お供えするのがニコの習慣になりました。
昨日は亡き母の誕生日。
父は写真仲間と土曜日の夜から
撮影に出かけると言っていたので
ニコは土曜日の朝
父とモーニングに行ったあとに
実家でお経をあげてきました。
父はチャッカマンでロウソクに火をつけ
お経はラジカセでテープを流す。
(覚える気ゼロ〜)
ニコが行くたびに枯れた仏花を
手入れしてあげている。
ごはんは朝食べないから
供えたことはない。
それでも、お水は毎日変えていると
自慢げに話す(苦笑)
父なりに母の供養はしているようだ。
父「◯◯(パパ)はなんで一緒にこんのだ?(来ないんだ?)コーヒーぐらい奢ってやるのに」
ニコ「◯◯くんは土曜日の朝見たいテレビ番組があるの。9時なら来れるけど、お父さんは7時半に来いって言うで無理だわ」
父「なんだ、そうか」
ちょっと不服そうな顔をする。
本当はね
父はニコに母のことを話すたびに
泣いてしまう。
パパがその場に居たら
母とのことも話しにくくなっちゃうでしょ。
人前で泣くことも大事だから
ニコは週に一回
父の話を聞いてあげることにしてるんだよ。
ニコはカウンセリング受けているし
泣きたい時は、話しを聞いてもらって
泣いているから大丈夫なの。
土曜日も
父は泣きながら話す
「毎日デイサービスから帰ってきたらな
母さんにチューしてあげていたんだ。
チューして欲しい?って聞くと
母さん「チューして!」って言ってなぁ」
「今度、旅行に連れて行ってやろうと思っとったのに。
母さん自分がオムツしていけばいいから
連れてって!って言っとったのに」
母は父を愛していて
父も母を愛していた。
結婚生活56年
愛し合っていた二人に育てられた
ニコは本当に幸せ者だなぁって思った。
ニコには愛情過多だったけど
だから今のニコがいるんだよね。
人を愛することを
教えてくれた母
生きていたら78歳の誕生日。
母さんは永遠に77歳のままだね。
ニコも命ある限り
精一杯
家族に愛情を注ぎたいと思います。
母さんにはきっとかなわないけどね。
来週は初盆
兄一家とニコ一家、総勢10名
実家に集合する予定です。
賑やかなのが大好きだった母
喜んでくれるといいな。