【救護施設】という福祉施設 | いつか。。。

いつか。。。

タイトルを変えました

「よるべない100人のそばに居る。」という本を読みました。

 

滋賀県の「ひのたに園」という【救護施設】で働く若者が書いた本です。

 

 

 

 

 

【救護施設】と云うのは

「住まいなし・仕事なし・身よりなし」のひとを受け入れる福祉施設のことで、

 

「最後のセーフティーネット」と言われているそうです。

 

全国に186カ所あるとのことで、

調べてみましたら、私が住む県にも複数の【救護施設】がありました。

 

 

入居者はさまざまな事情を抱えています。

 

ホームレスをしていた人、

刑務所を出所した人、

病院から退院された人、

派遣切りにあった人、

ひきこもり状態にあった人、

特殊詐欺被害にあった方など。。。

 

年齢も経歴も千差万別で、

事情のある方々が身を寄せる場所のようです。

 

 

 

筆者の 御代田太一さんは、

東京生まれ、東京育ちの29歳です。

 

この本は、筆者が

滋賀県の【救護施設】に就職する経緯や、

 

入居者達と関わる日常が、

あたたかい眼差しで描かれています。

 

 

私が1番感心したのは、筆者の入居者への接し方です。

 

入居者1人1人に優しい眼差しを向けながら、

それぞれの人生をを尊重している様子が伝わってくるのです。

 

まだ20代なのに、

その絶妙な距離感に、私は凄く感動しました。

 

この方自身は、どのような生い立ちで、

お母様は、どのように育てられたのだろう。。。

 

そんなことも思いつつ読みました。

 

そしてまた、世の中には様々な事情を抱えた方々がいらっしゃるということも

この本を通して知ることが出来ました。

 

 

 

【救護施設】の存在を知る為にも、

そして、1人の若者の福祉に対する熱い思いに共感する為にも、

 

多くの方に読んで頂きたい、と思いますニコニコ

 

 

 

 

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