薬と毒5.【お酒とタバコは二十歳から】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

僕は酒が大好きです日本酒音譜
以前はビール一辺倒でしたが、
今や日本酒とワインの虜になってしまいましたかお*m
飲む理由は「美味しい」からです。
「酔いたい」という気持ちは全くありません。

知っての通り、アルコール飲料を未成年が飲むと犯罪になりますだめ
これは、まさに、法律による薬物の規制に他なりません。
百薬の長といわれるだけあり、
アルコールは立派なドラッグなのです。 

実際、アルコールには、様々な薬理作用があります。
体を温める、血流を増やす、痛みを緩和する、などの作用があり、
何と、脳卒中の予防にもなるそうです。 
しかし、同時に厄介な副作用があります。
最も問題なのは『酔っぱらう』事ですもやもや
アルコールは脳を麻痺させ、
肉体と精神の働きを著しく低下させますした
それが、交通事故や暴力事件の原因になる事は、
誰もが知るところでしょう。
適量を超えて飲み続ければ、依存症にもなり、
実生活に支障をきたすばかりか、
肝臓を壊して命を落とす事さえあります。
さらに強度の依存症になると、
手足の痙攣、幻覚や幻聴などの禁断症状が現れてきますこわい

ご存知の方もいると思いますが、イスラム教圏では、
アルコール飲料を違法にしている国がたくさんあります。
特にサウジアラビアの罰則は厳しく、
所持を見付かると、鞭打ちの刑に処されてしまうそうですカミナリ
過去の歴史を見ても、精神に悪影響を及ぼすアルコールは、
様々な宗教において禁忌とされてきました。
何しろ、アルコールには
人間の精神を狂わせるリスクがある訳ですから、
禁ずる国があるのも、至極当たり前だといえます。

タバコのニコチンも立派なドラッグです。
ニコチンには、精神を落ち着かせる作用があります。
依存性においては覚せい剤と同等ですが、
禁断症状は『イライラ』する程度なので、
特に害はないと思われます。
アルコールのように事故や犯罪を起こすリスクもありませんOK

タバコで問題となる副作用は、血流の低下と肺の機能障害です。

特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は厄介で、

一度かかると完治しないといわれています。

ただ、肺癌との関連性は、未だはっきりしていません。
個人的には、自動車の排気ガスの方が遥かに有害な気がします。
ただ、タバコの煙が体に悪い事は確かなので、
自身の健康と周囲への配慮は必要でしょう。

近年、世間ではタバコの規制が激しさを増しています禁煙
今や、多くの飲食店が全席禁煙となり、
タバコ自体の料金も上がり続けています。
僕自身、タバコの煙は迷惑ですが、
喫煙者に対する昨今の扱いを見ると、気の毒に思えてなりません汗

個人的には、アルコールが合法である事に、

大きな違和感があります。
アルコールは、人の精神を凶暴にします。
現に、飲酒による暴行や傷害、殺人などの事件は日常茶飯事で、
飲酒運転による死亡事故も後を絶たない状況ですあせる
巷では酒乱の家族による家庭内暴力で苦しんでいる人も多く、
酒席でも、酒癖の悪い人が
周囲に多大な迷惑を掛ける場面が多々見られます。

以上のような事態は、覚せい剤や麻薬では見られません。
禁断症状が出れば、幻覚や被害妄想などによる

犯罪も起こり得ますが、それはアルコール依存症でも同様です。
こう考えると、合法と違法の区別に疑問が湧いてきますわからない

アルコールが合法で、覚せい剤が違法である理由の1つは、
それぞれの薬理作用と、依存性の強さにあります。
覚せい剤は、薬が切れた時に激しい疲労感に教われ、
しかも、それが丸一日以上に及びます。
これでは、正常な社会活動を営むのが極めて困難です。
一方、麻薬は、中毒になると廃人となるので、
即、社会活動を営めなくなります。
つまり、覚せい剤や麻薬が合法化されたら、
人間社会が機能しなくなってしまう訳ですね汗
一方、アルコールは、酔いが覚めれば普通に仕事が出来ます。
また、合法の割には依存性の人が多くありません。
タバコも同じです。
大概の人は、適度に楽しみながら普通に仕事をこなせており、
特に問題なく社会生活を営めていますOK

以上から、薬物の規制を決める基準には、
経済活動への影響が関係している事が解りますお札お札
どうやら、金儲けに支障がなければ、
多少の暴力や事件や事故は問題ではない、
…という恣意がありそうです。

もう1つの理由は税金ですTAX
知っての通り、酒とタバコには、

かなり高比率の税金が掛けられていますあせる
これが、国家にとって大きな税収源になっているのは明らかです。

酒やタバコの健康被害は、
覚せい剤や麻薬に比べると微々たるものです。
摂取量が多ければ、
中高年になってから生活習慣病にかかるリスクが上がりますが、
それが即、命に関わるという訳ではありません。
実際、多くの愛好者たちは、長年に渡って摂取し続けています。
その分、安定した税収が得られる訳ですね。

以上を読んで、疑問や不信感を抱いた人も多いと思います。
薬物の法規制には、このように隠された背景があったのです。
まさに、国家や行政が、

我々に真実を伝えていないという現実が明らかになってきましたむかっ

お酒の飲み過ぎやタバコの吸い過ぎが
健康に悪いのはいうまでもありませんが、
医薬品にも同じ事がいえます。
あらゆる薬物には副作用があり、長年服用すれば、
禁止薬物並みの健康被害を及ぼす場合も多々あります。
特に、病院から何種類も処方を受けている方はご注意ください。

 

付随記事「大麻について」