心理占星術について考える | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

プロとして仕事を始めてやっと2年目が過ぎ、今切り替えのタイミングを感じている。


やはり物事は走りながら、その都度巡ってくるテーマに対処し改善し、進んでいかないといけないと実感している。


経験の力は非常に大きい。


私の元へ来て頂いているお客様は、心理的なある要因を奥深くに抱え持っている方も多い。


それにどうアドバイスをしたら解決の方向へ持っていけるのか?


ネイタルチャートや、幼い頃の親との絡みなど確かに問題の要因や過程はそこからたくさん読み取れる事は多々あるけど、そこから個々に成長の方向に向けていける解決策を探るのは難しい。


私が愛読しているブログの心理占星術家の先生は、やはりそのアドバイスの難しさを痛感すると書いてあった。


私が感じたそのドンピシャのタイミングでそれを読んだのでとても興味深く心に染み渡る思いがした。


ブログには


「解決策を模索するには、まず解決していない自分のチャートと対決しないといけない。

自分が越えられない障害に対し、自分でどうアドバイスをするのかを探っていくこと。

自分の問題の解決策を探るために学習しているようだ」   とある。


私が占星術を学んだのは、正にそこからのスタートだった。


現在私の問題=母・家庭においては、気がついてみるといつのまにか解決していると感じる。


どういうふうに解決の過程を重ねたのか? そのへんを検証してみることで問題解決のアドバイスのキーワードが抽出することができるのかもしれない。


いずれにしても、さらに勉強が必要だと実感。


新たに具体的な目標に向けて走り続けて行きたい。


勉強は楽しくてワクワクするし、もちろん仕事もお金を頂いて勉強をさせて頂いているという意識が強い。


これだから占星術はやめられないと読んだけど私も同感。


昨日スカイプで鑑定させて頂いたお客様からの質問。


もっと早くにプロとして何故活動しなかったのか?


それに対してとっさに答えたのは、木星の品位が高くMC合、10ハウスにあり中年期からの社会性の発展という暗示。


去年の天体の配置に自ら星読みをして乗ったこと。


あと今考えてみると、現在私のチャートで、ネイタル太陽と海王星とがT冥王星とタイトなアスペクトをずっと取っている。


もともと私は太陽・海王星・冥王星のネイタルアスペクトを持っている。


現在のT冥王星とT海王星がセクスタイル、私のネイタル太陽は魚座なのでそちらでも現在、その3天体でゆるくアスペクトをしている状態。


これってネイタルのチャートに示されている種がT天体の再現によって発芽すると考えていいと思う。


パズルの謎解きのような、でもある法則によって動いている占星術はまだまだ未知の世界だけど楽しい。


この春、新たな勉強を開始しながらも、ありがたいことに教える事もぐんと広がっている。


心理占星術は、やはり人とのやりとりや、対話なしには深い理解は難しい。


独学の限界はそこにある。


今の私に伝えられることを精一杯やっていきながら、自分のレベルも上げていく覚悟。


心の対話、共感、解決策への学びを極めたい。