【2023 J1 第7節】
G大阪 2−0 川崎
切り替えるしかないずらね。
そう、切り替えるしかありませんずら。次世代を担う若手たちに。
ルヴァン杯で可能性を見せた選手たちを遠征にも連れて行かず、リーグ戦で不調の流れを引きずっている選手たちでスタメンを固めてきましたずら。
オラはリアルタイムで試合を見ておらず、キックオフ2時間前に発表されたスタメンを見て就寝しましたずら。
いつものメンバーが並んでいたそのスマホの画面を見てガッカリしたものの、きっと目を覚ました時には良い結果が出ているだろうと夢見て目を閉じたんずらけど…
仕事に向かうべく目を覚ました直後、スマホを立ち上げて試合結果を見ると2−0の表示だったのは、1日のスタートとしては最悪だったずらね。
スタッツを見てみると車屋に赤いマークが付いているずらし、なによりもまた無得点に終わっていることにため息をつかざるを得ませんでしたずら。
試合映像自体は1日遅れで視聴したんずらけど、それも2日に分けてちょっとずつ消化する形で見ましたずら。
まあ、忙しかったのもあるずらけど、内容の悪さに辟易してしまったというのが半分といったところでしたずら。
鬼さん、今年はもう諦めて未来への投資をしましょうずら。
都合の良いことに、今年はJ2への降格枠はひとつだけ、滅多なことでは下へ落ちることはありませんずら。
その万が一があり得るのがこのスポーツの怖いところずらけど、他クラブのいくつかがフロンターレよりも酷い状況だったりするので、まあ今年は大丈夫だと感じますずら。
とりあえず、若手ではないものの、GKは上福元でお願いしますずら。
今回の試合でも、田邉が怪我でピッチを退くことになってしまい9人になった後、本来ならソンリョンが勇気を持ってハーフライン近くまでポジションを上げ、最終ラインの選手を前線へ上げる手助けをしないといけなかったんずらけど、彼はいつものゴールマウスから離れられないスタイルで、チームの数的不利をカバーすることが出来ませんでしたずら。
最近のフロンターレは技術レベルも下がり、相手にマンツーマン気味にプレッシャーをかけられるとミスを連発し、まともにボールを前へ運べなくなってしまっていますずら。
以前は数的同数でも、パスを出す側、貰う側の質の高さで、ボールを繋ぎ倒してゴールに迫っていましたずら。
今はそれが出来ない。だったらどうするか。
単純にGKがボール回しに参加して数的有利を作って行くのが手っ取り早い解決方法だと思いますずら。
もう一つある解決策は、単純にロングボールをディフェンスラインから前線へ放り込むことなんずらけど、それとは対極的なスタイルを目指しているチーム作りをしているはずずらし、クラブもファンたちもそれは望んでいないだろうずら。
でも、最近はマルシーニョへのそんな放り込みが一番得点の匂いがするのが悲しいんずらけどね。
ということで、マルシーニョが復帰したら、またそんな彼のスピード頼みに戻りそうで怖いんずらよね。
怪我人が多い今シーズンは色々と言い訳ができる状況ではあるずらけど、その怪我人が復帰してくれば全てが解決するという空気は危険ですずら。
だって、そんな選手たちでやっていた昨シーズンは緩やかにチームが下降していくのを見ていたずらからね。
それを新しい戦術で再生しようとしていたずらけど、今はそれも一旦封印した方が良いかもずら。
チャレンジしていることはポジティブに捉えているんずらけど、それは今までのベースがあってのものずらからね。
そのベースが怪我人によって確保できていない現状では、上積みすべきものが定着するはずもなく、空いた穴が広がっていくだけですずら。
そんな新しいチャレンジで犠牲になっている一番の被害者は大南ずらかね。
将来を期待され柏から獲得した彼ずらけど、フロンターレのサッカーに慣れる前に実践投入され、ジェジエウの穴を埋めてくれるのを期待するのは可哀想ですずら。
毎試合の様にセンターバックでコンビを組む相手が変わるずらし、右サイドバックの山根は新しいタスクを消化できずに迷走しているずらし、W杯で燃え尽きたかのようなパフォーマンスの悪さも気になる出来ですずら。
そしてGKが全くタイプの違うソンリョンと上福元を入れ替えながら使い、そんな中で起こる判断ミスをオラはとても責めることは出来ませんずら。むしろ良くやっている方だと思いますずら。
でも、もしかしたらセンターバックよりも右サイドバックで使ってあげた方が良いかなとも思いますずら。
山根は一旦外して休養をとってもらうか、一枚上に上げて使う方が彼の良さが出そうだとも同時に思いますずら。
ということで、センターバックは高井と田邉のコンビでお願いしますずら。
まあ、田邉は怪我で離脱しそうなので、高井と佐々木旭が見たいずらかね。
中盤には橘田とシミッチ、トップ下にチャナティップ。
家長をトップに置いて、右に永長鷹虎、左に山田新ずらかね。
家長
山田 チャナ 鷹虎
シミッチ 橘田
ノボリ 旭 高井 大南
上福元
ざっくりとこんなスタメンを希望しますずら。
最近の瀬古はチャレンジするパスを狙い続けていて期待するところはあるんずらけど、その精度がもう少し上がってこないとスタメンは難しいずらかね。
今シーズンはセットプレーでやられていることが多いずらし、シミッチの高さはチームに足しておきたいので、瀬古ではなくシミッチとしましたずら。
家長は最初外して考えようかとも思ったんずらけど、1トップの位置に置きましたずら。
基本的にディフェンスをしない彼なので、一番前でパスコースを切るだけでも良いかなと、守備のスイッチ役として前線に残ってもらっていた方がチームとして助かると考えましたずら。
今年のサイドバックがボランチの位置に入ってくる戦術も、家長がいることによって邪魔をしてしまっている気がするんずらよね。
彼が戦況を見て自由に動き、いつものように中盤の底まで下がってきてしまうと、それによってサイドバックが中に入って底上げする動きを阻害してしまうんずらよね。
だったら彼は前線に残ってもらう意味も込めての1トップ起用ですずら。
そしてその家長をフォローする選手として、チャナティップを彼に一番近いトップ下へ、山田新を左に入れて、その運動量とアグレッシブさでボールホルダーに圧力をかけてもらいますずら。
右には鷹虎を起用し、ドリブルで相手ディフェンダーを2〜3人引きつける役割を担ってもらいますずら。
今までとは違って右で作って寄せて、左で仕留める形ずらね。
橘田はシミッチとサイドバックの2人に守備を任せ、もっと攻撃的にペナルティエリアに顔を出す動きを期待しますずら。
ノボリの気の利いたポジショニングと、シミッチを含めた高さのあるディフェンスで基本は跳ね返し、そしてボールを回収してもらいますずら。
上福元が高い位置を取れば、ほぼ3バック状態でノボリを上げっぱなしでも良いずらしね。
攻撃的に行くならノボリではなく、左に旭を置き、高井と大南のセンターにして、右サイドバックに瀬古を入れても良いですずら。
瀬古のロングレンジのパスを活かすなら、山田は右の方が良いずらかね。
鷹虎が左でも行けるか分からないずらけど、左右を入れ替えるのも良いずら。そうすればシミッチのチェンジサイドをするロングフィードも武器になるかもずら。
おっと、試合を振り返るのが嫌で妄想話に突入してしまいましたずら。
まあ、それくらい期待している若手や控え組がいるというのをポジティブに捉えたいところずらね。
さて、この試合の話はこれくらいにしておきますずら。振り返りたくもない内容だったずらしね。
で、だいぶ時間が経ってしまったずらけど、フロンターレの中心的な応援団が出した横断幕メッセージに対し、吉田社長がホームページ上で返信コメントを出していたので、そのことに少しだけ触れておくとしますずら。
オラはプロレスをほとんど見ない人間名んずらけど、これってそのシナリオのある寸劇と思って良いんずらかね。
側から見ているとそんな風に見えるんずらけど、これを当人たちに言ったら怒られるんだろうずら。
でも、基本的に身内の喧嘩をスタジアムやネット媒体を通じて大々的にやっているだけずらよね。
今回の横断幕メッセージを出した応援団体は、Jリーグファンなら誰もが知るほどクラブスタッフと仲が良く、ほとんどボランティアチームみたいに運営をサポートし、様々なイベントに協力を惜しまない人たちですずら。
スタジアムの応援スペースの融通や情報のやり取り、ある意味で特権を得てはいるんずらけど、タダ働きであれだけ頑張っていれば当然の権利でもあるので、そこら辺のクラブとの繋がりの深さを批判するのはちょっと違うと思っていますずら。
しかし、親しき仲でも礼儀あり、とはちょっと意味が違うかもしれないずらけど、運営会社とファンとしての立場は認識として持ち続けておいて欲しいとは思いますずら。
地域への貢献を第一義として掲げているフロンターレずらけど、基本は営利目的の株式会社ずらからね。
今回の件でも富士通やpwcの名前を出していたずらけど、その会社が出しているお金でクラブが成り立っているずらし、どれくらいの比率で株を握っているのかは知らないずらけど、富士通が会社運営の実験を握っているのは確かなはずですずら。
赤字があれば富士通の連結子会社がその補填をし、優勝賞金で潤うまではかなりそのお世話になっていたはずですずら。
そしてその富士通が不当たりでも出してコスト削減に踏み切ったら?
いや、もうすでにフロンターレの買い手を探している可能性だってありますずら。
今のところ外資系の参入に制限がかかっているJリーグなので、そこまで魅惑的な買収話は出ていないんだろうずらけど、オラは10年以内にそんなクラブ買収劇があるんじゃないかと思っていたりしますずら。
神戸が楽天グループに買い取られ、チームカラーが変わったり、クラブ作りの方向性も含めて親会社、この場合はオーナーの趣味趣向だったずらけど、ファンやサポーターの意見は1ミリも関係なく、応援するクラブの姿がガラっと変わることがありますずら。
そんな時が訪れたら、この応援団体はどんな声を上げるんずらかね。
オーナーの意向で、クラブとサポーターとの間に一線を引くことだってあり得るずらし、今までと同じような活動は出来なくなる可能性だって結構あると思いますずら。
吉田社長は野心を隠さず、アジア戦略に多額の投資をしてクラブをもう一回り大きくしようとしていますずら。
オラとしては当たり前な経営感覚だと思うずらし、限られたソースの中ではどこかを削る判断も迫られますずら。
応援団体の考え方では、今まで通りの地域密着体制、スタッフたちが休む間も惜しんで商店街や小口スポンサーに足繁く通って挨拶回りすることを是としているんだろうずらけど、オラからすると、今でも良くやっている方だと思うんずらけどね。
まあ、そこら辺の肌感覚は当事者たちじゃないと分からないんだろうずらけど、そんなに地域住民たちとの関係を齟齬にしているんずらかね。
まあ、とりあえず表面上は応援団体の方々と、吉田社長との間で話し合いも行われ、双方が向いている方向は一緒だと確認したとのことずらし、これで一件落着ということになるんだろうずら。
ファンの不満にクラブが真摯に耳を傾け、話し合いの結果、今まで以上に絆が深まりました。めでたしめでたし。って、最初から決まった答弁で無駄な時間を浪費している国会を見ている様な気分になりましたずら。
応援団体が富士通やpwcの名前を上げて批判していたのは少し驚いたずらけど、それに対して吉田社長がどんな回答をするのかはほぼ予想通りだったずらし、アジア戦略やフロンタウン生田、等々力や川崎球場跡の整備計画など、今進めている事業計画のアピールもしっかり忘れずしているところも苦笑してしまいましたずら。
そして、直近にあった試合にサポーターたちの前に現れ、話し合って肩を抱き合い笑顔で記念写真を撮り、それを一部息のかかったメディアで世に流す。
ここまでがセットのシナリオずらよね。
いや、肩を抱き合って笑顔な写真では無かったずらか。
実際にその場に居たわけではないので、どんな雰囲気だったのかは知るよしも無いんずらけど、これで話が終わってくれればそれで良いと思いますずら。
応援団体が望んでいたタペストリーの取り替えや、ポスターの新調、地域住民への挨拶回りなど、それで解決するのならそれで良いと思うずらし、今まで通り応援団体やボランティアの方々が動いて、それで本人たちが満足するなら口を挟むこともありませんずら。
ただ、川崎フロンターレが株式会社であり、株の保有率で誰もが自由にできる可能性があるのは心に留めておいた方が良いと思いますずら。
もし発言権が欲しかったり、自分たちの意見が反映するクラブになって欲しいなら、大金を積み上げるか、ソシオの制度みたいなのを作り導入させ、社長や会長を自分たちの投票権で入れ替えられる様に仕組みを作るしかないずらね。
まあ、かなり非現実的な話ずらけど、Jリーグでもいつかそんなクラブが出てくることを願っていますずら。
これで一部の人たちのガス抜きは出来ただろうずらし、元々クラブスタッフみたいなものずらから、その上申が社内で通る様な形になって、社内的にも社外的にもこれで終わりとなって欲しいずら。
そうしてくれないと、これから問題になりそうなチーム戦績の話がややこしくなるずらからね。
王座奪還を目標に掲げ、クラブスローガンも相まってか、現状にそぐわない文言が街中に溢れかえっているので、今回のポスターの張り替えで、一旦そこら辺のものを全て回収して別のものに差し替える流れは怪我の功名ずらか。
「奪還」や「奪取」の言葉から、「リスタート」とか「再生」とかの文字に差し代わったポスターが数日後には貼られているかもずらね。
今回の一件をプロレス的なって書いているずらけど、もし本当のプロレスの興行団体だったとしたら、ここで次の敵を登場させないといけませんずら。
ライバルが味方になり、次なる強敵が現れたところでタッグを組んで立ち向かう。
次なる敵は誰になるのか?
他クラブやサポーターか、それともJリーグか。
ここ数日の間では、浦和と名古屋が全面戦争に突入したみたいで、今はそちらの団体の方が世間の話題をさらっている形となっていますずら。
フロンターレも去年のコロナ騒ぎがあったずらし、この話に一枚かませてもらい、浦和と共闘して名古屋と戦うのも面白そうずら。
そうやって注目する話題で目線を逸せないと、きっと今回の問題もすぐに再燃してめんどくさい事になりそうずら。
どっかの独裁国家の元首などは、国民の不満を自分たちに向けないように、常に外敵を作り出し、有る事無い事、虚偽の情報を用意して体制を維持しようとしますずら。
吉田社長もそんな情報コントロールをしているなら、なかなかのキレ者だと思うんずらけど、今の時代はそんな姑息な考えはすぐに見透かされるずらからね。
まあ、お手並み拝見と言ったところずらか。
では、今日の雑記はここまでとしておきますずら(●´ー`●) ノ