わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、
むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているのかが問題なのだ、
ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。
ヴィクトール・フランクル「夜と霧」より
訳 諸富祥彦
自分の使命を知りたいという人は多い。
でも、使命を知りたいと思う人は「待ち」の姿勢も強いことが多い。
人生が何かを与えてくれるのを待ちつづけ、与えてくれず、ちょっぴり不満な気分も持ちつつ。
人は、つい期待しがち。
何もしなくとも、ある日、何か良いことが起きて、シンデレラのようになることを。
でも、その期待を持つ限り、自分の人生がなんともつまらなく見えてくる。
待っている限り、
何も起こらないだろう、
自分の使命も見つからないだろう。
まずは、人生に期待せず、
人生が貴方に期待することを知ることが大切。
人生が現実という試練を通して貴方に期待するものは何かを自らに問いかけ実行しよう。
人生に変化を呼び込むためには、目の前の自分の人生に満足することが大切。
目の前が嫌なことばかりだとしたら、どうすれば満足がいくか?
一つ一つ、行動し、満足に近づくよう努力しよう。
一生懸命、目の前の困難に立ち向かい現実に不満が無くなった時、
人生の使命を知りたいと思わなくなった時、
皮肉にも人生の使命や生きる意義を貴方は知り、
それとともに、満足感・貴方に必要な豊かさを人生は貴方にくれる。
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