2013.8.13


ここは観光地ではない-千本松原1

海風に当てられてなかなかに厳しい環境ですが、松は頑強に育っています。

普通の松、というか、盆栽の松などとはまったく別の植物に思えます。

それぞれの持ち味があって、どっちのほうがいいのか、という話ではないですが。


ここは観光地ではない-千本松原2

根本を見ると立ち枯れにも思えますが、しっかりと葉はついています。


ここは観光地ではない-千本松原3

ここを気に入っていた若山牧水の碑がありました。

この、荒涼と新緑が絶妙に、というより、乱雑に混ぜ込んで、それでもしっくりきているという不思議な感覚が好きだったのでしょうか?


ここは観光地ではない-千本松原4

松「原」というので、大海原のような松林を想像していたのですが、さすがにそこまで広くはありませんでした。

広いというより密集しているという感じでしょうか?

昼なお暗いという言葉や木漏れ日という言葉がよく似合います。

面積こそ雲泥の差ですが、雰囲気的には青木ヶ原樹海よりも鬱蒼としているかも(笑)。

一点豪華型でしょうか?(たぶん違う)


ここは観光地ではない-千本松原5

この日も猛暑でしたが、森の中は涼しいです。

逆に、森の外は暑いです。

その森の外に繰り出して、今度は伊豆半島の内部のほう、伊豆長岡方面に行こうと思います。

2013.8.17


ここは観光地ではない-戸田1

沼津港から船に乗って戸田に行きます。

三津浜(みとはま)と同じく、こっちも「とだ」ではなく「へだ」と読みます。


ここは観光地ではない-戸田2

カモメがたくさん見送ってくれます(餌を求めてきただけ)。

けっこうしっかりとした航海の末にやってきたのが、


ここは観光地ではない-戸田3

ここ、戸田です。

本当に一画だけが欠けた円形の港で、目の検査のマークみたいです。


ここは観光地ではない-戸田4

港に着きました。

今日も暑くて、向こう岸では海水浴客で賑わっています。

ここの名産が、


ここは観光地ではない-戸田5

これ、タカアシガニ!


ここは観光地ではない-戸田6

日本でも限られた地域でしか捕れない高価な蟹です。

そのお値段…なんと定食一膳で16,000円!

一瞬、桁を間違ったのかと目を疑いましたよ…。

なお、膳にしないでタカアシガニだけでも、一匹、9,000円もするそうです。

その後、足一本分の鍋御膳(6,000円)、原形を留めていないけれど、まあ、身は入っているのグラタンで3,000円と、経済格差を味わいつつ、最終的には300円のバーガー(切り身がちょっと入っている)に落ち着きました…。


ここは観光地ではない-戸田7

経済格差を味わった後の戸田(タカアシガニ・バーガーを食べた店の二階より)。

太陽が眩しいや……。


午後は傷心を抱えながら(笑)、沼津にとぼとぼ戻り、千本松原に行ってみようと思います。かかるのはバス代だけだし……。

2013.8.16

今日の夕飯は沼津港での食べ歩きです。


ここは観光地ではない-沼部1

ここは観光地ではない-沼部2

駅前からバスに乗ってわざわざやってきました沼津港の一画、食べ歩き街です。

捕れたての魚が食べられるという場所です。


ここは観光地ではない-沼部3

でっかい提灯がシンボル?

日が暮れて灯が灯るとなかなか綺麗でした。


ここは観光地ではない-沼部4

食べ物屋が並んでいます。

寿司屋や鮮魚店が中心ですが、乾物屋、焼き物屋、定食屋などもあります。

沼津バーガーの店もここですよ(自分はあまり気に入りませんでしたが)。


ここは観光地ではない-沼部6

夕闇迫る中、やたら沼津のあちこちで勧められたびゅうおに来てみました。

要するに水門ですが、パノラマ展望台を兼ねています。


ここは観光地ではない-沼部7

上ってみました。

夕闇に暮れゆく沼津の街です。

こうやって見るとかなり大きな街ですね。


ここは観光地ではない-沼部8

漁港も見えます。

灯りがついていて、夜になっても活気があるみたいです。

今日の釣果の総決算でしょうか? 夜漁の支度でしょうか? それとも早朝漁の準備でしょうか? あるいはその全部かもしれません。


ここは観光地ではない-沼部9

蒼い闇に染まる沼津港。

動き続ける港は、休むことなく、今日を引き継いで明日になるようです。


この後、バスがなくなってしまったので、駅前の宿まで歩いて帰るのが大変でした(笑)。

明日は、この沼津港から戸田に行こうと思います。

2013.8.16

沼津からバスに乗って伊豆半島の玄関口を名乗る三津浜にやってきました。

沼津駅前のバス停がたくさんあって、どれに乗っていいか迷いました(笑)。

内浦地方というのは、伊豆半島の西側の付け根の、湾になっている部分の通称です。


ここは観光地ではない-三津浜1

三津浜はその湾の一番奥になります。

みつはま、ではなくて、みとはま、と読むのですね。


ここは観光地ではない-三津浜2

湾内の無人島・淡島を望むここが富士見の絶景スポット。

案の定、霞がかかっていて富士は見えませんが(笑)。

富士を見るのだったら冬がいいそうです。


ここは観光地ではない-三津浜3

海水浴場もありますが、釣り人も多いです。


ここは観光地ではない-三津浜4

淡島にはマリンパークという水族館がありますが、基本は無人島らしいです。

本当はここか戸田に宿を取りたかったのですが、残念ながらシーズンなのでいっぱい。

沼津までとんぼ返りして一泊することにします。

2013.8.16

富士市に泊っているのに富士市の写真を撮らないのもあれなので、ちょっと撮ってみました。


ここは観光地ではない-富士

なんかデパートの写真みたいですが、製紙工場です。

富士は昔から紙の街なので。

勝沼のワイン工場に比べて完全に工場というイメージです。


さて、いよいよ伊豆に向かいます。

2013.8.16


ここは観光地ではない-田子の浦1

山部赤人の詩で有名な田子の浦です。

当時の砂浜、江戸時代の東海道、近代の港湾整備、高度経済成長期のヘドロの海、そして現在……。

時代を経て様々な変貌を遂げてきた浜辺ではないでしょうか。


ここは観光地ではない-田子の浦2

当時の面影が果たして残っているのかどうか分かりませんが、いまでもここから富士山が見えるそうです。

夏は霞がかってなかなか見れないそうですが。

霞がかっているときは、富士山のほうからも見通しが悪くなるのでしょうから、この前登ったときに日の出がよく見えたのは、運がよかったのでしょうね


ここは観光地ではない-田子の浦3

浜辺に公園がありました。


ここは観光地ではない-田子の浦4

公園の中に山部赤人の碑がありました。

まさにここで詠んだ、というわけではないのでしょうが。


ここは観光地ではない-田子の浦5

田子の浦はシラス街道として、シラスを売り物にしています。

しかし、今年は不漁だそうです。海水温が高いのが変化に弱い小さな魚にとっては致命的なのではないかと推測されているらしいですが。

期せずして、山梨の果実に続いて海でも異常気象の深刻な影響を見た気分です……。


結局シラスは食べられないまま。お盆の時期で休みのところが多いせいもあるのですが。


この後は、このまま神奈川に帰る前に、伊豆に寄ってみたいと思います。

2013.8.15

富士宮からバスに乗って音止・白糸の滝にやってきました。


ここは観光地ではない-音止め1

さっそく川があります。魚が泳いでいるのが分かるでしょうか?

この川も白糸の滝に繋がっているのでしょうか?


ここは観光地ではない-音止め2

二つ並んだ音止と白糸の滝。


ここは観光地ではない-音止め3

こちらが音止の滝。

場所的に滝上から見下ろす形になるのですが、なかなか壮観でした。

大きくて勢いのある滝ですね。やはり滝はこうでないと(偏見)。

個人の趣向の問題でしょうが、仙娥滝よりも滝滝しくていい感じです。


ここは観光地ではない-白糸1

そして、こちらが白糸の滝。

……あれ、あんまり迫力ないぞ?

通常ならばもっと近くに行けて、迫力が伝わってくるのかもしれませんが、この日はそのルートは整備中(富士山の世界遺産関連です)。

なので、遠目に見ることしかできませんでしたが、あまり雄壮な滝という感じではありませんでした。

むしろ、さっき見た音止の滝のほうがインパクトあるような……?

まずい、このままじゃ白糸の滝が自分の中での残念スポットになってしまう!

(結局、残念スポットになってしまいました)


この日はこの後、富士まで出て宿を取りました。

明日は短歌で有名な田子の浦に行く予定です。

富士山が見れればいいんですけれど……(って、これ書いている時点で旅行いった後なので、結果は分かっているんですけれどね・笑)

2013.8.15

音止め・白糸の滝を見るために富士宮にやってきました。

その前に空いた時間で浅間神社に寄りました。


ここは観光地ではない-浅間神社1

大きな鳥居。

浅間神社というのは、(天候に恵まれれば)富士山が見える場所の各地にある富士信仰の神社の総称です。

もはや一つの神になっていますね、富士山。

その信仰の形は様々ですが。


ここは観光地ではない-浅間神社2

立派な社殿です。富士詣での一つの拠点なのでしょう。

霞がかかっていなければ、この神社の向こうに富士山が見えて素晴らしい光景になったりするのでしょうか。

このあと、有名な音止め・白糸の滝に向かいました。

2013.8.15

身延山。


ここは観光地ではない-久遠寺1


ここは観光地ではない-久遠寺2

ここは観光地ではない-久遠寺3

昨日から泊っている身延の街は面白い街です。

街並みを江戸時代頃の倉町風にしているんですね。

お土産物屋だけでなく、コンビニやコインランドリー、交番などもこんな感じの建物です。

街全体で「雰囲気」を守っているんですね。なかなか凄いことです。


ここは観光地ではない-久遠寺4

そして、駅前からバスに乗ってやってきました身延山久遠寺。

なんと、バスが走り回るほど広い門前町を持った、日蓮宗の総本山です。

総門をバスでくぐってから久遠寺三門につくまでしばらくかかったときにはびっくりしました。


ここは観光地ではない-久遠寺5

三門をくぐっても道はしばらくあります。

寺と一緒に保護されてきたであろう木々が高い。

山であることも相まって、さながら鬱蒼とした森のようです。


ここは観光地ではない-久遠寺6

その森の奥にあるのが、この石階段。

287段もあるこの石段は、名所の一つになっています。

287段なんて、そこまでたいしたことない、富士山に登った自分には楽勝だぜ、なんて思っていたのは、正直舐めてました。


ここは観光地ではない-久遠寺7

中間地点です、ぜいぜい。

けっこう辛いです。途中休み休みでないと身体が保ちません。

階段に座り込んで休憩です。休みすぎるとかえって動けなくなりそうですが。

それにしても樹の背が高い。樹齢どれくらいでしょうか?


ここは観光地ではない-久遠寺8

そして、やっと登り着いた久遠寺本堂。


ここは観光地ではない-久遠寺9

総本山だけあって、立派な塔もあります。


ここは観光地ではない-久遠寺10

そして、久遠寺境内。

287段の石段から分かるように、山の中腹にあるにもかかわらずどでかいです。

何もかもスケールが大きいです。

……ええと、日蓮上人様? 大きければいいというものでもないと思いますよ?


ここは観光地ではない-久遠寺11

これが祖師堂。

大きくて、造りも細かく、それでもきっちりと整備がされており、さすがに総本山といった風情です。

お金かかっているなあ、と思うのは自分が俗物だからでしょう……。


ここは観光地ではない-久遠寺12

こっちは仏殿。

小さなお寺では省略されがちな各種お堂もきっちりあります。


ここは観光地ではない-久遠寺13

もちろん、そんな大きな境内だから、池だってちゃんとあります。

カエルの置物が可愛い。

ずっと昔から手入れされている池なんでしょうか?


ここは観光地ではない-久遠寺14

これは客殿。

それにしても境内内の道が広いです。

この空間の大きさが、スケールの大きさに繋がっていると思います。

でも、やっぱり、スケールが大きければいいというものではないと思います……。


ここは観光地ではない-久遠寺15

境内の下に入れる階段。

なんのために造られたのでしょうか?

本格的なお寺には必須のものなんでしょうか?

なお、この日も暑く、ここらへんでは日差しを避けて休んでいる人がたくさんいました。


ここは観光地ではない-久遠寺16

奥の院に行くロープウェイ。

昔は歩いて登っていたんだとか。

それだけでもひと修行です。大変でしたでしょうね。


ここは観光地ではない-久遠寺17

奥の院のある場所から見た光景。

ちなみにロープウェイの途中でシカの親子を見つけて、お客さんのテンションは物凄く上がっていました(笑)。


ここは観光地ではない-久遠寺18

奥の院の入口。

ロープウェイで来るぐらいですから、本堂からの距離は相当離れています。

ロープウェイができるまえは一日がかりで上り下りせねばならず、当然、院を維持するために泊まり込みのひとたちがいたそうです。


ここは観光地ではない-久遠寺19

奥の奥の、思親閣。

ここまでくれば、御利益あるのか、それともやっぱりロープウェイなんかで来ちゃったら利益はもらえないのか……。

とにかく眺めはよかったです、はい。


ここは観光地ではない-久遠寺20

最後に。

三門に帰ってきたところで門前町の写真を。

この道の向こうまで全部門前町です。凄いです。


久遠寺はとにかくスケールの大きさが印象に残りました。

初っぱなの石段からしてすべてがそんな感じです。あるいは、初っぱながそんなだから刷り込まれているのかも(笑)。

大宗派ともなれば、純粋に信者も多いでしょうし、威厳を保たねばならない部分もあって、いい加減な物は作れないのでしょう。どうせ大仰な物を作るのならば、できる限り大仰にしてしまえという心理も働いているのかもしれません。

さて、山梨巡りはここまで。

8月15日後半からは静岡に向かいます。神奈川まで戻っていくルートです。

2013.8.14

日蓮宗の総本山、身延山の久遠寺参りは明日にして、今日は身延駅前の宿で一泊です。


ここは観光地ではない-身延1

たまたま駅前の駐車場で盆踊りをやっていました。お盆ですからね。


ここは観光地ではない-身延2

大々的な祭りではなく、ごく近所だけの小さなお祭りです。

露店も町内会がやっているようなもので、自分のような観光客以外はあらかじめ配られていたらしい券と好漢でかき氷とかを手に入れてました。


ここは観光地ではない-身延3

駅前駐車場といっても本当に猫の額程度の土地です。

たぶん、明確な由来とかも無い、夏でお盆だから盆踊りをするという、祭りをすることが目的の祭りでしょう。

ですが、こういうのが懐かしいと感じるのはどうしてでしょうね……?

明日は身延山に詣でます。