2013.12.29

今日も下田です。

ここはお寺が多いので、ちょっと寺巡りしてみようと思います。


稲田寺1

ここは稲田寺。

唐人お吉の夫である鶴松のお墓があるところです。


稲田寺2

色んな宗派がある下田ですが、どれも似たような作りになっています(専門家が見れば違うのでしょうが)。

……きっと作ったところが(世代は違うにしろ)同じ工房とか匠とかだからなのでしょう。


稲田寺3

下田で一番古く、日本でも有数の古さの仏像。

作者が不明なので市重要文化財級ですが、分かっていれば国宝級だとか。

……ちょっと盛っているかもしれません(笑)。


稲田寺4

これが鶴松の墓。

お吉についてはこのあとで…。


海善寺

海善寺。

第十四代将軍徳川家茂がこの寺に滞在したことがあるんだとか。

最後の前の将軍なんてマイナーですね。個人的にはファンなんですが…。


宝福寺

そして、ここが唐人お吉の墓がある宝福寺。

お吉の話はウィキペディアとかに任せますが、「死ねばみんな仏になる」と言いつつ二日間も遺体を放っておいたり、それを憐れんで弔ったここの住職を追い出したり(後に戻れたようですが…)といった所行を見ると、日本人、あるいは人間の醜さというものを見た気がします。

そして、自分も同じ状況に置かれたら、同じように加害者に荷担するかもしれません。あるいは、見て見ぬふりをするという意味での加害者になるかも。恐ろしいことです。


八幡神社

お寺だらけの下田には珍しい八幡神社。

お祭りはこの神社が中心になってやるのだとか。

お寺が権力機構の一端だった江戸時代は肩身が狭かったでしょうが、そのぶんニュートラルな位置にいたのでしょう。その立場が逆転した明治以降はどうだったのでしょうか?


なまこ壁

途中で寄ってみたなまこ壁パート2(昨日のがパート1)。

ここは現役の喫茶兼軽食屋です。

毎年補修しなきゃいけないでしょうし、維持するのは大変でしょう。たいしたものです。


了仙寺

ここが了仙寺。

アメリカとの対外交渉の場となったお寺です。黒船で下田に乗り込んだ後は、ここまで交渉のたびにやってきていたのですね。


ペリーロード

そして、これが黒船の上陸指定位置から了仙寺まで続く道、通称ペリーロード。

名前に反して和風の古い街並みが残っています(もちろん、最近の店もありますが)。

かつてはここが各藩の定宿が置かれていて、幕末の僅かな間は水面下の駆け引きの舞台になっていたのだとか。

定宿が各藩の駐屯所として機能し、各寺が会議場代わりになっていたというところでしょうか。

まあ、ほんの数年でその舞台は横浜に移ってしまうのですが…。


長楽寺

ペリーロードの並びにある長楽寺。

ここではロシアとの交渉が行われました。

この頃はロシア。その後ソ連になって、またロシアになる。

…………時代を感じます。


ペリー像

黒船上陸地点に設置されたペリー像。

浦賀からこっちに回されて交渉を続けたわけですが、下田は陸路に関しては僻地も僻地。かろうじて通れるのが天城峠というか、どうしても陸路を通らなければいけないという前提で考えた場合、他よりマシという基準で天城峠が選ばれるという状態です。

そういう意味では幕府はうまくやった(せこいけど)ってことなんでしょう。

……好きなんですけどね、堀田正睦(当時の老中。日米和親条約で下田が開港されたときは違うけれど)。

念のために、海路で考えれば重要な中継地点です。特に江戸に幕府が開かれてからは。だから、下田奉行が置かれ幕府が直轄で管理していたのでしょう。

ただ、やっぱり不便だったのか、江戸と日本各地との貿易規模が拡大するのに合わせて浦賀に奉行所は移ってしまうのですが……。


下田富士

そのペリー像の辺りから見た、これが下田富士。

……富士っていうには小さすぎるような気が。小山ですよ、小山。

まあ、ぽこんとしたきれいな典型的山型なので、富士と呼びたくなる気持ちも分かりますが。

なんでも富士山のお姉さんで、自分の姿を恥じて下田に隠れるようになった(さっきも書いたように中伊豆辺りに高い山があるので隠れられます)、富士山はそれを見ようと背を伸ばして高くなった、という言い伝えがあるとか。

……この伝説もちょっと盛りすぎな気がします(笑)。


サスケハナ

そして、昨日は乗れなかったサスケハナ号に今日は乗船。

サスケハナ、というのは来航した黒船の名前で、いかにも和風っぽい名前ですが、実際にはアメリカにある川の名前だそうです。ミシシッピ号とかと同じ由来ですね。


下田1

サスケハナ号から見た下田の風景。

船内放送は主に防波堤工事のことばかりで残念でした(苦笑)。


下田2

昨日も見た犬走島。


下田3

そして、こっちがみさご島。

この二つの島の間に黒船は停泊していたという話です。

みさご島には神社があるんですね。しっかり鳥居が見えます。


今日はこの後、下田から足を伸ばして石廊崎に行ってみました。

2013.12.28

今年の年末は静岡の下田に行ってきました。

夏休みに伊豆旅行が中途半端に終わったリベンジです(笑)。


玉泉寺1

下田の黒船来航の後にアメリカ領事館になった玉泉寺です。

寺が領事館というのはちょっと変な感じですが、当時、寺は集会場代わりになっていたのだとか。

特に、この下田の地では、水難事故も多かったために寺がたくさんあります。幕末の黒船来航以降はその寺々がそれぞれ拠点となって重要な役目を負ったのだとか。


玉泉寺2

ちゃんとアメリカ領事館の表札もかかっています。

当時のものかは不明です。


玉泉寺3

なかにはやっぱりハリス記念館がありました。

玉泉寺4

玉泉寺自体は小さなお寺です。

こんなに小さな寺が軍艦四隻で乗り込んできた国の領事館で良いのかと思うくらいに。

なお、玉泉寺は下田の街の端も端、中心地から橋を渡って川を越えた向こう側にあります。

…地味な嫌がらせというか、小さなことからコツコツと遠ざけておきたかったというか、当時の幕府のセコイ一面を見た気がします。


玉泉寺5

下田港。

あの向こうに見える島が犬走島で、あの辺に黒船が停泊していたそうです。



玉泉寺6

道の駅の駐車場辺りから。

怒りがこの街のシンボルみたいです。

それにしても、この日は風が強くて歩くのも大変でした。

南伊豆は温暖な名印象を受けますが、冬は風が強くて寒いようです。地形が海に囲まれているからでしょうか?

寒風吹きすさぶ、というより、強風で吹き飛ばされそうな状態で、風に揺すられる椰子の木を見るというのはなかなかシュールな光景でした。


玉泉寺7

サスケハナ号。

黒船を模した下田港を巡る遊覧船ですが、到着日である今日はもう終了していました。また明日来ます。


玉泉寺8

名物?のなまこ壁。

時代劇なんかでよく見るあれです。

瓦と漆喰のシンフォニー?

今日はちょっと離れたところにある玉泉寺に行って、ついでにざっと回ってみました。本格的なのは明日以降で。


明日も下田です。

2013.11.30

大井川鐵道の帰り道をダイジェストで。


ここは観光地ではない-鐵道1

井川ダム。

大井川にいくつもあるダムの一つです。


ここは観光地ではない-鐵道2

例の関の沢鉄橋。

やっぱり深すぎて凄さが伝わってきません(笑)。


ここは観光地ではない-鐵道4

こちらはさっきのキャンプ場と、かつての宿舎跡。

夕闇が迫ってきたので、ちょっと不気味に思えます。

あのキャンプ場、やっぱりホラー映画に絶好のシチュエーションじゃないかと思えてしまいます…。


ここは観光地ではない-鐵道5

列車から前のほうの車両を。

下りもやっぱりアプト式の列車が付いています。


ここは観光地ではない-鐵道6

ここは観光地ではない-鐵道7

だから、付け換えもあります。

そして、このあとも下る道があります。

行ったら戻る、当たり前のことですが(笑)。


このあと、暗くなってしまったので写真はお終いです。

かくして、大井川鐵道の旅(時々寸又峡)は終了しました。

残念ながら紅葉はほとんど拝めませんでしたが…。


次は年末年始辺りに更新したいと思います。

2013.11.30

寸又峡から出て、せっかくなので大井川鐵道で静岡の奥地に行ってみようと思います。

どうか、サイレントでヒル展開はありませんように。


ここは観光地ではない-大井川1

これが大井川鐵道。

アプト式という珍しい方式で山を登るそうです。


ここは観光地ではない-大井川2


アプトいちしろ駅。

そのアプト列車を繋ぐためだけにある駅です。


ここは観光地ではない-大井川3

ここは観光地ではない-大井川4

ここは観光地ではない-大井川5


接近、合体完了。

この列車に押されるようにして、山道を進んでいきます。

大井川鐵道は非常にゆっくり走る、なんだか時代に取り残されたような鉄道です。

しかも、扉はなんと完全手動式(笑)。

鍵まで手動でかけます。お客さんはみんな、開くまで待ったり開かなくて戸惑ったりと騙されていました(笑)。


ここは観光地ではない-大井川6

アプトいちしろ駅の反対側には大きな川があります。

これも大井川の一部でしょうか?

白濁しています。とても白濁しています。

中に生物とかいるのでしょうか?

ちょっと怖いです…。

この川の存在も、ここが孤立した接続駅になっている理由なのでしょうか?


ここは観光地ではない-大井川7

そして、これがアプトいちしろ駅の全景です(ばばーん)。

周囲には民家などはなく、本当に接続駅としての存在しかないようです。

あの駅舎(?)は駅員さんの待機場でしょうか?

あと、なぜか手作りかしわ餅打っていました。11月なのに。


ここは観光地ではない-大井川8

ここは観光地ではない-大井川9

ここはキャンプ場。

その上にはかつての大井川のダム工事の際に宿舎として使われた施設があるそうです。

……絶好の怪談スポットになりそうです。


ここは観光地ではない-大井川10

所々にダムとその建設時の遺構を見ることができます。

このダムが造られたことにより大井川の自然環境は大いに変わり(変わらされ)、その変わった自然環境に合わせて逞しく新たな生態系が形成されています。

なんだかもやっとした気分です。本当に、もやっとした、としか表現できないような気分です。


ここは観光地ではない-大井川11

そして、見えてくる奥大井湖上駅。

湖(ダム湖)の上にある珍しい駅です。


ここは観光地ではない-大井川12

ほとりには旧大井川鉄道の廃線跡が。ほとんど緑に埋もれていますが。

ここも怪談スポットになりそうな予感がします。


ここは観光地ではない-大井川13

そして、降りてみました、奥大井湖上駅。

とはいえ、この写真だと、ここが湖上だとはわかりにくいですね。

撮った自分の腕が悪いせいです、はい…。


ここは観光地ではない-大井川15

こっちからだとよく分かりますね。

湖上駅で降りて、ダム湖をぐるっと回るように登りながら対岸まで来て撮った写真です。

奥大井湖上駅の紹介の写真にもよく出てくるこの角度から、他の写真のようにちゃんと撮れました。

これもテンプレというのでしょうか(笑)?



ここは観光地ではない-大井川16

隣の接岨峡温泉駅まで歩いて行くことにしました。

これは道ばたにあった、まだかろうじて残っていた紅葉の木。元々の目的は紅葉狩りでしたし。


ここは観光地ではない-大井川17

南アルプス接岨大吊橋。

ここから吊り橋ゾーンを通って接岨峡温泉駅へ行ってみたいと思います。


ここは観光地ではない-大井川18

まっすぐに続く近代的な吊り橋です。おそらく接岨峡の連続橋ゾーンでは最大でしょう。


ここは観光地ではない-大井川19

その吊り橋から見た大井川。

あいかわらず白濁しています。

気味が悪い、というほどではありませんが、あまりすがすがしい光景とは呼べない川の色です。少なくとも清流ではないですね。


ここは観光地ではない-大井川20

ここは観光地ではない-大井川21

さて、ここからが橋が続くゾーンの本番です。

最初の関門は(なんかゲームの四天王みたいです)、栃の木橋です。

栃の木橋…栃木? ここは静岡ですが…。

きっとこの橋の材質が栃の木なのでしょう。よく分かりませんが。

渡っているときは気になりませんでしたが、写真で見るとけっこう大きな橋でしたね。


ここは観光地ではない-大井川22

ここは観光地ではない-大井川23

次は桜橋。

材質は桜の木…ではないですね。

近くに桜があるわけでもなさそうです。

フィーリングで名付けた?


ここは観光地ではない-大井川25

そして、これが本楢橋。

橋であり階段でもある橋です。

作りが物凄く頑丈そうだったのも特徴でしょうか?



ここは観光地ではない-大井川29

椿橋。


ここは観光地ではない-大井川27

桑の木橋。


ここは観光地ではない-大井川28

次々に出てきます。

橋というより渡りのための木道ですね、これは。


ここは観光地ではない-大井川29

そして宮沢橋。

これが珍しい下り階段がある吊り橋だそうです。


ここは観光地ではない-大井川30

ここは観光地ではない-大井川31

けっこう急で長い階段に見えますが、作りは頑丈でほとんど揺れないので、まったく怖くはありませんでした。

吊り橋効果は期待できそうにありませんね(笑)。


ここは観光地ではない-大井川32

最後の犬返り橋。

……なんだか今までと違っていきなり妙な由来がありそうな橋です。

ちょっとサイレンというゲームを思い出しました。

おどろおどろしいです。

いえ、この橋はごく普通なんですが。


ここは観光地ではない-大井川33

けっこう長いです、犬返り橋。

ここを抜けて接岨峡温泉に向かいたいと思います。


ここは観光地ではない-大井川34

ここは観光地ではない-大井川35

接岨峡温泉。

山奥のひなびた温泉郷です。寸又峡温泉よりひなびているかも…というか、ひなびています。山間にここだけが集落としてあるという感じです。

でも、街はどこといって取り柄のない普通の街でした(笑)。

あと、この駅に来る道が非常に分かりづらかったです。ここはもう少し改善してほしいです…。



ここは観光地ではない-大井川37

ここは観光地ではない-大井川38

そして、ここが伝説の地(笑)、尾盛駅です。

辺境駅として五本の指に入るほどの場所だとか。

元々は集積場として使われていたそうですが、いまでは周囲に民家どころか道すら通っていない有様で、ほぼ駅としての役目を終えています。

といいますか、電車以外行く手段がない駅というのは、人が乗り降りするための中継地点としてある駅としてどうなのでしょう? アプトいちしろのように人の乗り降りや通過待ち以外の役目がある駅というわけでもありませんし。

最近では、あまりに寂れすぎていて逆に辺境駅としての価値が出てきているらしいですが、それにしてもいまだに駅として機能している(電車が止まるようにダイヤを設定している)のが、純粋に不思議です。


ここは観光地ではない-大井川39

ここは観光地ではない-大井川40

ここが関の沢鉄橋。

大井川鐵道の尾盛駅と閑蔵駅の間にある超高度の鉄橋です。

この高さから下を見おろすと絶景…のはずなんですが、あんまりに高すぎて、途中の森が鬱蒼としていて、高さがよく実感できません(笑)。


ここは観光地ではない-大井川41

そして、やっと大井川鐵道の終点、井川駅に到着しました。

近くにダムはあるものの、ここも駅以外には何もない終点です(笑)。

30分後に出る折り返し線で引き返すことにしました。

駅で売っていたおでんがおいしかったです(寒さでの補正効果もあるのでしょうが)。


さて、来た以上は引き返しがあります。

次はちょっとそれにも触れたいと思います。

2013.11.30

ちょっと遅ればせながら、紅葉を見に静岡の寸又峡に行きました。


ここは観光地ではない-寸又峡1

ここだけは紅葉が残っていました。


ここは観光地ではない-寸又峡2

ここは観光地ではない-寸又峡3

しかし、今週月曜日の大風で、ほとんど散ってしまい、紅葉はすでに終わっていました……。


ここは観光地ではない-寸又峡4

ここは観光地ではない-寸又峡5

それにしてもあっさり散ってしまいました。

先週まではこの山並みも赤や黄色に染まってとても美しなったのでしょうが、今では面影もありません。



ここは観光地ではない-寸又峡6

天子トンネル。

このトンネルをくぐれば、寸又峡に着きます。

ここまでの落葉から見るに、あまり期待はできませんが…。


ここは観光地ではない-寸又峡7

くぐってみたらそこは紅葉でした…ということはなく、やはり落葉の山並みでした。

グレーの山並みです。

心の目で、紅葉を思い浮かべて楽しんでください状態です。



ここは観光地ではない-寸又峡8


その灰色の道を歩いて行き、夢の吊橋に来ました。

大井川にかかるこの橋は、寸又峡一番の見所なんですが……。

灰色です。やっぱ灰色です。

紅葉の影も形もありません(実際には少しあるので言いすぎですが)


ここは観光地ではない-寸又峡9

ここは観光地ではない-寸又峡10

夢の吊橋から撮った大井川の写真。

前に行った竜王峡とかと比べると、全然迫力がありません。

調べたところ、かつて大水量を誇った大井川は、いくつものダムで区切られてすっかり面影もなくなってしまったとか。

ダムにはダムの理由があったのでしょうが、うぅむといった感じです。

紅葉もなくて、本当にダブルショックです。



ここは観光地ではない-寸又峡11

渡り終える前に振り返って一枚。

なかなか長く、吊り橋らしい吊り橋でしたが、いかんせん川に迫力がなかったので礫山を渡っている気分でした。


ここは観光地ではない-寸又峡12

ここは観光地ではない-寸又峡13

寸又峡の光景。

これが赤や黄色だったらさぞや綺麗だったのでしょうが、今となってはただの冬の枯れ山(なりかけ)です。

本当に花見と紅葉狩りはタイミングが難しい……。


ここは観光地ではない-寸又峡14

大井川の光景。

小さな小さな川になってしまっています

紅葉盛んならばそれでもいいのでしょうが、寒々しくなったこの風景では物寂しさを感じるだけです。


ここは観光地ではない-寸又峡15

向こうに見える山も、時期を外さなければ赤く染まっていたのでしょうが、今となっては、もう……。

冬の山は冬の山でまた趣があるのですが、ちょっとこれには風情を感じませんでした。

とはいえ、これがきれいだ、これには感動しないなんて言うのは、それこそ人間の身勝手なのでしょうが。


ここは観光地ではない-寸又峡16

ほんのちょっとだけ紅葉が残っていました。


ここは観光地ではない-寸又峡17

最後。

寸又峡温泉にあった神社です。

こぢんまりとしているようで、なかなか奥が深い(実際の距離的な意味で)ところなので、時間があれば寄ってみたかったです。


このあと、せっかくなので大井川鐵道の旅に出てみました。

2013.8.18

天城峠から修善寺に戻る途中、道の駅で浄蓮の滝という場所を見つけたので、立ち寄ってみました。


ここは観光地ではない-浄蓮1

この滝の大蟹伝説は聞いたことがありました。

むしろ天城越えと呼ばれたこの付近に人が住んでいたことが驚きです。

伊豆は実は山がちな地形であり、未踏地(いえ、歴史上では実際に立ち入った人はいるんでしょうが、今は誰も通わない地)がたくさんあります。

東京近郊、しかも有名観光地が、本当はこれほどの秘境地帯だったとは……。


ここは観光地ではない-浄蓮2

ここでも天城越えをアピールしてきています。

たしかに現在の車での天城越えといえば、ここらへんが北の峠の茶屋地点になるのでしょう(笑)。


ここは観光地ではない-浄蓮3

そして、道の駅から下ってやってきました浄蓮の滝。

なかなかいい滝です。

少なくとも、個人的には白糸の滝や仙娥滝よりも、ずっと滝滝していて好印象です。

上から流れ落ちる様と水しぶきが凛々しい感じを際立たせています。

最後にここに寄ったのは正解でした。


ここは観光地ではない-浄蓮4

泡立つ清らかな清流(笑)。

水がよく澄んでいます。


ここは観光地ではない-浄蓮5

渓流釣りのお客さんがいっぱい。

近くの小屋で釣り竿の貸し出しと、釣った魚の串焼きをやっていました。

大変盛況なようです。


ここは観光地ではない-浄蓮6

その近くの小屋。

天城の名産、わさびわさびわさびのわさび尽くしです。


ここは観光地ではない-浄蓮7

水に浸かっているわさびは、穫れたて厳選○○本の世界です。

わさびは高級さではなく新鮮さが決め手ですから、これを買ってすぐに摺れば、物凄く辛くていい味がするんでしょうね。

わさびの辛さは独特だと思います。


ここは観光地ではない-浄蓮8

もうひとつの天城名物、いのしし鍋を食べるために、浄蓮の滝の向いにあった料理屋に入りました。

店構えは昔の民家をイメージしているようです。


ここは観光地ではない-浄蓮9

いのしし肉の他にシカ肉もあります。

松ぼっくりやさるすべり(?)の店内装飾が、山奥の料理店の雰囲気を醸し出しています。

…ちょっとあざとすぎるかもしれませんが。

でも、ちょっとぐらいわざとらしくても、わかりやすく雰囲気を出していくというのは、一つの道だと思います。


ここは観光地ではない-浄蓮10

閑話休題。

これが注文したいのしし鍋です。

まだ煮ている最中なので、赤身が残っています。

いのししは豚と同種なので、きっちり煮込まないといけないのでしょうか?

もちろん、自分はきっちり煮込んでから食べました。


ここは観光地ではない-浄蓮11

そして、ありました、いのしし注意の看板!

クマ注意、シカ注意など、ちゃんとした注意なのでしょうが、なんとなくネタっぽい感じも臭わせる看板です。

いえいえ、本当に危ないのでしょうから、しっかり注意していかないといけませんね。


ここは観光地ではない-浄蓮12

そして、空が綺麗です。

いままで見上げることを忘れていました。

圧倒的な空の質量(?)と山の存在感が鮮烈な印象を与えてくれました。

ちょっと空が圧倒的すぎて、山の印象を凌駕しています。

なんだかコントラストが強烈すぎて、遠近感が狂ってきそうです。月並みな言い方をすれば、空に手が届きそうとか、空が落ちてくるような、とかいった感じです。

かといって、空ほどではないにしても山のほうの存在感も十分にあるので、やっぱり遠近の感覚がおかしくなってしまいそうだというのが適切な言い方でしょう。


これで今回の夏休みの旅行は終了です。

次はまた時間をおいて冬になると思いますが、その間に紅葉を見に行けたらと思います。

2103.8.18

今年の夏休み最終日、伝説の天城峠を越えてきました。

…いえ、実際は超えてません。見てきただけです。


ここは観光地ではない-天城1

現在の道路と旧道の山道があります。

ただし、旧道のほうも現在でも通行可能です。車一台が通れるぐらいの細い道ですが。


ここは観光地ではない-天城2

ここが天城峠の道です。

近代舗装されているので、昔のまんまというわけではないですが。


ここは観光地ではない-天城3

遊歩道のマップ。

踊子歩道というのは、もちろん伊豆の踊り子をイメージしているのでしょう。


ここは観光地ではない-天城4

色んな名作が、この天城を越えるところから、あるいはトンネルをくぐるところから始まります。

南伊豆に入る入口、そこから物語が始まる合図なのでしょう。

「雪国」の国境の長いトンネルと同じ意味合いなのでしょう。


ここは観光地ではない-天城5

ここは観光地ではない-天城6

そして、ここがその天城トンエルです。

バスで降りてからかなり歩きました。

この向こうが南伊豆、別世界であり物語のスタート地点です。

なお、トンネルの横に本当の意味で天城を越える山道があったのですが、もう整備もろくにされていないようで、危険そうでした。


ここは観光地ではない-天城7

くぐって南伊豆に来ました(笑)。

けっこう長かったような、勝沼の大日影トンネルに比べれば短かったような。

石造りのトンネルが渋くていい感じでした。

あと、やはり中は凍えるように寒い!


南伊豆はまた今度にして、このたびの富士山から伊豆巡りの旅は終了ですが、かえりにちょっと浄蓮の滝というの見かけたので立ち寄ってみました。

2013.8.17

伊豆箱根線の終点・修善寺駅からバスで修善寺温泉へ。


ここは観光地ではない-修善寺1

この朱橋が修善寺の象徴のようです。

では、修善寺は?


ここは観光地ではない-修善寺2

ここが修善寺です。

修善寺温泉とはいうものの、修善寺自体はあまり重要ではないようです。

あくまで温泉地の地名元という話なのでしょう。


ここは観光地ではない-修善寺3

修善寺。

大きくもなく小さくもなく、可もなく不可もない普通のお寺です。


ここは観光地ではない-修善寺4

その境内で見つけた謎の石像。

なんでしょう、この不気味な物体は……?

単刀直入に言って怖いです。

それこそ夜の境内で出くわしたらびっくりするくらい。

って、そんなこと言って、ありがたい神様だったら大変ですね。


明日、8月18日は天城峠に向かいます。

2013.8.17

観光地ではないマイナー地を気ままに巡る旨としては、ちょっと行ってみたかった韮山の溶鉱炉。

江戸時代に作られた韮山の反射炉です。

伊豆箱根鉄道各駅でしきりに世界遺産を目指すと宣伝ポスターが出ていましたが、どこにあるか説明がされていませんでした。

そのため韮山で一度は降りてしまいましたが、実際には伊豆長岡の駅から行くのが近いそうです。なので、行き直し。

世界遺産をアピールするならば、もうちょっと見学したいお客のための配慮も必要だと思います。


ここは観光地ではない-韮山

紆余曲折の末、辿り着いた韮山反射炉。

暑い夏の午後、汗だくになりながら辿り着いた韮山反射炉。

んが、しかし!

時間切れでそばまで行けませんでした!

すでに見学時間は締め切られて、公園の中には入れず、遠くから眺めるだけでした!

うわわわわわんっ!!!

もっと…もっと、早く行き着けていれば…。

やっぱり、アピールして知名度を上げるなら、ちゃんと説明してほしかったです……。


傷心のあまり、伊豆といえばここを思い浮かべるでしょう伊豆長岡はスルーします。

伊豆箱根鉄道の終点、修善寺で一泊し、今回最後の目的地である天城峠に向かいます。

2013.8.17

JR新幹線と伊豆箱根鉄道の基幹駅、三島で祭りに遭遇しました。


ここは観光地ではない-三島1

本当に、出くわしたのは偶然でした。

よって、何の祭りか分かりません(笑)。


ここは観光地ではない-三島2

三島夏祭り…って、これじゃあ祭りの趣旨が分かりませんって!


ここは観光地ではない-三島3

どうやらこの御輿(山車)の上でお囃子をするのが、この祭りの特色のようです。


ここは観光地ではない-三島4

どうやら三嶋大社のお祭りのようなので(あとで例大祭だと判明)、そちらのほうに歩いて行ってみます。けっこう距離はありますが。


ここは観光地ではない-三島5

三嶋大社の入口。

ここに来る途中にもいっぱい山車が出ていました。

上のお囃子はシャギリと言うとのことです(これも後で判明)。


ここは観光地ではない-三嶋6

ここは観光地ではない-三嶋7


中では的当てが行われていました。


ここは観光地ではない-三嶋8

ここは観光地ではない-三嶋9

……って、本当に過去形です。

ちょうど終わって一礼後、解散するところでした。


ここは観光地ではない-三嶋10

ここは観光地ではない-三島11

そして、三嶋大社の社殿。

かなり大きく立派な社殿でした。

境内の空間もたっぷり取られていて、余裕がある神社といった風情です。


ここは観光地ではない-三島12

境内にお参りした後、外に出たら山車の行列の行進が始まるところでした。

伝統芸能の農兵衛節だそうです。なお、先頭は市長だとか。

市長も練習したんでしょうか?


ここは観光地ではない-三島13

最後にもう一度山車を。


そして、祭りの三島に別れを告げ、伊豆長岡に入っていきます。