ようこそ！As Me な世界へ。
私は、手話が好きで好きで、
みんな使えたらいいよなーって、
「ねぇねぇ、この曲知ってる？聴いてみてよ～」って、
好きなアーティストの曲を広める感覚で、
手話を日本中に広めようとしております。
いやいや、あのね、手話に興味はあってもさぁ、
私、ろう者と関わることなんかないし、
福祉系の仕事に就くワケでもないし、
聞こえない人にとって大切な手話というものを、
そんな気軽に私らが使っていいのでしょうか？
といったご意見、よくいただきます！！！
むしろ！！！！！！
気軽に！！！！！！
使ってくれ！！！！！！
頼むから！！！！！！
(炭治郎が鎹鴉に懇願してるみたいw)
「気軽に」ってのが超ポイントで。
じゃあ皆さん、
英語に興味があったら、すぐに英会話教室調べたり、
InstagramとかTikTokで検索したり、
なんらかの行動を起こしますよね？
その時、
いやいや、日本に住んでて英語圏に行く予定ないし、
海外旅行も予定ないし、
英語を使う友達もいないし、
そもそもそんな大切な英語という言語を、ワタクシ日本人が学ぶだなんて、
失礼じゃないかしら…
と、思ってますか？
英語話せたらカッコイイなー！って、そんな気持ちじゃないですか？
ダンス踊れたらいいなー。
字が綺麗に書けたらいいなー。
ピアノ楽しそうだなー。
歌うの気持ちよさそうだなー。
そういう感じで、最初は気軽に、ですよね。
それが、手話となると、
「福祉」「障害者」といったワードがチラつく。
関係者でもないのに、手話を学ぼうだなんておこがましいかしら？
自分のために、興味本位で手話やろうだなんて、失礼かなぁ？
とか、あれやこれやと思考が邪魔して来ませんか？
あなたの脳内はどうなってる？
それらは、この日本でずっと生きてきたら、当たり前にある常識だったり、
そういうもんだよねって、多くの人が思っていることかもしれない。
けどね、私が思うのは、
その気軽さがないから、
広まんないのよーー！！！！！
ってこと。
気軽に使おーぜぇ
「障害を理解してください」って、言われたことがあるかもしれません。
でも、理解なんてムリです。
その上で、
聞こえないってどういう感じなのかな？って興味を持つとか、
どうやってコミュニケーション取ればいいのかな？って考えてみるとか、
今は聞こえてるけど、この先聞こえなくなったら、まずは何をすればいいんだろう？って想像してみるとか、
そういったことは出来る。
興味を持つことそのものを、まるで悪のように言う世の中は、おかしい。
手話を習い始めた人に、いきなり手話通訳の心持ちを押し付けるのは、
違うと思う。
ちょっとなら手話分かるよ！って人の分母を、
如何に増やすか、が重要で、
手話ちょっと分かる！って人が100人居たら、
その中から、もっともっと手話が分かる人、コミュニケーションがスムースな人が現れる。
そしてその中から更に、スキルを極めていく人、
通訳を目指す人も出てくるかもしれない。
「手話通訳が足りない！だからあなたも手話通訳を目指してね！」
って、最初からそんな圧をかけられると、
もう続けようなんて気が失せちゃいますよ…
いやぁ、通訳はちょっと…なんて態度を取ると、
「なんだよ！障害者の気持ちが分かんねーヤツだな！どーせお前は聞こえるからな」と、
一方的に怒られることも、実際にはあって。
それで、手話の世界から離れてしまった友人も…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
まぁ、そんなこと言う人はごく一部ですが、
手話を気軽にやろうとすると、なんか怒られそうな雰囲気…
社会がそうだよね？って、怯えてる。
これは、聞こえる人に限らず、
病気や事故などで、人生の途中に聴力を失った人も然りで。
ずっと聞こえてる人生で、音声言語を使っていた。
なんらかの理由で、聴力が落ちた、またはゼロになった。
これまでと同じようには話せないし、
そもそも相手の言ってることか分からない。
新たなコミュニケーションツールを身につけるなら、手話かな？
そうやって、手話を身につけようとしたら、
「手話なんか使うんじゃねぇ！」
「それは日本語対応手話だろ！」
「ヘタクソが!!」
と、怒られる。
ウチの生徒さんにも中途失聴の人がいて、
手話サークルに行って怒られた、なのでマンツーマンの手話教室を探していた、というケースがあります。
こんなフレーズを、見聞きしたことはありますか？
「手話は、ろう者の大切な言葉」
これ、確かにそう！なんだけど、
ろう者の、ってついてるから、
ろう者以外の人は、手話に触れてはいけないような感じがする。
これは、
音声言語主体のこの社会で、
「情報保障」として、手話という言語が当たり前にある社会を望みます！ってこと。
テレビの字幕があるのも助かるんだけど、
更に更に、手話もあるといいなぁ。
どこに行っても、手話通訳があるといいなぁ。
聞こえる人と一緒に、映画やコンサートを楽しみたいなぁ。
自分は手話が第一言語なのに、それを使う人があまりに少なくて、
この社会に取り残されてるような感じがするんだよなぁ…
言葉が通じないって、ツラいですよね。
なんか、手話を使うことを禁じられたり、
「なんだ？あれ」ってジロジロ見られたりすると、
ここにいちゃいけないような気がする…って思う。
聞こえる人達が、当たり前に音声言語を使うのと同じように、
手話が第一言語の人が、当たり前に手話言語を使う。
「あれ、手話じゃん！」って、好奇の目にさらされることがない社会にする。
そのためには、マジョリティである聞こえる人達に、
手話を気軽に使ってもらわずにどーするねん？？って思うのです。
気軽に使おーぜぇ
皆さん、どうぞ気軽に、手話の世界に来てみてくださいな。
手話に触れるって、異文化に触れるってことです。
普段使う音声言語は、見えない言葉です。
(聴覚言語と言います)
手話は「視覚言語」と言って、見える言葉。
脳内でイメージして、
それをそのまんま、目の前の透明なキャンバスに描く。
空間を使う、３Dの、ノンバーバルな言語。
(ノンバーバルだけど言語ｗ)
この表紙大好き！
聞こえるから関係ない。
そう思う人こそ、手話に触れてみて。
８月６日原爆の日 広島から世界へ
それではまたすぐに～！
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