2012年 振り返って | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

もうすぐ2012年が終わりますね。


年末太陽冥王星のコンジャンクションが形成されています。


山羊座冥王星と蠍座土星は、互いの支配星を交換している配置になっていて、ここ数日の間に、自分の中の深い意志をしっかりと自覚することができた方も多いかもしれません。


長い間、問題を抱えながら見過ごしてきたり、見ないよう、考えないようにしてきたこと、または誰かへの想いをはっきり自覚した方など深い根っこの心の部分を浮かび上がらせ光を当てるような

感じですね。


決心がつく、心を決めるというイメージ。


ただ火星は、蠍座土星とスクェアの配置なので、しがらみときっぱり対決して態度を決める必要がありそうです。


蠍座の情を散らすのは、水瓶座が最適です。


きっぱり意志を固めたことを実行して、前進して行きましょう。


火星は水瓶座に入りました。


私は、火星リターンを迎えました。


火星は約2年で、12サインを一周します。


自分の出生時の火星の位置にトランジットの火星が戻ってくるのを、火星リターンといいます。


火星リターンの配置を見て、2年後の目標や自分の立ち位置を考えるといいですね。


中期的な目標を決めるのは大事なことで、2年というスタンスはちょうどいい期間だと思います。


今ちょうど私のネイタルの火星の上にトランシットの火星が乗っているのですが、それが上の子の蠍座軍団と見事にハードアスペクトを作り刺激している状態です。


この子は牡牛座の月を持っていて、Tスクェア状態まっさかり。


案の定、冷戦状態勃発です。


というか、長い間の問題が積もりつもって浮上してきたという感じですね。


固定宮が強いこの子は、とにかくテコでも動きません。


それに決定的に気づいて、今度こそ荒療治をすることを決意しました。


子供はそろそろサターンリターンを迎えるのです。


サターンリターンは従来の価値観が覆り、自分独自の新たな価値観を作り上げ、自分の足で踏み出し自立していく時期です。


この時期の試練を乗り越えることで、1人前の大人になっていく。


そして、それと同時に私も親業は卒業しようと思います。


一歩引いて、対等の大人同士のスタンスで接することができるように子供を独立させることが今年の実行目標です。


この子とは、太陽同士がスクェア。月・火星・冥王星・金星・土星でTスクェア。子供の水星の上に私の土星。


子供の太陽の上に私の木星。


緊張感と保護の両輪です。


感情的ないさかいも多く、私がしっかりお説教して口うるさくなる相性になります。


しかし固定宮が強く、聞く耳持たずです。


現状は一切変わらずの状態が続きます。


長い目で見て互いのためにならない関係は、どんな関係でも思い切ってリセットしていくことを考えていいと思います。


互いの成長の為に。


今年もあと僅かですね。


この1年を考えると、本当に今まで出会えなかった方達との、たくさんの出会いがありました。


素晴らしい1年間でした、皆さま本当にありがとうございます。


出会いは決して偶然ではない、必然だと私は確信しています。


人とのすべての出会いは、なんらかの意味がある。


言葉を交わした全ての方に心より感謝を申し上げます。


来年もどうぞよろしくお願い致します。