昨日の記事で、
トランプ前大統領のことについて書いた。
その中での紹介した過去記事で、
アメリカのトランプ大統領は、自信がないから、つねに、まわりに自分の凄さを証明し続けなくてはいけなかった人なのではないでしょうか?
と書いた。
なんで、こんなことを書いたかというと当時、彼のホロスコープを読んでいて、そう感じたから。
ということで、以前に適職占星術的にトランプ氏の才能について書いたので、
今回はトランプ氏のホロスコープで心理占星術的に読み解こう。
まず最初に目立つのは、太陽と月のオポジション(180度)。
これは生まれた時に父親と母親の仲が、あまり良くなかった可能性がある配置(全てがというわけではない)。
もしそうでなくとも、人生の方向性・才能と自分の好きなことが180度違うので葛藤を抱えがち。
そして、さらに太陽は天王星とコンジャンクション。
これは、もしかしたら父親の個性が独特なものだったり、独立的なパーソナリティ、態度を変えやすい人だったりする可能性も表す。
そして天王星は月と180度の関係なので、母親も個性的、態度を変えやすい人だったりして、トランプ氏は幼少時に母親との距離があり孤独を感じた可能性もある。
そんなことからなのか?
太陽と月に対して、火星が触れて、しかも火星は12ハウス、
なので、本人には自覚しにくい形で両親に対する怒りがある可能性がある。
まあ、アセンダントとコンジャンクションしている状態だから、いたって好戦的なのは本人も後述するように自覚しているけど、まさか、それが両親との関係性から起因しているとは知っているのだろうか?
しかもアセンダントは獅子座だから王者の風格、言い換えると傲岸不遜、
ただ、ほとんど乙女座なので、他人の役に立とうするところもあるので、大統領になったのかも。
(彼は請われて大統領選にでたらしい。)
話を戻し、親に対しての気持ちが読み取れる兆候は、他にも色々ある、
けど、上記のことからだけでも、トランプ氏は親に対して、色々と複雑な感情を抱いて育ったのではないか?
そう考え、
親が自分を見てくれていない→親の愛情の飢餓感→自尊心の欠如→親の目を引く行動→目立ちたがりやになった、
と考えた。
実際、トランプ氏は少年時代に素行が悪く、その為に学校を変わったという。
素行の悪さは親への不満があったのかも知れない、
そして、繰り返しになるが、目立つのが好き(これは本人自身も言及)な性格も、典型的な子供時代に親との関係性で満たされず承認欲求ご過剰にある人の特徴と言えそう。
彼の少年期を3ハウスで考えると、支配星の金星の状態が金星と土星のコンジャンクションで、愛情に関して欠乏感を感じていた可能性がある。
という理由から素行が悪く喧嘩ばかりした少年期だったのかもしれない。
そう考えると、お金持ちの息子に生まれても全てが満たされる、というわけでないと改めて感じ、
お金と縁のない私からすると、ちょっとホッとしたりして。
(妬みか?)
けど、トランプ大統領の凄いところは、太陽と月のオポジション(180度)、
それは両親の不仲な家庭で育った事から感じたジレンマの可能性とも読め、
しかも、その太陽と月が10ハウスと4ハウスにあって、
本当は不動産の仕事が好き、でも社会のトップに立つ能力があり、自分のビジネスだけにとどまれない状態、
といった事を統合して、
しまいには4ハウスの月を「自分の国を守るために生きたい」ということに転化したこと。
しかも、ここで彼の少年時代に培われたケンカ慣れした態度、
(これは本人がケンカ好きと発言しただけでなく、何かの記事で彼はケンカ慣れしていると読んだ事がある)
親から引き継いだ他人と距離を保つ態度、
これらがディープステートと距離を置き、ディープステートを排除しようとして対抗する事に活きている!
(金持ちなのにディープステートに取り込まれないのは、この性格が活きているからだろう。)
それこそ、自分の能力を活かし高い次元にまで持っていき花開かせた見本のような人。
見かけは下品で目立ちたがりやだけど。
トランプ氏は反省はしない、という。
そんな時間があったら彼は先に進むのだろう。
それこそ、ニューヨークの悪ガキが国のトップになったエネルギーの元かもね。
改めて、
親子関係の悩みはうまく使うと大きな力になる、
そんなことを証明できる心理占星術って良いな~と感じる心理占星術 虹の花りえこ でした。
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