写真を撮るにしても様々なジャンルがあります。

風景、ポートレート、家族写真、鉄道、鳥等主に被写体によって楽しみ方や機材が変わってきます。

また、プロフェッショナルなのかアマチュアなのか、初心者なのかベテランなのかでも楽しみ方や機材がガラッと変わってきます。

更に、これら全てのジャンルを楽しむための機材とするのか、若しくは特定のジャンルに特化した機材選びをするのか。

そして、予算となります。


つまり、それぞれの立場で選ぶ機材が変わってきます。


私は、写真やカメラに興味が強くなった時に、特に決まったジャンルも無く、オールマイティーな撮影が可能なNikon D750を購入しました。

様々な被写体を経験して、SNAPが最も楽しく感じるジャンルとなり、今に至っています。


ですから、機材選びもSNAPを如何に楽しむかという思考です。

このSNAPをより楽しめる機材であれば、新たな機材にも挑戦しているところです。


そして、GFX100RFが発表され、魅力的なカメラだと感じるも、この価格ですから実際の質感や愛せるデザインかどうかを確認する目的でHELLO GFX 2025に参加したというわけです。


Leica Q3 43


昼前に到着しましたが、少しの列ができていました。

並んでいる中会場内の様子です。



シルバーの外観です。

アルミニウム削り出しのローレットのダイヤルがカッコよく、摩擦抵抗が極めて大きいので実用的です。

全てのダイヤルのトルク感も絶妙に調整されていて抜かりありません。

安っぽさを微塵も感じさせません。



ホットシューカバーもアルミニウム削り出し。

各パーツも手抜かりありません。

フォトウォークでも実機を使用しましたが、ファインダーと背面モニターは綺麗で見易く問題ありませんでした。



ブラックの姿も。



これらが全てパッケージされています。

ロープストラップが梱包されているのは驚きですし、そのセンスを感じます。

GFX100RFは、実はレンズシャッターであり、店員さんによるとバッテリー1個で800枚以上撮影可能なようです。

レンズシャッターのメリットの一つとして、バッテリーも持ちが良くなるようです。

本当にスペアのバッテリーの購入の必要がないかもしれません。

更に角形のレンズフードがアルミニウム削り出しであり、これも梱包されています。

レンズフィルターさえもそうで、本体を購入すればほぼオプションで追加購入するものはないということです。

こんなカメラは初めてです。



軍艦部のアルミニウムインゴッドから削り出していく過程が陳列されています。

マニア心をくすぐります。



データを持ち帰りましたが、流石の写りでした。



代官山駅を出たところに会場が設けられています。



タッチ&トライ後にランチに向かう途中で。


上記の通り、タッチ&トライで実機を確かめ、且つ、この後にはフォトウォークに参加させていただき、実際に撮影も体験しました。


結論ですが、GFX100RFの購入を決めました。

実を言うと、予約受付開始時に予約手続きを完了させていました。

カラーはブラックで、75万円弱(税込)です。


今後は、Leica Q3 43に加え、GFX100RFの2台体制でSNAPを楽しんでいこうと思います。


贅沢とも思えますが、楽しいこと、好きなことは貪欲に楽しんでいこうと思っています。


GFX100RFを使って感じることが多く、今後の機材に対する考え方も大きく変わってきています。

あくまで私はSNAPを楽しむという限定的な楽しみ方で機材選びを行います。

GFX100RFの中判1億画素があれば、クロップもやり放題ですのでレンズを揃える必要がありません。

色味を変える楽しみもあります。

しかも中判であるにも関わらずコンパクトで軽いのです。

SNAPでは、軽量という要素は非常に重要なのです。

そして、デザインや質感の満足度が非常に高い。


私のSNAP専用カメラとしてBESTな機材との判断です。


問題は、カメラが新たに一台増えることです。

今後も魅力的なカメラが出れば購入することもあるでしょう。

無限に増えても困ってしまいます。


そこで断捨離が必要になってきます。


私はNikonファンですが、Nikon Zfとレンズ全ての売却を考えています。


今後、私が楽しんでいきたいジャンルはSNAPです。

SNAPに使っていきたいカメラは、

①GFX100RF

②Leica Q3 43

の2台です。


Nikon Zfは今でも大好きなカメラであり、更に24-120mm、105mmマイクロ、NOKTON、超望遠レンズもお気に入りなのですが、断捨離します。


GFX100RFがあれば、概ね撮れてしまいます。

超望遠の世界だけは失うことになりますが、そこは諦めます。


将来、孫ができた時には動き回る子供を撮りたくなるでしょう。

その時は、RX100シリーズの最新版を購入すると思います。


つまり、コンパクトなカメラだけの体制にするということです。


まさかNikon Zfを売却するなど、これまで考えたこともありませんでしたが、GFX100RFによって大して悩むこともなくこのような判断となりました。


GFX100RFは、プロフェッショナルではなく、趣味のカメラのあり方を大きく変えていくカメラだと思います。

たった一度のタッチ&トライとフォトウォークの体験で、瞬時にこの決断に至りました。


多分、趣味のカメラの流れが大きく変わっていくと確信します。