【2023 J1 第10節】
福岡 1−3 川崎
楽しい。ただただ楽しい。
ミスを恐れず、前へ前へ。
走り、戦い、相手ゴールを目指す。
勝点3を獲るためというよりは、自分たちの存在証明をするために戦っていたのかもしれませんずら。
相手によっては、もしかしたら結果には繋がっていなかったかもしれないずらけど、それでも拍手を送りたくなる試合になっただろうずら。
気持ちひとつでここまで変わるものかって内容だったずらけど、鬼木監督になってからこういう試合が多くなった気がするのは気のせいなんだろうずらか。
きっと毎回、試合前には闘魂注入をしていると思うんずらけど、この試合の前にどんな声を選手たちにかけたかは気になるところずらね。
DAZNの試合前に行われるアライバルインタビューで、すでに声が枯れていたずらし、会場入りする前から相当ゲキを飛ばしていたのかなって思っちゃいましたずら。
いやぁ、久しぶりにニヤニヤが止まらない試合内容でしたずら。
球際で気持ちが入っていたのはすぐに分かったずらけど、ボールを回収した後は、とにかく全員が前への意識を持って動いているのが素晴らしかったずら。
脇坂なんかはそれが顕著で、ボールを受けたらとにかく前へターンしていたずらし、ペナルティエリア内へ侵を繰り返す姿は、今シーズン最初の彼からは想像がつかない変貌ぶりですずら。
そんなペナ角への意識はチーム全体で徹底されており、瀬古や家長を中心に、走りこむ選手を見逃さずにどんどんチャレンジするパスを出していましたずら。
そう、チャレンジしていたんずらよね。
それが失敗に終わっても、全員がそのミスをカバーすべく切り替え早くディフェンスに入っていたずらし、若干ファール気味になってはいたものの、主審の判定基準を上手く見極めて、相手の攻撃の起点を激しく潰しまくっていましたずら。
家長も含めて全員がかなりハードに戦っていたので、リードもしているずらし60分くらいには選手を入れ替えて強度を保つのかと思っていたんずらけど、交代策はかなり後半まで引っ張っていたずらね。
なかなかベンチが動きそうにもなかったので、もしかしたら選手交代しないでゲームをクローズさせる気なのかってワクワクして見ていたずらけど、流石にそれはやらなかったずらね。
まあ、これだけ怪我人が多いので、出場時間を引っ張りすぎて、また筋肉系の怪我とかをしたら目も当てられないずらし、本来ならもっと早めに交代カードは切っていくべきだったんずらけどね。
でも、鬼木監督がなかなか交代カードを切れなかったのは理解できますずら。
だって、選手たちの気持ちは切れていなかったずらし、時間が経ってもハードワークを続けていたずらからね。
ずっと相手を上回り、押し込んでいたずらから、そのバランスを選手交代で崩してしまう可能性だってあったずらし、そのままのメンバーで最後まで戦う選択肢もあったかもずら。
しかし、水曜、日曜とゲームが続くずらし、選手交代は当たり前と言えば当たり前なんずらよね。
ただ、かなりスタメンを引っ張ったずらから、次の試合はターンノーバーでかなり選手を入れ替える可能性はありそうですずら。
本来なら調子の良いチームはなるべくメンバーを固定して戦うところなんずらけど、アウェイの連戦ずらし、今回は最初から選手の入れ替えを考えているのかもずら。
でも、ターンノーバーをしたとしても、きっと家長は外せないんだろうずらね。
この試合では前回の反省があったのか、家長もかなり守備に走る様になっており、ボールホルダーへのアプローチもしっかりと行って、チーム全体の守備がハマっていましたずら。
そのパフォーマンスを次節も続けてくれるのか…
こればかりは家長の気分次第ずらね。
天才は気分が乗らないとパフォーマンスがガクっと落ちるずらからね。
出来るなら、次節はベテラン陣は休養に充てたいところなんずらけど、これだけ良いパフォーマンスを見せられると使いたくなるのが心情というものずら。
ノボリは得点も決めてノリノリだろうずらけど、あまり無理をしすぎるとまた筋肉系の怪我をしそうで怖いんずらよね。
そういえば、この試合でノボリをベンチに下げる時、なんで佐々木旭じゃなくて大南なんだって思ってしまったずらけど、実は旭はベンチにすら入っていなかったんずらよね。
山村が復帰したことで押し出される形になってしまったのか、そもそもベンチに入れる状態じゃなかったのかは定かではないずらけど、背番号5を引き継いだ彼には期待しているので、ここに名前が無いのがちょっと残念ではありますずら。
で、最後は車屋が左に回っていたと思うんずらけど、チームの中で唯一不安だったのが彼のところずらかね。
というのも、車屋は気持ちが入り過ぎると空回りしてしまうタイプな気がするからなんずらよね。
飄々として表情をあまり変えるタイプでは無い彼なんずらけど、実はファイターとしての一面を持っているんずらよね。
相手に挑発されたら受け流さず噛み付くことが多いずらし、気持ちが入り過ぎると、それに合わせて行きすぎたプレーが散見されるようになりますずら。
勢い余ってレッドカードを貰ったり、チャレンジしようとして相手にボールを奪われて危ないシーンを作ってしまったり、特にセンターバックで出場している時はヒヤヒヤするイメージがありますずら。
そういった意味では、やっぱりサイドバックの方が彼に合っているのかなぁなんて思ってしまったりもしますずら。
と、そんな事くらいしかこの試合に関しては粗が見えなかったんずらけど、せっかく良い試合内容だったのだから各選手を褒めまくるとしますずら。
で、この試合のMVPを挙げるとしたら、やはりシミッチだったずらかね。
攻守に渡って素晴らしい出来だったんずらけど、この試合ではゴール前へ顔を出すシーンが何回もあり、地上戦も空中戦も制して、文句のつけようがありませんでしたずら。
これで得点を決めれていれば最高だったんずらけど、まあそれは次回の楽しみとしておきますずら。
でも、シミッチと瀬古のコンビがこれだけ安定して、更に攻撃面でも機能しているとなると、ますます橘田の出番が回ってこなさそうではありますずら。
まあ、橘田の場合はサイドバックのバックアッパーとしても計算できるので、不本意ではあるかもしれないずらけど、キャプテンマークを巻いたまま本来とは違ったポジションで頑張ってもらうのもアリかもしれませんずら。
とにかくゲームに絡むことで自信を取り戻してもらうのも良いずらし、プレッシャーのかからないポジションからゲーム全体を見るのも今の彼には必要だったりするかもずら。
そんなキャプテンを押し退けて出場を続ける瀬古ずらけど、やっと彼らしさが出てきた感じずらかね。
もしかしたらこのまま消えていってしまうかと心配していたずらけど、何か吹っ切れたのか、縦パスをガンガン狙う、彼らしいプレーで存在感を示し始めましたずら。
ここ数年、フロンターレが他クラブから引き抜いた選手は、最初のうちは自分の特徴を出してアピールするものの、悪い意味でフロンターレのサッカーにアジャストしすぎて、だんだんと自身の武器を出せなくなっていくという悪い流れがありますずら。
しかし、瀬古はそんな消えていく選手とは一線を画すメンタリティを持っているのかもずら。
最初は逆にフロンターレのカラーに自分を合わせようとしてもがき続け、ここに来て吹っ切れて自分の色を全面に押し出すプレーに切り替えて来ましたずら。
それが功を奏すのかどうかは今後のチームの戦績に現れてくるんだろうずらけど、オラは今のまま、失敗するけどチャレンジする縦パスを出し続けて欲しいと思いますずら。
宮代大聖が裏を狙う動きを得意とするタイプずらし、ダミアンありきのチームに戻さない限りはこのボランチのセットで続けるべきかもずらね。
そして、GKは上福元で決まりずらね。
出場停止にでもならない限り、カップ戦も含めてしばらくは上福元で良いと思いますずら。
天皇杯2回戦あたりはソンリョンで行く可能性もありそうずらけど、今のところ上福元以外の選択肢は無いずらね。
しかし、数年前に同じように新井にポジションを奪われた後、ソンリョンがプレーの幅を広げて復活してきたことがあったずらから、あの歳になっても更に進化を続ける可能性はあるかもずら。
流石にもう足元の技術は伸びなさそうなので、他の部分で勝負しないといけなさそうなんずらけど、果たして彼の頭の中ではどんな復活劇のシナリオを考えているのか覗いてみたいものずら。
で、上福元の足元の技術と、高いポジショニングは大きな武器ではあるんずらけど、チームはまだそれを使い切れていない感じがありますずら。
本来なら、センターバックが彼を利用してワイドに、そして高い位置へポジションを取ってビルドアップしたいところなんずらけど、昔からの習慣が身に染み付いているのか、なかなかセンターの位置から離れられないんずらよね。
まあこれも慣れの問題だと思うので、そのうちサイドバックも含めて高い位置を取れるようになることだろうずら。
そういえば、後半の方で、山根が思い出したかの様に中央へとポジションを取ったりしていたずらけど、上福元がGKのうちは、一旦その偽サイドバック的な動きは無理にやらなくて良いんじゃないかと思いましたずら。
現状では最終ラインの押上が出来ているので、中盤の人数も足りているずらし、むしろサイドから駆け上がってアンダーラップを繰り返してもらった方が、最近徹底しているペナのポケットへ侵入が活性化すると思うんずらけどね。どうなんだろうずらか。
最終ラインでは高井がスタメンであることが普通になってきたんずらけど、たまにヒヤッとするプレーがあるのはご愛嬌といったところずらか。
前節の興梠へのPK疑惑シーンも含め、今のところヒヤリハットの事案として済んでいるものの、これを繰り返しているとそのうち失点に繋がるのは自明の理、どんどん経験を積んでくれて同じ判断ミスを繰り返さなければ良いだけなので、そこはある程度目を瞑って使い続けて欲しいところずら。
と若手扱いで書いてはいるものの、オラたちが思っている以上に急成長を遂げて、想定しているより早い段階で海外へ旅立って行ってしまうかもずらね。
でも、直近の懸案事項としては、彼が前回と同じくU20代表に招集されてしまうかどうかという問題がありますずら。
アルゼンチンで代替開催が決まったU20の大会ずらけど、それに帯同するとなったら確実に2〜3試合を留守にすることになるずらからね。
流石に今回はチーム事情があるので鬼木監督はお断りしてくれると思うんずらけど、選手やチームの将来性を優先する傾向があるので、それがちょっと不安だったりしますずら。
いや、タイトル奪還の看板を下げるというなら話は違ってくるずらけど、つい先日のどこかのインタビューでは、まだタイトル奪還はマストな目標設定みたいな事を言っていたずらから、それだったら高井の代表招集はお断りすることだろうずら。
とりあえず雑評はここまでとしておくずらかね。
選手たちの頑張りが一番だったずらけど、あの豪雨の中でずぶ濡れになって応援を続けてた現地組にもお疲れ様と言っておきたいずら。
まあ、あんな試合を見せられたら疲れも感じないだろうずらけど、風邪には気をつけて帰ってきて欲しいと思いますずら。
では、歓喜の雑記はこれにて終了としますずら(●´ー`●) ノ