教員の職務があまりにも忙しいことを理由に、部活の休養日を設けるなどの動きが広がっています。
これは各市町村に置かれている教育委員会ごとによって対応は異なるのですが、
休養日を設けるのは運動部だけである場合もあります。
運動部も確かに忙しく、顧問の先生だけではなく生徒側も疲弊した様子が見られます。
しかし問題なのは、運動部よりむしろ吹奏楽部の方である場合が多いといえます。
入試に重要な夏の間も、さらには入試の間際になっても練習が続く場合があり、
練習を休みたくても、多くの部員が一緒になって1つのものを作り上げるという吹奏楽の特性上、
なかなかそういいだすことが出来ず、言ったとしてもなるべく練習に参加することが求められることもあります。
この吹奏楽部の練習があまりにも多忙で、入試間際になっても練習が続いていることに、
誰かが声を上げてもいいのではないかとずっと思っているのですが、
なかなか上がってこないですね....。
ちなみに僕の娘も吹奏楽部に所属していました。
ですが、娘が所属していた吹奏楽部は珍しく練習が緩いところであり、
部活よりも勉強を優先しなさいという顧問でした。
まぁ、大会でよい賞を取るなどの実績は残してはいませんが、
娘をはじめ友達も、大学生になっても楽器を演奏していたり、音楽が好きだったりします。
部活ってその程度でいいんじゃないかと思うのです。