暗くなる | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

夏至が過ぎてしまいました。

 

私にとって 夏至は寂しい 瞬間です。

 

これから 陽の力が弱まっていきます。

 

 

昔 都会暮らししているときは

 

秋が 風情があって 好きでしたが

 

今は 寂しい限りです。

 

 

 

穀物類は 秋にできますが。

 

バラは 夏に咲きます。

 

 

陽がないと 成長が悪くなります。

 

 

これからは その陽の光が陰っていくのを、

 

光の減った分をどう補っていくかの問題です。

 

寒くなっていくのも 辛いですね。

 

 

 

光がいっぱい時期と 気温が上がる時期は ずれます。

 

 

ハウスの中では 光がすぐに反映するので

 

1日の中では12時頃が一番暑いですが

 

外の気温は 2時 3時 が暑いですね。

 

 

1年で 最も日が強い この時期は

 

晴れると ハウス内は非常に暑くなります。

 

 

天窓と サイドを開けてあげると

 

周りの気温がそれほど高くないので

 

冷えやすくコントロールしやすいです。

 

 

8月は 陽の光は弱くなり

 

ハウスの中での光は ヒリヒリするような

 

強いものではなくなりますが

 

周りの気温が高いので 天窓を全開にしても

 

そんなには 冷えず コントロールしにくいです。

 

 

 

そんな中でも 雨のときもあれば 風の時もあり

 

それを加味しながら コントロールしていくのですが

 

 

 

それでも ハウスの中にエネルギーがあるので

 

花は咲いてきてくれます。

 

 

 

秋分からは そうはいかなくなるので

 

夏至は 寂しい日ですが

 

秋分は嫌いな日です。