手話の世界に出会えて良かった
これはもう…
手話を広める活動をしている全ての人へ届けたい言葉です。
ヒロ兄こと八重田洋さん。
私に出会えたこと、手話の世界に触れられたことを、いつも「良かった」と言ってくれる。
「出会えた!」
ヒロ兄が、こんなリール動画を作ってくれました。
まさに、「新しい世界」に触れたヒロ兄。
コミュニケーションのプロだからこそ、
手話という言語の奥深さに魅了され、
視覚言語の必要性・重要性をますます感じ、
手話にどっっぷりと、沼っています…
手話は異世界
手話を学ぶと、
ホントに「手話って言葉だなぁ」って実感します。
そして、手話を使うことは異世界に触れることなんだなーというのも、
きっと実感されるのではないでしょうか。
少なくとも私はそうで、
手話奉仕員養成講座(入門)を終え、手話サークルに入り、
「手話」と名の付くイベントに片っ端から参加して(退職してヒマだったので時間が有り余ってた)、
自分以外は全てろう者、という空間に身を置きました。
福山市にいながら、プチ留学…
言葉が通じないもどかしさ…
けど、なんとかかんとかジェスチャーと指文字で伝える…!
分からないのは当たり前!!
だって、第一言語は音声言語の日本語なんだもん!!!
「手話もっと知りたい!」
その一心で、そこに存在してた。
完全に、異世界にいました。
それが心地良かった。
聞こえる人達の世界が、ずっと苦しかった。
音声言語を強いられ、
「声が小さい」
「何のために口があるの?」
と怒られ、
俯くと顎をつかまれて、
「お前は喋れないのか」とまた怒られる。
聞こえる人達の世界って、
声で話せない人間は人間扱いされない。
緊張して喋れないだけなのに、「この子はどこかおかしいのか?」と、
病気の人みたいな扱いを受ける。
子どもが上手く喋れないと、親が謝る。
「すみません、ウチの子喋れなくて」
なんで謝ってるんだ?
子どもは子どもなりに、音声言語以外の表現を毎瞬毎瞬しているのに。
ずっとずっと、そんな環境にいたから、
音声言語の必要がない手話の世界は、
とてもとても居心地が良かった。
頷きとか、首振りとか、
たったそれだけで「通じる」世界。
音声言語の世界では、有り得ない。
頷くだけとか、首振るだけとか、絶対に怒られる。
あぁ、ラクだなぁ。
声を出さなくていいって、最高だ。
私にとっての異世界は、
「ずっとここにいられたらいいのに」と思うほど、
理想の世界だった。
もちろん、これは私のお話。
声を出さなくていい環境が、合っている人もいれば合わない人もいます。
ろう者にも色々いて、
声を出す人もいれば出さない人もいるし、
機能的に出せない人もいるし、
聞こえる人とのコミュニケーションだけ声を出す人もいる。
手話が苦手なろう者もいる。
なんとなくテキトーな手話、のようなものを使う人もいる。
(それでも通じてるならOK、というスタンス)
ホントにこの世界って、
色んなコミュニケーションツールが存在していて、
相手に合わせて使い分けてるんだな、
それ、いいなって思いました。
もしもあなたが、
この夏、この2024年下半期、
何か新しいことにチャレンジしてみたいのならば、
私は迷わず「手話はいかがですか?」とオススメします。
そりゃ、私は手話の先生ですから、オススメするのは当然なんですが、
起業していなくとも、私は絶賛手話をゴリ押しします!!
表現力が豊かになる
(手話は表情が命!)
伝えるチカラが身につく
(身振り手振りを使うので)
観察力が身につく
(必ず顔を見て話すため)コミュニケーションが楽しくなる
(伝わる!という経験を重ねると楽しくなる)
これって、人として生きてゆくのに必須、だと思うんです。
手話を、「聞こえない人と話すためのもの」としてだけ扱うのではなく、
誰もが使えるコミュニケーションツールの一つとして、
この社会に認知されることが本当に大切だと、
心から思うのです。
聞こえる人にこそ、手話を届ける。
聞こえる人こそ、視覚言語の手話を知る。
ひとつでもいい。
ふたつでもいい。
英語で「ハロー」「サンキュー」って誰もが言いますよね。
それと同じように、手話で「どーもー!」「ありがとう!」って、
誰もが使う世界。
それって、異世界でしょうか?
30秒の中で12個の手話!!!
私は、
手話が当たり前にある世界を望みます。
あなたがもし、手話の世界に来てくれたら、
私は大歓迎します♡♡
「ようこそ!」って、出迎えますからね(*´︶`*)ノ
「1回、やってみようかな?」と思ったなら、
まずはご相談くださいませ。
山口亜澄InstagramのDMから
もしくは公式LINE「ROOM As Me」から
Y-SMILE.のマンツーマンコースは、内容を自由に組むことができます。
それではまたすぐに~