投影とは
自分の内側に存在するネガティブな性質や感情、欲求を、自分が持っているとは認めたくないが為に無意識的に「他の人や物がもっている」と他者に押し付ける心の働き。
なぜ、そのようなことを無意識にするかというと、それにより、自分の心を防衛することができるから。
フロイトの提唱した防衛機制の一つです。
具体例としては、常にポジティブな感情しか自分に許さない人が実はある人を大嫌いだとしても、自分が他人を嫌うという行為を認められないがゆえに
「あの人は、私を嫌っている」
と思い込む、とか、
「失礼なことをするので大嫌いな人がいる」として、実は本人も、その人同様に他人に失礼な行為をしているが自分では気づかず相手は自分の否定的な性質を映し出しているだけ、
とか。
(ただし、上記はネガティブな例だがポジティブな投影もある。)
人は、この投影を意外にも、よくしているものです。
なので、心についての本やスピリチュアル本にも、この投影という言葉は出てきます。
生きにくさや他人との争いは、こういった自分が無意識にしている行為から発生することが、ままあること。
心理学や心理占星術は自分を客観視させてくれる良いツール、
ぜひ、よりよく生きる為に使いこなし生きたいものですね。
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