Y-SMILE.には、創業当初から「ちょーすけバッジ」というグッズがあります。
最初はこの商品しかなくて、
起業前の準備期間も、ほぼほぼこのバッジのことしか考えてないぐらい、
私たちにとってめちゃくちゃ大事なもの。
商品っていうか、
子どもっていうか、
仲間、みたいな感覚かなぁ。
全部で9種類。
詳しくはホームページに掲載していますが、
このブログにも書き残しておきます。
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/199.png)
先日、「バッジのアイラブユー2個にレベルアップする!」と、
新たにご購入された生徒さん。
周りにろう者はいなくて、
手話を使う機会はほとんどないそうですが、
月に2回のレッスン以外に、
できる限り手話の情報に触れるよう意識しているとのこと。
ウチの生徒さんは、
「今すぐ手話を必要としていない」人がほとんどです。
いつか何かの役に立つかも、ぐらいには思っていて、
「あずみんとの時間が楽しいから」と、
毎回レッスンの予約をするって感じです。
そもそも手話を習うことに、理由なんてなくていいのです。
というか…
「あずみんに会いたい」とか、「手話の先生に会いたい」って、
立派な理由ですよね。
英語を習うのに、
「海外で仕事する」「英語の先生になる」「英語で地元の案内をする」
って理由がなきゃダメですか?
「なんかカッコイイ」「やってみたい」って、
カジュアルな動機でいいですよね?
手話もそれで良くて、
(少なくとも私の場合は)
ろう者を助けたい!という気持ちがあってもいいし、なくてもいい。
ただ、ろう者がみんなみんな、「助けて欲しい」と思っているのかどうか、
ちょっと1回、考えてみてもらいたいのです。
ちょーすけバッジが生まれたのは、
災害時にスムーズなコミュニケーションが取れるように、という想いからです。
ぶっちゃけ言いますと、
バッジが普及しようがしまいがどうだっていいです。
むしろ、こんなふうにいちいち「聞こえません」とか「手話ちょっと分かります」とか、
アピールしなくてもいい社会を望みます。
ヘルプマークとかマタニティマークとか、
なくてもいい社会を望む。
いちいち「表現」しなきゃならない、
「ワタクシはマイノリティでござんす」と言わなきゃ生きづらい世の中なんて、
私は懲り懲りなんです。
だけど、あえてのバッジで表現。
バッジがきっかけで、手話を愛する者同士が繋がり、
そこにはコミュニケーションの壁なんかなくて、
手話が分からない人も取り残されることなく、
避難所に補助犬がいても誰も気にしない、
いい意味で存在を無視できる、
そんな景色を望んでいるんです。
もちろん、バッジを普段から身に着けてもらえたら嬉しいけど、
このバッジはオリジナルだから、
持っている人は全て、
Y-SMILE.さんからの購入、ということ。
そう。
繋がるきっかけがY-SMILE.なんです。
そこに大きな意味がある。
手話で繋がるんだったら、別にY-SMILE.さんじゃなくてもいいんです。
日本中に素敵な手話の先生がいるし、
手話ユーザーという括りにすれば、
聞こえる人も、難聴者も、ろう者も、
聞こえの度合いに関係なく「手話ユーザー」で繋がるならば、
もうどんだけでも人間がいますよ。
でも、このバッジに限っては、
Y-SMILE.さんのオリジナルなんです。
「避難所で孤立する人がいなくなるように」という想いから作ったけど、
手話が好き!
手話の世界、楽しい!
って思っている人が繋がることで、
避難所に限らず、様々な所でのコミュニケーションが楽しくなったり、
「ここは手話が通じるんだ!」って安心感を得られると思うのです。
手話の世界に入ったものの、
「自分なんかが手話続けていいんだろうか?」という悩みを持つ手話学習者が後を絶ちません。
マイペースに、ゆるく永く手話を楽しみたい人の、
居場所がないのです。
いつまでも初心者じゃダメでしょうか?
手話で 「ありがとう」だけじゃ、ダメですか?
私はね、
手話初心者が日本中に溢れかえったら面白いな、と思うのです。
どこに行っても、手話で「ありがとう」が通じる。
その他は筆談とかジェスチャー、UDトークで。
「またね」って伝えられること。
これ以上に、喜びってあるんでしょうか?
また会えることに、疑問を抱かない人間関係って、最高だと思いませんか?
また会いたいって気持ちと、
また会えるよって気持ちが合わさって、
「またね」って。
私は、手話で「またね」が大好きです。
「ちょーすけバッジを買ってくれー!」とは言いません。
(もちろん購入は嬉しいです!)
あなたがもし、手話を少しでもやっていて、
手話っていいなぁと思っているのであれば、
ちょーすけバッジを手にして欲しい。
「あぁ、このバッジを持っている人が他にもいるんだ」って、感じて欲しい。
バッジの購入者は様々で、
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などなど、
ご自身へのプレゼントにする人もいれば、
Y-SMILE.さんの想いに共感した人、
手話サークルでのグループ分けに使うとか、
用途は様々です。
これを着けて、避難所で役に立つかどうかは分からないし、
そもそも避難所には、でっかく「手話通訳です」とか「耳が聞こえません」とか、
分かるように目立つもの(ビブス)が準備されている場合が多いかと思います。
緊急時には、可愛さよりも目立つものの方がいいです。
それはそれとして。
ちょーすけバッジを手に取り、
手話仲間がいることを想像してもらいたい。
もしかしたら、一生出会うことのない人と、
バッジを通じて繋がることができる。
手話を愛する人達と、
想いが繋がっているのです。
例え出会うことがなかったとしても、
手話っていいな、手話の世界って楽しいなって感じている人が、
確実に存在しているということを証明するのが、
ちょーすけバッジなんです。
「どれだけ売れたか」の数ではない。
手に取った人が、「手話やってて良かったな」と感じたり、
手話を楽しんでる人がいるんだなぁと想像したりして、
幸せを感じているかどうか。
私はそこが気になるし、
もし良かったら、
ちょーすけバッジを手にして「こう感じたよ」って、
こっそり私に教えてもらえると、嬉しいです。
YouTubeにちょーすけバッジのことを話している動画がありますので、良かったらご覧くださいませ♡♡
![手紙](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/172.gif)
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次回の「ヒロ兄と一緒に手話で遊ぼう」は6月28日(金)20時30分から♡テーマは「動物」です♪
昨日のはYouTubeに上げるので待っててね♡
Instagramはストーリーズメインに更新!
![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
それではまたすぐに~![コーヒー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/258.png)
![コーヒー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/258.png)