してくる時期となってきましたずら。

 

そう、イエローカードの累積による出場停止ずらね。

と言っても、今のところシミッチが3枚もらっているところだけが心配なんずらけど。

 

でも、そのシミッチが今一番調子の良い選手なんずらよね。

チームの好調ぶりも、彼が中盤でボールを拾いまくり、跳ね返し続けてくれていることが大きな要因としてありますずら。

瀬古とのコンビも相性が良く、上福元の無茶なパスにも慌てることなく落ち着いて捌いてくれるのを見ると、なかなか外すことが出来ないと感じますずら。

去年までは橘田がファーストチョイスだったんずらけど、現状ではシミッチが居ないことによって起こる変化がプラスになるイメージが湧かないんずらよね。

特に、上福元から来る厳しい縦パスを上手く捌けるのかどうか心配なんずらよね。

相手マークを受けていてもアンカーの選手にパスを当ててくる上福元ずらけど、多分ダイレクトに戻してくれて良いと、あえて厳しい状況でも一度縦パスを入れているとは思いますずら。

でも、橘田はそこにストレスを感じそうなんずらよね。

シミッチはサイドにそのまま展開したりして怖がらずに受けに下がってくるずらけど、橘田がそれが出来ないと、瀬古が貰いに落ちてきたり、更には脇坂あたりも落ちてきてボールを貰いに来て、全体的に重心が後ろになってしまいそうな絵が思い浮かんでしまいますずら。

 

まあ、そんな心配を他所に新しいビルドアップの形を見せてくれることも期待はしているんずらけど、キャプテン健人はベンチに座ってどんなプレーをイメージしているのだろうずらか。

この試合でも最後まで使われなかった彼ずらけど、それが週末のゲームに向けて温存していただけなのか、それとも鬼木監督の中での序列が低いだけなのか、それは次節のスタメンを見てみないと分からないところですずら。

 

で、彼がベンチに座っていることにより、ここ数試合は副キャプテンの脇坂がアームバンドを巻いて出場していますずら。

それが影響しているのかいないのか、その脇坂は絶好調のプレーを見せており、もし今シーズンの主将が脇坂になっていたら、現状のこの結果は違ったものになっていたんじゃないかと…

 

この考えは無粋というものずらか。というか失礼ずらよね。

ここまで怪我人が続出しなければ、鬼木監督が思い描いた様に、橘田が余裕を持って新しいチャレンジを出来ていたのかもしれませんずら。

そんなタレレバ話は意味が無いものと分かってはいるずらけど、上手く行っていない時はそこに救いを求めるものずらし、心を安定させるには必要不可欠なものですずら。

ただ、それを言い訳にせず、前進し続けられる選手が、その集団が結果を出せるんだろうずら。

オラにそんなメンタルの強さは無いので想像するのが難しいんずらけど。

 

さて、そんな心配事より、この試合では悠の復活劇と、マルシーニョの戦列復帰を単純に喜んでおくとしましょうずら。

流石にこれで戦術マルシーニョに逆戻りするとは思えないずらけど、彼の絶対的なスピードは何とか活かしたいところずらし、次節の等々力では得点に絡む活躍を期待したいところずら。

 

では、今回の試合に関する雑感はこれくらいで終わりとしておきますずら。

 

実はここ最近のJリーグ秋春制の話とか、未だ自分の住んでいる近くの商店街でタペストリーが交換されていないことや、いわきFCの事など、書きたいことがいっぱいあるんずらけど、若干筆が進まないというか、雑用が多かったりということで、それはまた今度ということにしておきますずら。

 

 

では、今回の雑記はここまで(●´ー`●) ノ