友人のサトコさん(仮名)が帰らぬ人となり
2ヶ月が経ちました。
サトコさんは、あちらの世界で、
毎日、何をしているのかなぁ。。。
会いたいなぁ。。。
話したい事が、いっぱいあるのよ。
今日は、サトコさんの子育てについて、
少し記しておきたいと思います。
サトコさんには、2人お子さんがいます。
御長男のサトル君(仮名)は大学院の1年生。
私の次男と同級生です。
サトル君と私の次男が2歳の頃、
公園のお砂場で知り合い、仲良くなりました。
御長女のマイコちゃん(仮名)は高校2年生です。
マイコちゃんは、6年生の頃、不登校になりました。
朝、起きられなくなり、
そのまま休んだり、午後から登校したりしていました。
その頃、マイコちゃんは私の教室へ通っていましたし、
サトコさんからも、マイコちゃんの不登校の事は聞いていました。
しかしサトコさんは、その事を気にもせず、
「マイコが朝、起きられなくなって、最近は学校に行っていないの。
たまに行ける時もあるんだけど、
そんな時は、給食が終わった頃に送って行っているのよ。」
と私に語っていたのです。
「そうなんだ。ちゃんと行けるようになると良いね。」
「うん。」
そんな会話をしたものの、
サトコさんは、あまり深刻に感じていないようで、
行きたくなる時に行けば良いから~
と、考えているようでした。
そんな状態が半年以上続きましたので、
私は、密かに心配していました。
私の教室は、不登校の子も複数居て
不登校は、結構長引く事を知っていたからです。
そして、マイコちゃんと同じ学年の別の女の子から
クラスメイトの中には、
時々、しかも午後からしか登校しないマイコちゃんのことを
悪く言っている人もいる~と聞いていました。
私は、このことで、マイコちゃんが苛められたら嫌だな。。。
と思い、それも心配だったのです。
その様な状況の時でも、マイコちゃんは、
お稽古には休まず通ってくれていました。
お稽古は、夕方からなので、来やすかったのかもしれません。
しかし私は、不登校については何も言わず、
お稽古の合間には、取り留めの無い話をしたりしていました。
本を沢山読むマイコちゃんとは、話も弾んで楽しかったのです。
そんなマイコちゃんでしたが、
お正月が明けて最初の始業日から、
普通に学校へ行けるようになりました。
そして、それ以来 高校生の今に至るまで、
学校は休んでいません。
マイコちゃんが中学3年生の頃、
私は、マイコちゃんに、尋ねてみました。
(長くなるので、明日に続きます。。。)