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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

【2023 J1 第9節】

川崎 1−1 浦和

 

やっと上福元に切り替えたずらね。

後は家長をどうするかずら。

 

制御不能な男。

どんなに調子が悪かろうが、守備をしなかろうが、走らずに消えまくっていても、鬼木監督は彼を外すことはありませんずら。

 

大抵の監督なら、自分のコントロール出来ない選手は外してチームを作ろうとしますずら。

でも、鬼木監督はあえて制御不能な、自分の理解が及ばない彼を使っているんじゃないずらかね。

今のフロンターレはポジションに縛られず、アドリブを重視する攻撃をモットーとしますずら。

同じ攻撃的なサッカーでも、マリノスはガチガチにシステマティックな決め事があり、誰が出ても同じような動きをしますずら。

自由度が高い戦術で相手を上回るには、選手の技術が高く、そこに創造性が加わってこないといけませんずら。

その最たるが家長昭博ずらよね。

 

以前は中村憲剛、大島僚太、阿部浩之や守田英正など、彼の創造性に呼応する選手が同じピッチに立っていたんずらけど、そのサポートが無くなってしまい、今では家長が少し浮いた存在になってしまっている気がしますずら。

 

攻撃面で呼応する選手が少なくなってくると、やはりチームへの貢献度が低くなってしまい、その影響で守備面での粗が目立つようになってしまいますずら。

守備のタスクを免除されているのは、それ以上に得点シーンを演出してくれるからなので、現在の得点が獲れないチーム状況を考えると、批判の矛先が彼に向かうのも時間の問題かもしれませんずら。

というか、オラはもう家長を外してチームを作るべきだと考え始めているずらけど。

 

それでも鬼木監督は彼を外さないだろうずら。

 

それはきっと、自分に足りない、自分では創り出すことが出来ないものを彼が持っているからなんだろうずら。

現役時代はハードな守備で名を売っていた鬼木監督ずらけど、こと攻撃面に関しては使われることはあっても、使う側では無かったずらからね。

ゲームを組み立てるなんてことも出来なかったずらし、その熱いハートでチームを牽引するのが売りの選手でしたずら。

 

それが監督になったからといって、いきなりスペクタクルなサッカーを構築できるわけもなく、そこには自分では生み出せない創造性を補ってくれる才能が必要となってきますずら。

そのある意味で異物とも言える選手を数人チームに入れ、自分の想像できる原理原則の中で自由を与えて力を発揮してもらう。

そのマネージメントが最高に上手な監督なんだろうずらね。

 

気性の荒い性格だとばかり思っていたずらけど、コーチ業に転職してからは、なぜか物腰柔らかく、いつも穏やかな笑みを浮かべて選手たちと接しているなんて、本当に想像も出来ませんでしたずら。

まあ、それでも時折現役時代さながらの熱さが垣間見れるずらけどね。

 

ということで、鬼木監督の目線で考えようとすると、家長はなかなか外せないのかなぁって思ってしまいますずら。

 

でも、外せないのであれば何か違うやり方があるんじゃないのか?

守備のタスクを彼に与えて、前線からの守備を強化することも可能ではあるんずらけど、それだと彼のモチベーションも下がるだろうずらし、1年を通して使い続けるのは難しくなってしまうだろうずら。

だったら彼をディフェンスしなくてい良いポジションにってことで、何回か試した家長1トップのシステムだったんだろうずら。

 

これは一見、全てが丸く治る良い考えだと思ったんずらけど、なかなか上手くはいかないものずらね。

ポストプレーが出来るほど体を張れるわけでもなく、守備のスイッチも中途半端になってしまい、周りの選手がどう動いて良いのか模索している感じとなってしまいましたずら。

何試合か続けていればそれなりの形が見えてきたかもしれないずらけど、あっさりとそれを引っ込めてしまい、宮代や山田の裏抜けをチームとしてサポートする方針へ舵を切りましたずら。

 

そうすると、また家長のところで守備の脆弱さが目立つようになり、彼の自由なポジショニングにより山根が与えられたタスクをこなせず、上福元が入ったことによって押し上げられる両サイドバックがフタをされた状態になってしまっていますずら。

まあ、あくまでもオラの主観による感想ずらけど。

 

と、色々と書いてみたものの、オラの中でも結論は出ませんずら。

新しいフロンターレ、若い力を伸ばしていくには、ここで家長を外すか、彼に守備のタスクを与えて自由を奪うかをした方が良いとは思っていますずら。

でも、チームが苦しい時に何かをやってくれそうな期待感はいまだ高く、鬼木監督が外せないのも理解できてしまうんずらよね。

 

オラの希望としては、家長に対して声をあげれる選手が出てくることずらね。それも複数人。

 

脇坂、瀬古、宮代あたりが彼に対して指示を出し、時には守備をサボった彼に怒鳴るくらいになって欲しいものずら。

まあ、家長はそれをシカトするだろうずらけど、それで少しでもやる気を出してくれれば儲け物ずら。

 

さて、そろそろスタジアムレポートを始めるとしますずらか。

 

 

日曜の14時半、快晴の等々力は少し肌寒く、サッカーをプレーするにも観戦するにも程

よい気候となりましたずら。

チケットは完売しており、この時点でかなり人が多いなと感じましたずら。

 

 

何軒か見慣れないキッチンかーが出ていたずらけど、目新しさのわりにはお客がついていませんでしたずら。

 

 

本格タイ料理のお店も出ていたずらけど、整った日本語フォントに、チェーン店っぽいメニューの写真では、全くタイ王国の匂いを感じられず、これではお客さんも騙せないことだろうずら。

オラだったらもっと雑然とした店構えにして、意味は分からないけどタイ語をいっぱい看板に書き込み、怪しい飾り物や電飾をつけるだろうずら。

まあ、オラのステレオタイプとも言えるタイのイメージだったりするずらけど、こんな小綺麗なキッチンカーじゃ売れないずらよね。

 

 

バス待ちも終わっていたみたいずらし、もっと混雑するかと思っていたんずらけど、写真で分かる通り、そこまで混雑しなかったフロンターレロードでしたずら。

 

 

浦和グッズ売り場も閑散としたもので、アウェイの地ではあまり力を入れることも無いスタンスなんずらかね。

フロンターレみたいに、アウェイでの出張販売限定グッズとかを出している方が稀なのかもしれませんずら。

アウェイの地で普通に1,000円ガチャとかもやっているずらしね。

 

 

この日は陸前高田ランドが開催されており、岩手の名産が沢山売られていましたずら。

 

 

大体いつものラインナップではあったんずらけど、この日の目玉は、米粉で作った焼きそばでしたずら。

写真を撮るのを忘れたずらけど、そこまで行列は出来ていなかったずらね。

 

 

恒例の餅まきも行われていたずらけど、こちらもいつもの賑わいは無い感じだったずらかね。

確か整理券を配っていたはずなので、空いている様に見えたけど、参加して良いのかどうなのかよく分からなかったので、突入するのはやめておきましたずら。

 

 

で、どこも比較的空いてはいたんずらけど、この日はこの“さんまメンチ”を購入しましたずら。

オペレーションが追いついていなかった感じずらけど、そのおかげで揚げたてを食べることが出来ましたずら。

 

いやぁ、ビールに最高にマッチしていたずらね。

思った以上にさんまの味が全面に出ており、アジフライならず、さんまフライがあったらこんな感じなんだろうなぁって味でしたずら。…分かりにくいずらか。

 

 

そんな感じで、軽く腹ごしらえをしてからスタジアムへ突入しましたずら。

すでにキックオフ1時間ちょっと前ずらけど、チケット完売とは思えない、穏やかなフロンパークでしたずら。

 

 

スタジアム脇にはいろんなアトラクションがあったずらけど、とりあえずはいつもの場所へと行ってきましたずら。

 

 

1,000円ガチャはこの日も元気に営業中だったずらけど、1等の商品に訴求力がないのか、お客さんは0人の状態でしたずら。

 

 

2022年の2ndユニ、しかも選手着用とかでもない上下セットではお客さんも食いつかないというものですずら。

 

それでも義務なのでオラは1回やっておいたんずらけど…

 

 

めでたく9等のボールペンセットが当たりましたずら。

2本もらえるということなので、ふろん太の青いペンを2本拾い上げたら、スタッフの人に怒られてしまいましたずら。

 

「ふろん太とカブレラを1本ずつでお願いします!」

 

オラが不服そうな目線を投げかけるも、その断固たる決意の表情に何も言い返せず、じぶしぶ白いヤツのペンを頂くことにしましたずら。

まあ、速攻で観戦仲間に譲渡したずらけど。

 

 

まだまだお腹に余裕はあったずらけど、試合後に何も食べれなくなりそうだったので、この日は鮪牛さんは写真に収めるだけでスルーしましたずら。

 

この日も、勝ちまくれ!決めまくれ!の文字が踊っていたずらけど、その願いは清水戦とは違って聞き届けられなかったずらね。

 

 

10番ゲート側のグッズ売り場では、この日もサンキューカタールくじが開催されていましたずら。

なかなか在庫がはけないみたいで、このペースだと1シーズンずっとやっているんじゃないかと思えてきましたずら。

 

ということで、このコーナーにスタッフをひとり配置するのは勿体無いずらし、その人件費削減のためにオラも在庫減らしの協力をしておきましたずら。

 

 

残念賞だったずらけど、ドイツ代表のピンズが貰えましたずら。

ん〜、なかなかこれを着ける機会がなさそうずらけど、カタールW杯への感謝の気持ちで回したものずらからね。その趣旨としては、日本に勝ち点3を与えてくれたお礼の品と考えれば安いものずら。

 

 

そんなくじを回して自分の席に戻る途中、目に飛び込んできたのはご覧の様な看板でしたずら。

なんか久しぶりに見た気がしますずら。ビジタークラブのグッズを身につけて通り抜け出来ませんの看板。

 

確かに、この日はチケット完売で、浦和側でビジター席を取れなかった人たちが、試合見たさにフロンターレ側の自由席チケットを買っている可能性を考慮してのものだったと思うんずらけど、ちょっとやり過ぎな感はありますずら。

 

確かにアウェイ側のホーム自由席にも、赤い人がちらほらいた様に見えたずらけど、流石に本気度が高い浦和サポは緩衝帯の向こう側に押し込められていただろうずらし、現状では名古屋サポくらいしか問題は起きなさそうな気はするんずらけどね。

 

もしかしたら、この日はビジター側とホーム側でコンコースを封鎖していなかったんずらかね。

そこまで足を運ばなかったので分からないずらけど、流石にそれは無いずらよね?

 

 

で、そんな通路の封鎖はこちらも継続して行われていましたずら。

写真はバックスタンド北側のS指定席とSG指定席の境界線となりますずら。

 

2試合前までは通り抜け出来る様になっていたんずらけど、何か苦情があったのか、Jリーグか川崎市から指摘があったのか、完全に通り抜けが出来ない仕様に変更となっていますずら。

しかも、S席へ上がる階段にはスタッフがチケットの確認を行うという徹底ぶりでしたずら。

 

やはり、本来の席とは関係ない人が入ってきて、他人の席に座っているトラブルが多かったんだろうずらね。

オラの近くでも何回か見ているずらし、本来チケットを持っている人が来て指摘すると、また近くの空席を探して座ろうとしている人もいたずらし、そんな常識の無い人を排除するための運営方針変更なんだろうずらね。

 

日本人らしい性善説で、便利になるように緩くしたルールが、それを悪用する人間によって元に戻ってしまうのはちょっと残念でありますずら。

 

 

ウォーミングアップからすでに浦和サポは大きな熱量で選手たちを後押ししていましたずら。

南側のゴール裏いっぱいまで席が拡張されていたずらけど、シーチケを除外してもこれだけビジター席を用意できるってことなんずらよね。

フロンターレはシーチケすら取れないって言われて久しいずらけど、メーンスタンドもバックスタンドもかなり赤い人が座っていたので、きっと自由席や南側の指定席で配分されていたシーチケはかなり売れ残ったんだろうずらね。

 

そんなガチ応援を信条とする浦和サポの前で、フロンターレは相変わらずのふざけたイベントを敢行しますずら。

 

 

高田のユメちゃんと、あの白いやつが挙式をあげてから何日経ったずらかね。

十月十日は人間の話ずらけど、この夫婦にも子供?愛の結晶が誕生することになったそうずら。

 

なぜかドローンがカプセルを運んできて、それをゴスペル風の人たちが出迎え祝福する。

開幕前の新体制発表会から大袈裟な映像込みで、かなり大々的に宣伝していたずらけど、これでいいの?って感じの演出でしたずら。

もっと感動的な寸劇でもやるのかと思っていたずらけど、なんともあっさりと登場したものずら。

 

でも、商売の方はしっかり準備しており、試合直後?にすぐオフィシャルオンラインショップで多数のグッズを販売していましたずら。

 

オラは最初から買う気はさらさら無いずらけど、あのデザインで欲しいと思う人はどれくらいいるもんずらかね。

 

いちおさんがデザインしているので大きな声では言えないずらけど…

 

いや、本当に言わない方が良いずらね。

きっと少しずつ成長していき、何年か先には2速歩行のマスコットへと進化するんだろうずらけど、このまま完成系へ向かって大丈夫なのかっていう見た目だというのがオラの素直な感想ですずら。

 

もしかして、サザエさんみたいにずっと歳を取らず、タラちゃんはタラちゃんのままみたいに、ずっと赤ん坊のままって可能性も無くはないずらけど、ユメちゃんや白いやつも歳を取らないだろうずらし、その方が良いのかもずらね。

 

そんな茶番があったものの、前半はフロンターレペースでゲームが進んでいた様に見えましたずら。

でも、家長のところに山田新がいればなぁって思うシーンが沢山あり、鬼木監督が後半どう動くかが楽しみであり不安でもありましたずら。

 

で、お手洗いが我慢できずにハーフタイムにコンコースへ降りたんずらけど…

 

 

まあこうなるずらよね。

いつも多少は空いている南側のトイレへ向かったんずらけど、何処が列の最後尾か分からないくらい行列が出来ていましたずら。

 

ということで、お手洗いを済ませた頃には後半が始まり、帰りがけにビールを買っていたら、ビールサーバーのボタンを押した時に脇坂のゴールが決まってしまいましたずら。

 

結局ゴールシーンは見れず、ゴールセレブレーションも参加できず、久しぶりにゴールを見逃すこととなりましたずら。

 

 

試合終了後には浦和がACLのビッグフラッグを出し、選手たちの背中を押すべく熱い応援をしていましたずら。

歌詞は分からないので、オラは手拍子だけ合わせて応援していたずらけど、周りの人も結構乗っかって拍手していたずらね。

 

ただ、流石に応援団の人たちは応援するわけにもいかず静観しており、途中から仕方なくフロンターレコールをしていたずらけど、あそこでレッズコールとか出来たら最高なんずらけどね。

 

まあ、その後に浦和の選手たちがすぐ旅立つということで、試合後のリカバリーをこの等々力のピッチで行うアナウンスをしていたずらし、その時に応援の声もかけていたみたいですずら。

オラはスタジアムを後にしていたので知らなかったずらけど、大型モニターにもACLでの戦いを応援するメッセージを出していたみたいずらし、そこら辺は他クラブに誇れる我がクラブの良いところだと感じますずら。

 

ちなみに、等々力は2階席から1階席にかけてのビッグフラッグは禁止されていたと思うんずらけど、きっと許可は取ってあったんだろうずらね。

フロンターレ側もよく始球式に参加してくださった人の横断幕を垂らしているずらしね。きっと許可さえ取れば大丈夫なんだろうずら。多分ずらけど。

 

そういえば、先ほど試合を見終えたずらけど、やはり高井が興梠を倒したシーンはPKだったんずらね。

って、ジャッジはノーファールで終わっていたずらけど、リプレイ映像を見たら言い訳しようのないファールでしたずら。

 

スタジアムでも仲間と話していたずらけど、VARチェックが入ってファールの審議がされた時点で、なぜ主審がオンフィールドレビューで映像を確認しなかったのがいまだに謎ですずら。

主審の印象でノーファールであったものを、わざわざ時間をかけてチェックし試合を中断しているのだから、それはすなわち主審が最初に下した判断に疑問の余地があるってことずらよね。

だったら主審に映像を見てみるように強く施すのがVARの役目ずらよね。主審の判断をフォローできる範囲ならあそこまで時間をかける必要は無いと思うずらし、映像を見ている限りではVARと無線で細かくやり取りしている感じもしなかったずらし、どうにも納得できない流れでしたずら。

 

まあ、結果的にフロンターレが利益を得たので文句は言えないんずらけど、浦和サポは目の前で起きたそのシーンに関して色々と言いたいことはあるだろうずらに、よく我慢していたと思いますずら。

普段なら審判がピッチから見えなくなるまでブーイングしていそうずらけど、この日はACL決勝のこともあってそれどころじゃなかったということずらかね。

 

そんな浦和ゴール裏ばかりに気を取られて、フロンターレの選手たちが目の前を通り過ぎてもあまり見ていなかったんずらけど、相変わらず橘田は悲しそうな顔をしていたずらね。

いや、オラの視力では全く見えていなかったんずらけど、もう負のオーラが出過ぎていて、その表情を見なくてもどんな顔をしているか想像がついてしまいますずら。

 

さて、次の試合まで1週間空くずらけど、次はどんなスタメンで臨むずらかね。

オラの1番の関心は家長を外すのか、それとも彼ありきのチーム作りを継続するのかずらけど、アウェイ2連戦なので、勝敗にフォーカスせずに若手を積極的に使って欲しいと願うところずら。

 

では、また試合内容に全然触れていない気がするずらけど、今回のレポートはここまで(●´ー`●) ノ