天体配置の殻を破る | 西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術 in福岡 「星の歩み」

西洋占星術に魅せられて、2011年3月に占星術師としてブログデビューしました。
 長い間勉強してきたことを何らかの形で少しでもお役に立てたらと思います。星は常に歩み続けています。星の動きと心の動きをつれずれ語っていけるブログになればと思います。

ホロスコープをぱっと最初に見たときに、強調されているところはどこかを見ます。


東半球と西半球どちらが強調されているか?


東半球への集中は自己防衛的な特徴が見られ、西半球への集中は他人に受け入れられたい欲求が強すぎて、自分を他人に引き渡してしまう傾向があるとされています。


北側への(地平線より下)集中は、初期の家庭環境における問題。


南側への集中は、社会的な試練における問題。


私の場合は、東側+南側です。


私にも初期の家庭環境における問題は、山とありましたがそれよりも特徴的な事は内面がとても防衛的な所です。


太陽もASCも柔軟サインですが、私はとても自分というものに核があり、人に影響されない面がかなり強いです。


魚座サインの強調もありペルソナの魚座の性格の特徴によく記してある、人に影響されやすく騙されやすく利用されやすい、ふらふらしているの項目は私的にはあてはまらないなとずっと思っていました。


そしてそれは、アセンダントのルーラーのサインの影響か、または太陽・月のアスペクトによる影響なのか?と。


もちろん外から見た私は、そうは見えないのかもしれませんが、そこは面白いギャップ。


このところずっとお客様の内面をお聞きしていて感じたことは、確かに東か西か天体の極端な集中は防衛的か受容的かを如実に表しているように感じます。


西側集中の人達は、人の思惑を受け入れすぎて、自分の意志自体がわからなくなる傾向が強いし、東側の人は、自分というものを表現して実感することが核になりすぎて時には、理解してもらえないと感じると人を寄せ付けない強いエネルギーを発したりする。


私の場合は、許容されないと感じると一見拒絶しているように見えない態度で(ASC柔軟サイン)、実は心は完全に閉ざしてシャットアウトをしてしまう。


実は、他人を求めて自分を理解して欲しいという思いは強烈にあって、でも自分を守ろうという境界線でひたすら戦っている。


無条件に受容してくれる相手をひたすら欲しているにも関わらず、態度にはおくびにも出さない。


そのため自己を主張しすぎてうまくいかないことも多く、そうなると外からはそう見えなくても自分の中に引きこもってしまうことになる。


西側の場合は、やはり他人を主眼に置きすぎて、強烈な迷いを生じる。


自分という核を求めて自分探しに熱中し、あらゆる人間関係をさまよい歩くことになったりする。


どちらも、外面からは内面は伺い知れないし、その出方は個々様々なものになる。


キーワードは、やはり強い執着から離れること。


自分以外の人を理解し受容し、自分の欲求にも耳を傾ける。


どんな人もみんな共感を求めている。


まず疑問をぶつける前に、受容してみること。


意見を言えなかった人は、まず自分を主張してから、さらに相手を受容すること。


自己の見えない硬い殻を冥王星で壊し、再生させるイメージ。


牡羊座が示すキャラクターを山羊座の冥王星で変容させる。


正に今の星の配置にふさわしい。


個人的にはそろそろ私の月1ハウスに、天王星と冥王星が直撃することを考えてみると、この時期に、このテーマに関わるということは殻を破るチャンスなのかもしれません。