2012年5月4日。
野岩鉄道を乗り継いで、竜王峡にやってきました。
ここまで遠かったです……。
竜王峡駅。
半分トンネルの中に入っています。
点検等に使うためのトンネルの中の駅というのはたまにありますが、半分だけというのは逆に珍しいのではないでしょうか?
竜王峡駅付近遠景。
土産物屋が固まっている以外は何もないところです。
これはこれでぽんと出てきた観光地っぽくて風情がある、と考える自分は感覚がずれているのでしょうか?
この入り口の鳥居も最近作られたっぽいです。
でも、あと半世紀も経てば、きっとそれなりに風格が出てくるのでしょう。今は由緒ありげな建造物も、できたときはこんなものです……というのは言い過ぎかもしれませんが。
鳥居から入って竜王峡を目指します(ここも正確には竜王峡の一部ですが)。
下に流れる鬼怒川が見えてきました。
鬼怒川温泉に行ったときに、いまいちよく発見できなかった鬼怒川です(笑)。
写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、新緑の間から垣間見る鬼怒川はすてきな光景でした。
最初の目的地である虹見の滝が見えてきました。
文字通り(条件が良ければ)虹が架かっているのが見える滝だとか。
虹見の滝を上部から。
瀑布というのに相応しい水量です。
水量というより川の流れの激しさが問題なのかもしれませんが。
滝がよく見える虹見橋に行く途中に渡った川。
このせせらぎも虹見の滝に注ぎ込む清流の一つになっているのでしょう。
上流と下流の光景。
河岸も合わせて、しっかりと「川」をしています。
今時はこういう川は珍しいと思います。
虹見橋から見た虹見の滝の光景。
残念ながら虹は架かっていませんでしたが、絶景でした。
虹見橋から見た鬼怒川の光景。
やや蛇行しつつもまっすぐに流れています。
ここまで近づくと、飛沫が霧状になって服が濡れます。その点も含めて瀑布という感じです。
激流という意味では、前に行った袋田の滝よりも瀑布かも。
あっちはあっちで趣深い光景でしたが。
脇にあった五龍王神社。
竜王峡はその峡岸の色から3匹の竜に見立てられるのに、なんで五龍王神社というのかと思ったら、どうやら仏教の八大竜王のうち五番目の竜王に由来するからみたいです。ややこしい……。
川辺まで降りてみました。
鬼怒川の流れです。虹見の滝からも分かるように、かなりの急流でした。
次は竪琴の滝に行こうと思います。虹見の滝のすぐ近くです。
これが竪琴の0滝です。
真っ白い滝の色と斜めってるところが竪琴に見えなくもないです。
でも、名前に釣られてそう見えるように誘導されているだけかも(笑)。
さらに眺めが絶景といわれるムササビ橋まで峡谷の上を歩いていきます。川全体を遙か彼方まで見渡せる吊り橋だとか。
これはその途中から川を見下ろした光景。
途中、昨日の大雨の影響からか小川と化している一帯がありました。靴がずぶ濡れに。
けっこう長く歩きました。やっとムササビ橋らしいです。
虹見橋から700mとは思えない距離でした。こういうのは主観的なものですからね。
いざ、ムササビ橋へ。
ムササビ橋から上流を。
峡の上を川が流れ、そこからいくつもの小さな滝が鬼怒川に流れ落ちて、最終的に合流しています。なんだか中国奥地の風景のようです。行ったことないけど。
こっちは下流の光景。
やはり速い水流が下流にむかって続いています。こっちも中国奥地のようです。行ったことないけど。
絶景に偽りなし、でした。ここまで苦労して(というほどではないですが)来た甲斐がありました。
さらにムササビ橋の上から別の角度で鬼怒川を。
波打つ川面は、川って決して平坦ではないというのが分かります。
ちなみにムササビ橋の真下。
でっかい岩が川の真ん中に中州のように鎮座しています。ほとんど島状態です。
これは鬼怒川に流れ落ちる小川と滝をズームアップ。
川が川に流れ落ちる光景というのが無性に感動しました。
ムササビ橋からちょっと行ったところにある大観からの眺め。
色々な見立てで五光岩とか兎はねとかかめ穴とかあるらしいですが、分かるでしょうか?(自分には分かりませんでした)
いかにも秘境というに相応しい絶景だった竜王峡。ガイドブックとかにちょこっとしか載っていないのがもったいないほどです。ハイキングコースにもうってつけだし。
でも、あんまり人が来ると秘境っぽさが失われてしまう気がするので、これでいいのかも。
なんいしろ、日光までは来ても、奥日光はそうでもなく、さらに奥地となると、やっぱり秘境というか、もはや関東ではない状態ですね。事実、東京からは東北の方が交通の便的意味で近いかも(笑)。
自分は車ではなく公共交通機関メインなので、ドライブ派の人とは印象が違うのでしょうが。
このあと、五十里湖に回りたかったのですが(どんどん秘境化していく……)、昨日の悪天候を繰り返すかのようにまた天気が悪化。仕方が無いので次の機会にしようと諦めました。湯元にも湯西川にも宿も取れませんでしたし。
宇都宮まで戻る(これも長い旅です)ついでに烏山に寄って、今回のGWの旅行は終了です(いろいろあって一日繰り上げました)。