2013.8.15
身延山。
昨日から泊っている身延の街は面白い街です。
街並みを江戸時代頃の倉町風にしているんですね。
お土産物屋だけでなく、コンビニやコインランドリー、交番などもこんな感じの建物です。
街全体で「雰囲気」を守っているんですね。なかなか凄いことです。
そして、駅前からバスに乗ってやってきました身延山久遠寺。
なんと、バスが走り回るほど広い門前町を持った、日蓮宗の総本山です。
総門をバスでくぐってから久遠寺三門につくまでしばらくかかったときにはびっくりしました。
三門をくぐっても道はしばらくあります。
寺と一緒に保護されてきたであろう木々が高い。
山であることも相まって、さながら鬱蒼とした森のようです。
その森の奥にあるのが、この石階段。
287段もあるこの石段は、名所の一つになっています。
287段なんて、そこまでたいしたことない、富士山に登った自分には楽勝だぜ、なんて思っていたのは、正直舐めてました。
中間地点です、ぜいぜい。
けっこう辛いです。途中休み休みでないと身体が保ちません。
階段に座り込んで休憩です。休みすぎるとかえって動けなくなりそうですが。
それにしても樹の背が高い。樹齢どれくらいでしょうか?
そして、やっと登り着いた久遠寺本堂。
総本山だけあって、立派な塔もあります。
そして、久遠寺境内。
287段の石段から分かるように、山の中腹にあるにもかかわらずどでかいです。
何もかもスケールが大きいです。
……ええと、日蓮上人様? 大きければいいというものでもないと思いますよ?
これが祖師堂。
大きくて、造りも細かく、それでもきっちりと整備がされており、さすがに総本山といった風情です。
お金かかっているなあ、と思うのは自分が俗物だからでしょう……。
こっちは仏殿。
小さなお寺では省略されがちな各種お堂もきっちりあります。
もちろん、そんな大きな境内だから、池だってちゃんとあります。
カエルの置物が可愛い。
ずっと昔から手入れされている池なんでしょうか?
これは客殿。
それにしても境内内の道が広いです。
この空間の大きさが、スケールの大きさに繋がっていると思います。
でも、やっぱり、スケールが大きければいいというものではないと思います……。
境内の下に入れる階段。
なんのために造られたのでしょうか?
本格的なお寺には必須のものなんでしょうか?
なお、この日も暑く、ここらへんでは日差しを避けて休んでいる人がたくさんいました。
奥の院に行くロープウェイ。
昔は歩いて登っていたんだとか。
それだけでもひと修行です。大変でしたでしょうね。
奥の院のある場所から見た光景。
ちなみにロープウェイの途中でシカの親子を見つけて、お客さんのテンションは物凄く上がっていました(笑)。
奥の院の入口。
ロープウェイで来るぐらいですから、本堂からの距離は相当離れています。
ロープウェイができるまえは一日がかりで上り下りせねばならず、当然、院を維持するために泊まり込みのひとたちがいたそうです。
奥の奥の、思親閣。
ここまでくれば、御利益あるのか、それともやっぱりロープウェイなんかで来ちゃったら利益はもらえないのか……。
とにかく眺めはよかったです、はい。
最後に。
三門に帰ってきたところで門前町の写真を。
この道の向こうまで全部門前町です。凄いです。
久遠寺はとにかくスケールの大きさが印象に残りました。
初っぱなの石段からしてすべてがそんな感じです。あるいは、初っぱながそんなだから刷り込まれているのかも(笑)。
大宗派ともなれば、純粋に信者も多いでしょうし、威厳を保たねばならない部分もあって、いい加減な物は作れないのでしょう。どうせ大仰な物を作るのならば、できる限り大仰にしてしまえという心理も働いているのかもしれません。
さて、山梨巡りはここまで。
8月15日後半からは静岡に向かいます。神奈川まで戻っていくルートです。