沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」具志堅さん
久々のブログUPです。
今朝の新聞を見て、どうしても書かなきゃ！そんな気持ちになりました。
先日、舞台でもお世話になった「１フィート運動の会」の藤澤さんにご紹介いただき、
かねてからお会いしたかった沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の
具志堅隆松さんとお話するチャンスをいただきました。
＜ガマフヤー事務所にて爆弾の破片を観察している具志堅さん（奥）と藤澤さん＞
3人で5時間くらいお話したでしょうか。
トーク内容は沖縄戦のコトだけ、です。ずーーーーっと話しても話しても話し足りない。
＜骨についても詳しいけれど、
爆弾さえも破片を見たら何の爆弾か即答できる具志堅さん＞
戦争で働き手の父親を亡くした母親たちは、戦後、一家を支えるため、
どれだけの苦労を強いられたのだろう。
＜日本兵が持っていたのだろう。指の大きさほどのポケット観音様。
「こんなの持ってたってことは、本当は死にたくなかったんだろうな」と具志堅さん＞
戦争で一番苦労させられ涙したのは女や子どもたち。
せめて愛する人の遺骨くらい帰って来て欲しいのに、国は遺骨の鑑定をしてこなかった。
＜珍しい五銭玉の千人針。弾避けとしておなかに巻き付けられていた。
「帰ってきて」女たちの想いが幾重にも巻き付けられた糸からあふれている＞
具志堅さんは時々、とてもつらそうに、
奥歯をかみしめて涙をこらえるような表情で話してくれた。
完全なボランティアで、おそらく私財をなげうって、
もう10年以上も毎週末のように遺骨収集をし続けている。
何のために…？
沖縄戦を忘れないために。
国家が国民を戦死させたという罪を忘れないために。
そして沖縄戦で亡くなった20万人余りの人々の供養のために。
お会いしたとき、国から遺骨のDNA鑑定の許可が出て、
これで遺族の元に遺骨を還せると喜んでいた具志堅さん。
ただし、遺族が生きているうちに検体してくれなければどうにもらならい。
これからの3年で何とか集めなければ。
内地の遺族にも検体してもらえるよう、要請してゆきたいとのことでした。
戦後66年。遺族も年を取ってゆきます。
10月からは運玉森での遺骨収集がスタート。
具志堅さんたちボランティア・スタッフが掘り出してあげた遺骨が
一人でも多くの遺族のもとに帰れますよう。
光に帰れますよう。
祈りながら、具志堅さんの『論壇』をそのまま打ち直します。
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2011年10月13日 沖縄タイムス『論壇』
沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表、那覇市、57歳 具志堅隆松
66年前に起きた沖縄戦はこの小さな島で20万人余の戦死者を出し、住民にとっては4人に1人が殺されるという災厄をもたらしました。戦争が終了して地下から掘り出される戦死者の遺骨はほとんどが身元を判明することができず、待ちわびる遺族のもとへ帰ることができませんでした。
しかし今年になってこの状況が激変しました。遺骨の歯のDNA検査によって身元の判明ができて家族のもとへ帰れた遺骨が初めて出たのです。この事実を受けて私たちは7月7日に厚生労働省を訪ね、「これから出てくる戦没者の遺骨で歯がある遺骨は全部DNA検査をしてください」という要請をしました。国からの答えは「戦没者の遺骨の身元を特定して遺族の元へ帰すため沖縄戦没者の遺骨を全部DNA鑑定します」という期待以上の回答でした。
この回答は沖縄戦で身内を失った遺族にとっては画期的なものです。なぜならせっかく堀ださあれ手も誰なのかが分からず遺族の元へ帰れなかった遺骨がこれからは帰れるかもしれないのです。それはDNA鑑定によって身元を判定することができるからです。そのためには遺族の身体からも照合のために検体を提出してもらう必要があります。方法は簡単です。口の中の粘膜を綿棒でふき取って提出すればよいのです。
私たち「ガマフヤー」はこれからDNA鑑定への讃歌を沖縄戦遺族と県民に呼びかけます。高齢の遺族に周知してもらうには周りの県民の協力が必要です。国や県もDNA鑑定の実施に向けて役所として動くのでしょうが、大事なことは沖縄戦の被害者である県民が起きな戦を自分たちの歴史として主体的にかかわることです。沖縄戦を風化させないで次世代へ継承するためにも、そしてわれわれ県民が戦没者の遺骨を家族の元へ帰そうという思いが20万人余の戦没者の供養になると思うからです。
戦後この方、国民が戦没者の遺骨の帰宅を国に要求したなかったのは決して国民を戦死させた国家の罪を免罪したわけではないのです。当時、国がやったことは家族の中の働き手である父親や息子を呼び出して戦地へ送って戦死させて、その遺骨を家族の元へ帰していないのが現在の状況です。住民の戦死に至っては本来戦闘に巻き込まれてはいけないのですが日本軍は守るどころか食糧を奪い「鉄の暴風」の中に追い出してしまいました。
国には帰す責任があります。
たとえどれだけ費用と時間がかかろうが、国家が国民を戦死させるということがどれだけ重大なことか国家も国民も認識すべきです。
フォトコレ☆vol.2
mas36ブログ、もう見ていただけましたか？
垣花みゆきさんが撮ってくださった素晴らしい写真が、
ストーリーを追いかけるようにしてたくさん掲載されています。
舞台を観に来れなかった方が見たら、後悔しまくりかもしれないです。
みゆきさーーん！今年も良い写真、本当にありがとうございます。
さてさて、今回はみゆきさんが撮ってくださった『舞台裏』のフォトコレをお届けします。
出演者のメイクや様々なお手伝いをしに、
那覇青少年舞台プログラム「なは群星の会」の皆さん、
そしてプログラム出身の卒業生が来てくれました！！
去年に引き続き映像を担当してくださった石山秀樹さんの姿もありますね♪
メイクの糸数美智子さん、ニイナ役・愛さんのメイクアップ中。
群星の会・島袋幸子さんも去年に引き続き、お手伝いに来てくださいました～
同じく群星の会・新垣さんも針仕事からメイクまで、応援、ありがとうございます！
卒業生メンバーもメイクのお手伝い。
バッチリ極太眉＆目張りもしっかり入りました！
彼らを無事ステージに送り出した後は、一仕事終えたぞ～って感じの満足感と
ホッと一息な安心気が漂っておりますね。
でーじお疲れ様です！
メイクから衣装に至るまで、今年も完璧なアシストをしてくださったヘンちゃんネーネー！
群星の会の皆さんも、心から裏方のお仕事を楽しんでくださって、
それが本当にうれしくありがたいです。
来年もまた一緒にお仕事したいなぁ～
そのためにも今からスポンサー探し、しなくちゃ☆
舞台がはねて、宮古の超イケメン♪下地勇さんがねぎらいの2ショット写真！
おふたりに感謝☆
大勢の裏方さんがいて、はじめて表舞台が作られる。
舞台監督さん、照明さんや音響さんなどすべて入れると
総勢40名くらいのスタッフが今回の舞台を支えてくれました。
本当にお疲れ様でした。そして心からありがとうございます！！！
あった ゆういち☆さん
ニイナとオジィの物語の中で、狂言回し的役割をしている
「すごいイケメン」という設定の『ある男』。
誰にやってもらおうか？考えあぐねていたところ、
演出家の田原先生が「すごいイケメン」ということで連れてきてくださったのが
あった ゆういちさん！
おっと！もとい！
こちら！
「ある男」の声を演じてくださった、あった ゆういちさん。
確かに声も顔もイケメン
「ある男」を演じるあったさんは、でーじクールでちょっぴり怖かったけど、
実際のあったさんは
メチャお茶目…
稽古場でも出演者と本気で遊んでいたので、ときどき大人であることを忘れて、
あったくん！そのゴミ捨てといて！
そんな指示を飛ばしてしまいそうでした。
あったさんも他の出演者同様、「ニイナとオジィ」が赤字舞台であること、
主旨に賛同してくださり、
ギャラも取らず、毎日稽古に来て「イケメン声」と「笑い声」を発してくださいました。
あったさんのチャーミングな笑顔に皆、癒されてましたよ☆
「イケメン声」
あったさんとは、FM沖縄『サンデーフラッシュ』（日曜あさ8時～9時）でお耳にかかれます♪
http://blog.fmokinawa.co.jp/morningview/030sunday/
あったさん、でーじにふぇーでーびる☆
高秀子さん☆
まだ6月というのにセミが鳴きはじめましたね…
アチコーコーな夏到来です☆
さて
今年はたくさんのミュージシャンに出演していただくということで、
1度きりの公演ではもったいないし、学生さんに見てもらいたいという想いがあったので、
1000円にてゲネプロ公演を行いました。
告知が遅かったにもかかわらず、たくさんの学生さんに観に来ていただき
本当にありがとうございました！
写真↓は公開ゲネプロ後の舞台あいさつ。
司会をしてくださったのはFM沖縄「MORNIG VIEW」でおなじみ高秀子さん
http://blog.fmokinawa.co.jp/morningview/
今朝も聴きましたよっ！！
いや～～高さん、すごいです。
長い間、慰霊の日の音楽イベントや様々な活動をされてきているだけに
ほとんど打ち合わせもしていないのに、
ミュージシャンの方々への質問やコメントも的確で素晴らしく、司会進行にも安定感があり、
惚れ惚れしました
高さんとは
月～金あさ7：30～9：00「MORNING VIEW」（fm沖縄）でお耳にかかれますよ☆
普通、ラジオ番組は放送作家がいて、作家が書いた原稿を読むのですが、
この番組ではパーソナリティ自身が新聞をめくり、ネットをチェックして、
たくさんの情報の中からピックアップした情報を、わかりやすくまとめてくれているので、
よく咀嚼されていて聴きごたえがあります！頭がよくなる番組です☆
高秀子さん
突然の依頼にもかかわらず、快く司会をお引き受けくださって、本当にありがとうございました！
フォトコレ☆Vol.1
今年も垣花みゆきさんが素晴らしい写真を撮ってくださいました！
フォトコレクション第一弾をお届けいたします☆
金城秀平
照屋理子
玉那覇愛
mas36 砂川政秀
下地勇さん
新良幸人ニーニー
池田卓さん＆てっちゃん
Niinaさん
mas36のブログでもきっとたくさんアップされると思いますので、そちらもぜひぜひチェケラしてくださいね☆