患者数が多いからなのか、その医師自身の性質なのかはわからないが、PCに向かって電子カルテを記入しながら説明。何度も何度も同じことを説明してくれるのはありがたいが、肝心の
どんな経緯で入院し、経過したのかを確かめずに
今後のことをどうするかの話が始まる。
これ以上の治療は効果よりもダメージがあると判断した。
腎機能の検査もかかりつけ医にお願いしたい旨を伝え、紹介状を用意すると言われ、診療終わり。
高齢者においては入院、手術で病気の治療は進んでも生活する体力や精神力が弱る危険性が大きい。
さて、白内障の手術でよく見えるようになった
父だが、今度は血圧が低くなって調子が悪いという。心臓はもう35年も前から悪く、6年前には余命宣告まで受けたわけで、これ以上のことは望めないことを本人は知っているはず。自分で決めてペースメーカーも入れないと医師に伝えているはず。
近くの病院にしたらと言ってもこだわり続けて通院しているのだから、しばらくは静かに過ごして欲しい。年を重ねるということは身体の不具合とどう付き合うかが何よりも大事なことで、口を開けば体調不良の話ばかりになると嫌気がする。
当分、実家には行かなくて済みそうだと少しホッとしている。